今日は緊急出版本の校了。校了してから岩田先生のこの新刊を一気読み。ひょっとしたら大学の方にいただいているかもしれませんが、群馬に行くのが待てなくて購入しました。 やはり岩田先生の年季の入ったわかりやすい経済解説は、当代の書き手の中でも傑出しているでしょう。本書もサブプライムパニックから世界金融危機、そして今後の政策対応まで適確で明晰な解説が展開されています。いま書店にいくとあやしげな危機本が多いのですが、現状では竹森俊平さんの本とこの岩田先生の本をまずは読むことをすすめます。順番からいうと岩田先生の方が初心者にやさしいでしょう。 さて内容を少しだけ解説します。以下断続的に書いていきます。 金融危機の経済学 作者: 岩田規久男出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2009/02/06メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 15回この商品を含むブログ (24件) を見る
何とも過激なタイトルになったが、米国の匿名ブロガーのknzn氏が2/6エントリでそう主張している。 彼は、リフレ政策を提唱しているのだが(ただしreflationという言葉は用いていない)、その際に、価格水準を最終的な達成目標に据えるべき、としている。具体的には、最初の5年は6%、次の5年は5%、その次の5年は4%、というようなインフレ率目標を当初設定し、仮に最初の5年のインフレ率が0%に留まった場合は、次の5年は(5%ではなく5+6の)11%を改めて目標にすべし、と主張している。そして、続けて以下のように書いている。 And as for those who say that 11% is too much, even if they be 99% of the population, to my mind they are all traitors, enemies of the Un
「政府紙幣」が国会やメディアで取り上げられている。渡辺喜美元行革担当大臣が離党前に麻生総理に突きつけた7項目の提言にも、景気対策の財源として政府紙幣を発行することが含まれていた。 政府紙幣とは何か。現在、わが国の紙幣の発行はすべて日銀が行っているが、それに対して、文字通り政府が発行する紙幣を政府紙幣という。 通貨の発行権は日銀だけでなく政府にもある。実際、紙幣は日本銀行券だが、コインは政府が発行している。その証拠に、コインには「日本国」と記されている。これと同様に、日本国と書かれた一万円札を発行しても、法的には何の問題もないわけだ。 景気対策に政府紙幣を発行するという考えは、けっして目新しいものではない。海外では、大恐慌後の米国のニューディール政策において発行されており、戦後になってからも経済学者の間でしばしば提言が行われている。 日本では10年以上前から、経済学者の丹羽春喜氏が政
「レポートコピペ問題の問題 - Ohnoblog 2」で紹介されていた「〜児童、そして生徒のための〜自由に使える読書感想文」を見て感動しました。 読書嫌い製造マシーン、作文嫌い人間養成ギブスである読書感想文。これのせいで読書嫌いになった人間は数知れません。君のお父さんもお母さんも、そしておじいちゃんおばあちゃんも、夏休みの宿題、読書感想文には泣かされました。 なぜならば、読書感想文の書き方の指導といえば、「思った通りに書きなさい」の一言。センセイのご指導のを忠実に守り、思った通りに書いたら「これは感想文ではない」とクレームをつけられて再提出……。書き方は教えてくださらない、見本も示ししてくださらない、だけど文句けは一人前に言ってくださる、そう、理不尽の極み、それが読書感想文なのです。 そこで悩める児童・生徒諸君のために、学校提出用に限り自由に使える読書感想文をホームページで公開することにし
VOCALOIDソフト新版「巡音ルカ」のイラストや動画が人気を集めている。中でもルカの髪の毛をたこの脚に見立てたデフォルメイラスト「たこルカ」が注目を浴びており、たこルカのイラストや、イラストを動画に使ったルカ楽曲などが多数投稿されている。 たこルカは、三月八日(さんがつようか)さんが「ピアプロ」と「pixiv」に投稿したイラストが発端。「ルカさんを簡略し……もう蛸(たこ)でいいよね!」と、ルカの頭部だけのデフォルメイラストで、髪の毛をたこの脚に見立てている。 このイラストを動画に使った「巡音ルカと英語でおしゃべり!」や、イラストを3Dモデル化して動かし、楽曲と合わせた「たこルカぽっぴっぽー」といった動画が人気を集め、たこルカ人気は定着。たこルカを題材にしたオリジナル曲も多数投稿され、たこルカタグの付いた動画のアクセスランキングを紹介する動画も登場した。
「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧
ようつべ技術部単語 ヨウツベギジュツブ 4 0pt ほめる 掲示板へ 記事編集 概要関連動画関連項目掲示板概要 ようつべ技術部とは、YouTubeに投稿された(世界の)技術を紹介した動画をニコニコ動画に転載したものである。 主に日本人の際立った技術が投稿されているニコニコ動画と違い、世界中の技術者(本職・プライベーター問わず)の技術がYoutubeに投稿されている。したがって、ニコニコ技術部とは全くの別物と考えてもらってもいいかもしれないしダメかもしれない。そのYouTubeにアップロードされたものをニコニコ動画に転載したものにこのタグが付けられる。 内容としては、個人が考えて世界中をあっと驚かせるほどスゴイ物、軍隊や国家機関などが本気で作った物、発想がぶっ飛んでいてさらにそれを実現させてしまった物などなど、ニコニコ技術部ではなかなか実現不可能な技術が多い。 関連動画 関連項目 外人クオリ
