ブックマーク / dailyportalz.jp (82)

  • イタリアの持ち運べるエスプレッソ、ポケットコーヒーを飲んでみた

    趣味材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえてべるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:ナポリのジェノベーゼは当に茶色いのかを確かめたい > 個人サイト 私的標 趣味の製麺 イタリアのコーヒーは小さい イタリアのコーヒーはすごく小さい。「少ない」というよりも「小さい」という形容詞が似合うサイズ感。 あれはカッフェっていうんですかね。あるいはエスプレッソか。ドリップではなく、蒸気で一気に押し出すスタイル。 カウンターには砂糖が山盛り。 噂には聞いていたけど、当に小さくて、そして超濃い。大さじ二杯くらいの液量に、普通に一杯分の豆成分が入っているイメージ。 それに砂糖を1~2袋溶かして、クイっと飲むのがイタリア流なんですかね。濃いだけじゃなくて甘いのがポイント。無糖で飲む人もいるんでしょうけど。 このサイズ感、伝わ

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    ooucada
    ooucada 2023/10/30
  • 保存版!使っている専門通販サイト

    1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまいべものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:捨てられない器(うつわ) > 個人サイト webやぎの目 ハレパネ・パネルデポ いちどサブロク(1800mm x 600mm)のボードを電車で運んでいるとき、ホームの風圧で煽られて線路に落ちそうになった。大きな板を手で運んじゃだめ!タクシーにも乗らないし。 そういうときはネットで注文しよう。

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  • HARIOが発売している蒸留器「ハーブウォーターメーカー」を使ってみた

    耐熱ガラスメーカーのHARIO(由来が「玻璃王(ガラスの王)」と知っていただろうか?)が製造・販売している蒸留器「ハーブウォーターメーカー」。水蒸気蒸留が手軽にできるとのことで、さっそく試してみた。 1921年創業の耐熱ガラスメーカー・HARIO。カフェ等の専門器具から、ホームセンター等で買える器まで幅広く販売しているが、こんなニッチな製品を扱っていることをご存知だろうか。 ハーブウォーターメーカー。 なんだこれは?と思われるだろうが、水蒸気蒸留用の蒸留器だ。 中にはガラスの器具一式と、ハーブウォーター(蒸留によって得られた芳香蒸留水)の保存をするためのフラスコ、親切に加熱用キャンドルまで入っている。 筆者は以前、ホームセンターにある器具を使って簡易蒸留器を作ったことがあるが、その物(物?)がこれだ。 一般的な水蒸気蒸留の装置は「中型犬くらいあるな」という感じの巨大なステンレス鍋であ

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    ooucada 2023/01/24
  • さわやかを待っている間にさわやかに行く

    1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:鶏の丸焼きをべてみたい 受付終了のお知らせ 自宅から行くのに御殿場にある「御殿場プレミアム・アウトレット」内のさわやかが一番、近いようだ。直行バスも神奈川県内や都内などから出ているようで、車を持っていなくても行きやすい。 自分は相模大野から行きました。相模大野はラーメン二郎があるので良い場所です。 モール内のいたるところから富士山が見られる。どこでも富士山状態。 ラジオやテレビで宣伝をしているのは聞いたことがあったが実際に来るのははじめてだ。いろいろなお店が建ち並び、中には高級店がある。高級店にてちゅうちょなく入って行く人、おれもちゅうちょなくお店に入れるようになりたい。 ハーゲンダッツのお店をはじめてみた。

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  • 奥多摩のラスボス、和名倉山に登った

    東京の西に奥多摩という山域があり、個人的に好きなのでずいぶん歩いてきた。メジャーな山はだいたい登ったのだけど、それでもまだ登れていない山があった。 和名倉山(白石山)。 アクセスが悪く、どこから登っても山頂は遠く、道も奥多摩にしては荒れている。 あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松です。 1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコべ比べ」「30日間マクドナルド生活」の2冊。買ってくだされ。(動画インタビュー) 前の記事:サルミアッキと愉快な仲間たち(デジタルリマスター) > 個人サイト keiziweb DIY GPS 速攻乗換案内 奥多摩はけっこ

    奥多摩のラスボス、和名倉山に登った
  • 西五反田・アクリル越しにトンネルをのぞける歩道橋

    1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:駐車場に鉄塔が建っている寿司屋 > 個人サイト 右脳TV 場所は東急目黒線の武蔵小山駅と不動前駅のあいだ。 武蔵小山駅は地下にあって、不動前駅は地上にある。電車は不動前駅の手前で地上に出てくるのだけど、その直前に設けられた「西五反田歩道橋」が今回の絶景である。 左側の高い塀の向こうが東急目黒線のトンネル。写真奥に不動前駅がある。奥のほうをアップにすると…… 白い屋根をまたぐ歩道橋が見えますか。これが「西五反田歩道橋」です。 電車は地下を抜けた後、100メートルくらい白い屋根のトンネルを通って、そのあと地上に出てくる。 別にすぐ地上に出てもいいのになんで白い屋根があるんだろ。急に外に出るとまぶしいのか

    西五反田・アクリル越しにトンネルをのぞける歩道橋
  • 仙台は暗渠の立体交差とへくり沢がアツい

    1992年東京生まれ。普段は商品についてくるオマケとかを考えている会社員。好きなべ物はちくわです。最近子どもが生まれたので「人間ってすごい」と気で感じています。(動画インタビュー) 前の記事:碑文谷公園の池に浮かぶ小屋は動物園の名残 > 個人サイト 日和見びより 自然の川と人工の用水の立体交差 仙台の街の南側には広瀬川という川が流れているが、この川かなりぐにゃぐにゃと曲がっている。それ故か地面を削りまくっており、川の両側には崖が形成されている。 仙台城は城下町から広瀬川を挟んだ高台の上に築城されており、広瀬川が天然の堀として機能する場所を選んで建てられた格好だ。 国土地理院電子国土基図、色別標高図を元に作成 城としては最高の立地だが城下町側に目を向けると、洪水は起こりにくいが水を確保するのが難しい。そんなわけで城下町全体(上の地図の黄色く塗ったあたり)に網の目のように張り巡らされたの

    仙台は暗渠の立体交差とへくり沢がアツい
  • クリスマス用にドライフラワーを仕込むなら今!

    花屋では、ドライフラワーがこれからの時期によく売れる。 それはハロウィンのデコレーションのためであったり、クリスマスリース、時にはお正月飾りまで。家で仕込むなら、今から始めておくくらいがちょうどいい。 シンプルな花束を作った。 デイリーポータルZの、他の企画のため準備したものなので、そのうち見かけることがあるかもしれない。あのときのあれかあ、くらいに気づいていただけたら嬉しい。 さて、この花束を飾り始めてから、一週間ほど経ったいまの姿がこちらである。 ちょっとしおしおしてきた。 バラはもう少し咲けそうだが、ユーカリの先端に元気がない。 ユーカリとはこの葉っぱ。花屋さんの中には、「他の花と一緒に水にいけると、ユーカリはすぐに弱る」という人もいる。 今日はこれらの花をドライフラワーにするための、仕込みをしようと思う。 なぜなら、これから年末にかけての筆者は"こう"だから。 元花屋だから、リース

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  • 【直火もいけちゃう】インドの理化学用グラスメーカー、BOROSILのグラスが美しい

    想像してみてほしい。 あなたの家、まさにそのテーブルの上に、シンプルで美しいグラスがあることを。そのグラスにお湯を注いでお茶を飲み、電子レンジで温めなおすその時を。 以前「短い記事」だったこのコーナーが、「ちょっと聞いてよ」という名前に変わったことにお気づきだろうか。 どうやらこの場所は、我々ライターが「ちょっと聞いてほしいこと」を書いてもいい場になったらしい。それならばまさに今、聞いてほしいことがある。 BOROSIL(ボロシル)社の、VISION GLASS。 筆者は自他共に認めるグラス収集家だ。 いま現在、飲み物用のグラスだけで70個ほどを持っており、さらに昨日注文した10個ほどのグラスが近日中に届く。念の為言っておくが筆者の口はひとつである。 その中でも、このグラスがあまりにもいい。 これはインドの理化学用グラスメーカー、BOROSIL社のVISION GLASSという製品。ムンバ

    【直火もいけちゃう】インドの理化学用グラスメーカー、BOROSILのグラスが美しい
  • 餃子に酢醤油を注射器で注入してから食べると美味しい

    1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:日に古くから生息するニホンミツバチを探す > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 調味料は流れ落ちる 美味しく料理べるには調味料が欠かせない。調味料をべたいから、その料理べるまであると思う。調味料の力は偉大で、その料理をさらに美味しく輝かせてくれる。だからこそ、効率よく調味料を料理に絡ませたいと考えてしまう。 餃子に酢醤油(とラー油) たとえば餃子には酢醤油とラー油を混ぜたものを付ける。しかし、経験はないだろうか。思っていたほど酢醤油の味がしないぞ、と。餃子の表面はツルツルなのだ。調味料を受け入れないぞ、という餃子側の強い意志を感じる。 餃子に酢醤油をつけても、 基流れ落ちる! 馴染まない、流れ落