Twitter / Yuu Arimura: ブクマの非表示機能を使ったら負けだと思っているが、... この件なんですが、Twitterでも質問いただいたのでお答えします。 ブクマやエントリが不愉快な相手をどうやったら人間的に嫌いにならないでいられるのか 1.そもそもブクマに書いたとおり、ネットに表出している部分はその人の一部分でしかないという前提が僕の中にはあります。基本的に性善説なんでしょうね、他人に対して。ベースがそれなので多少のことでは嫌いにはならないし、不愉快と嫌いを別のものとして分類している。 2.さほど親しくない相手には精神的なリソースをあまりさきません。親しさに応じて重みづけをしている。結果好きな人から一転して嫌いになる場合はとんでもなく消耗するが、もともとたいしてつながりがなかったけれども不愉快なことが続くので非表示にするなどした場合は全然リソース割いてないので嫌
まずは前置き……長いので読み飛ばしてくださっても結構です ミクロ・マクロと言ってもミクロ経済学とマクロ経済学ではございません.個別問題と全体のシステムのお話しについて.自己責任論批判を巡る論争を見る度に,今のままでは自己責任批判論は自己責任論を説得できないだろうなと感じてならないんです. 自己責任論……特にここ数年の流行としてはニート・フリーター・ワーキングプアは「そいつらの努力が足りないせいだ」なのか,「社会の問題」なのかの論争において両者の論争がどうもまとを外しているように思えてならない. あるX君が失業しているとしましょう.「もし」X君が「職を得られるよう」「社内で評価される」「待遇が悪い仕事でもがまんしてやってみる」ための努力をもっとしていたら「X君」が失業者になっていた可能性はずいぶん低いでしょう.その意味で,「X君が失業している」ことはX君の「自己責任」ではあります.その意味で
東浩紀の渦状言論 はてな避難版 http://d.hatena.ne.jp/hazuma/20090207/1233992298 というわけでこれ以上国債は発行できない、しかし金は欲しい(選挙で勝つために金はばらまきたい)、だから自分たちで紙幣を作ろうって、それがまともな国家のやることでしょうか。定額給付金もバカげてますが、最近の日本はいよいよ正気を失ってきた気がしてならない。 東氏と同じくらい「現代思想の最前線」に立つのがすなふきんさんのところhttp://d.hatena.ne.jp/sunafukin99/20090208/1234089307で紹介されていた辛坊治郎氏の発言。 しまいに「そんなことやってたら国民は税金も払わないでいいと思うようになる。モラルはどうなるんだモラルは!」なんて半切れ状態。そして最後は政府は信用できない、そんな政府に紙幣発行権与えるなんてとんでもない この
経済http://d.hatena.ne.jp/hazuma/20090207/1233992298id:hazumaさんの上記エントリーを読んでいくつか気になったことがあるので、今回のエントリーで取り上げさせてもらいます。タイトルはクルーグマンのエッセイ、『経済を子守りしてみると。』からです。日銀の役割について日銀の管理を外れて、政府がじゃんじゃん紙幣を刷って公共事業でもやろうという話のようですが、常識で考えてそりゃまずいでしょう。政府紙幣の是非はともかく、日銀が適切な金融政策を行わないなら、代わりに政府がやるしかないという議論が出てきても不思議ではないような気がします。かつて日銀は”失われた10年”と呼ばれる不況の中で、マネタリーベースを絞ったり、不適切な時期にゼロ金利を解除したりといった、数々の”逆噴射”ともいえる政策をとってきたのですから。また"常識で考えて"とありますが、しばしば
Linus Torvalds - Part I の日本語訳 Linus Torvalds - Part II の日本語訳 id:shiumachi さんによるリーナス・トーバルズのインタビューの日本語訳が JF で公開されている。 JF の Wiki にずっと公開されていたとはいえ、正式公開まで大変な忍耐を要したと思うのでそれを労いたいというのがあり、またインタビューが公開されたときにもワタシは紹介しているが、ボリュームのある網羅的な内容なので多くの人に読んでもらいたいと思った次第。 あと細かい点だが「誰がプロジェクトの中心人物なのですか?」の前にインタビュアーの表記が抜けている。直に修正されるだろうが。(追記:修正されました) 以下、リーナスの気になる発言をいくつか引用しておく(賛同しないものも含まれる)。 ぼくは Linux がとても面白いと思っていて、というかぼくに言わせると、面白い
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
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