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    ooucada 2022/05/27
  • 専門家と街の接着剤を見て歩く

    パッと見える視界の中に絶対とは言えないまでもほぼ確実に存在するものがある。空気や水、都市においては接着剤もその一つだろう。専門家と一緒に街を歩くシリーズ、なんと今日は接着と接着剤を見て歩くのである。 50年接着剤メーカーにいる専門家と歩く 今回一緒に渋谷を歩いてくれる木村修司さんは接着剤メーカー・セメダイン勤続50年超の最古参社員だそう。検索をすると「接着剤博士」という異名まで出てくる。 接着剤について聞くうえではうってつけの方である。 一方、不安もある。街の接着剤を見ると言ってもそんなに話すことがあるのだろうか。違いが微妙すぎやしないか。だが聞いてみるとおもしろい話がたくさんあった。 セメダインの木村修司さん(左)デイリーポータルZ林雄司(右) ビルのガラスは接着剤でついている 渋谷の駅前からスタートです 林:たとえばこの景色で接着剤使ってるところって考えると…。 木村:いっぱいあります

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    ooucada 2022/05/25
  • 世界一おいしいジャムを買ったよ

    1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:万世のサンドイッチの箱がエンタメ

    世界一おいしいジャムを買ったよ
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    ooucada 2022/03/16
  • クラフトジンジャーエール、クラフトコーラときたら、こちらは「クラフトトニックウォーター」だ。

    クラフト○○系のドリンクが流行している。 クラフトジンジャーエールに始まり、最近は大手メーカーがクラフトコーラを発売した。 結局「クラフト」ってなんだっけ?原点に立ち返って、オリジナルの「クラフトトニックウォーター」をつくってみた。 2022年1月、三ツ矢サイダーをつくっているアサヒ飲料が「三ツ矢クラフトコーラ」を発売した。 筆者も1買ってみました クラフトビールの流行から、クラフトジンジャーエールが話題になり、ついにはクラフトコーラである。コカ・コーラのイメージが強すぎて、「コーラのクラフトってなに?」と驚いた方も多いだろう。 しかし思うのだ。 「クラフト」がいいなら、筆者だってクラフトできるぞ…!と。 クラフトドリンクについての明確な定義は存在していないが、ふんわり「素材にこだわったオリジナルレシピ」とか、「手作業でつくった希少性のある」とかの意味でつけられることが多い。それなら個人

    クラフトジンジャーエール、クラフトコーラときたら、こちらは「クラフトトニックウォーター」だ。
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    ooucada 2022/02/15
    この方の記事はいつもめちゃくちゃ刺さる。面白い。
  • 辞典を通読した人に「辞典を通読して何が面白いの?」か、聞く

    国語辞典、英和辞典、漢和辞典、辞典はいろいろあるけれど、辞典を通読するという人は、なかなかいない。 あんな分厚い、字だらけの、しかも、ストーリーも起承転結もなく、言葉の解説が羅列されているだけじゃないか、読めるわけないだろ。と、お怒りの向きもおありかと存じますが、実際に何冊か通読したことがあるという人に、なにが面白いのか、聞いてみた。 国語辞典マニアと言語学マニアに話を聞きました 斯く言うぼくも、国語辞典、漢和辞典を家に5、60冊ほどしか持っていないが、さすがに通読したものはない。そもそも、辞書って通読して楽しむために作られていない。そんなものを通読したということは、いったいどういうことなのか。 今回、辞典を通読したという、国語辞典マニアの稲川さん、言語学オタクの水野さんに来ていただいた。 右手前・水野さん、左奥・稲川さん。デイリーポータルZ編集者の古賀さん、筆者がいます 普段、稲川さん

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    ooucada 2021/12/09
    ゆる言語ラジオの人だ!水野さん
  • はじめての干し柿&柿とほうじ茶のなんかおいしいやつ

    地元の友人から、渋柿を送ってもらった。 購入すると意外と高い干し柿を、自宅で仕込んでみよう。ついでに熟れてどうしようもない甘い柿もどうにかしよう。 柿が好きだ。いちばん好きなフルーツは何かと訊かれたら、柿か梨かで悩んで答えられない。「干し柿」という存在を鑑みて、やや柿が優勢かもしれない。 以前宮城県の田舎に住んでいたときは、「干し柿なんて友達のおばあちゃんが勝手にくれるもの」くらいに思っていたが、関東に来てからはスーパーで売られる値段に驚いた。しっかり高級品ではないか。 地元の山奥に住む友人にその話をしたところ、「家に大量に渋柿なってるけど、送ろうか?」と提案してくれた。そうか。そういえば干し柿って、家庭で作れるのだ。 さっそく友人が送ってくれた柿は、大きな段ボール1箱ぶんもあった。 干し柿有志の友人たちと分け合い、筆者の担当は15個ほど。 柿を干すのははじめてだが、インターネットに情報を

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  • キリギリスでもコオロギでもない!「ヤンバルクロギリス」がカッコいい

    いよいよ格的に秋だ。 いかに沖縄といえど、日が落ちれば肌寒さを覚える。 南国の森からも生物たちの息遣いがいくらか聴こえづらくなってきたこの頃である。 だが、この季節の沖縄だからこそ出会える素敵な大型昆虫がいる。 その名も「ヤンバルクロギリス」だ。 V6と同年にデビュー ヤンバルクロギリスの生息地は世界でも沖縄島にしか生息していない。 さらに言えば、その小さな沖縄島の中でも北部エリアに広がる山林地帯、通称「やんばる」にしか分布しないというレアモノぶりである。 ある日、何かの拍子にやんばるの森が消えてしまったら、ヤンバルクロギリスは地球上から姿を消すことになる。極端な話だが。 原生の自然を残すやんばるの森 ところで、こうしたある地域にしか分布していない生物のことを当該地域における「固有種」という。 やんばるといえば今年2021年には西表島や奄美諸島と併せてUNESCOが定めるところの世界

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  • ドイツ式のイカダに乗りに行ったら、帰れなくなるところだった

    1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:デンマークからスウェーデンへは深夜2時でも帰れる > 個人サイト words and pictures 夏だ!湖だ!イカダだ! ベルリンの夏の風物詩といえば、湖水浴である。 ベルリンや近郊のブランデンブルク州には数えきれないほどの湖がある。海よりも手頃に遊びに行けるため、天気の良い週末などは湖に人が殺到する。 Auch in Brandenburg sieht es mit der Qualität der Seen ganz gut aus. Aber: Nicht empfohlen wird das Baden bei Werder, Caputh und Ferch https://t.co/DzLUIlOVaj pic.twitter.com/

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  • みんなYouTubeでなに見てるの?

    テレワークになって人と会わなくなって、「あの動画見た?」みたいなどうでもいい会話をしなくなった。 そこまでカジュアルだとチャットでもなかなか送りにくい。 そこで真正面からデイリーのライターになにを見ているのか聞いてみました。 (編集とコメント:林雄司)

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    ooucada 2021/06/21
  • 電車の車窓フィルターでファンタジーを旅する

    ドライブも散歩も好きだが電車の旅がいっとう好きだ。 ぼんやりしているだけでずっと遠くに行けるのは宇宙船のワープみたいだと未だにしみじみ不思議に思うし、もたれかかったドアの窓の外に景色が流れていくのはいつまでも見飽きない。 そうだ、電車旅のよさというのはあの角が丸い窓がついたドアとセットなのではないか。 きっかけは「電車の扉の向こうがお布団だったらいいのにな」 そもそもは旅をするどころか、いち早く家に帰りたいという強い念がきっかけだった。 筆者は毎日往復3時間電車に乗って通勤している。 電車旅は大好きだけれども、しょぼしょぼの目とペコペコのお腹を抱えた会社帰りとなると話は別だ。さらに駅から家までは徒歩15分。最寄駅に着く頃には、もう一歩も歩きたくないと座席にずぶずぶ沈んでいる。 「電車の扉の向こうがお布団だったらいいのにな」 自宅の前にバス停を作るよりもさらに難易度が高そうな願いだが、それで

    電車の車窓フィルターでファンタジーを旅する
  • 「たべられません」を作った会社に「そもそもこれはなにか」を聞く

    1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:落とし穴も罰ゲームも!テレビで見かける「あの装置」の裏側を聞いた > 個人サイト 右脳TV 酸素が悪さをするなら、酸素をなくせばいいじゃない その会社とは三菱ガス化学株式会社。「たべられません」の脱酸素剤を、世界で初めて実用化した会社だ。商品名を「エージレス」という。 こちらが「エージレス」のラインナップ(一部)。見たことあるでしょう? 取材に応じていただいた、脱酸素剤事業部 営業グループの石井さん(奥左)と向さん(奥右)。取材はアクリル板越しに行いました。 まず聞いたのは、脱酸素剤エージレスが持つ機能とその使用用途。 平たく言うと「これなんですか?」である。 石井:酸素を吸収することで、酸化による

    「たべられません」を作った会社に「そもそもこれはなにか」を聞く
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    ooucada 2021/06/18