タグ

Chinaに関するoptical_frogのブックマーク (22)

  • 人民元切り上げ問題と米中経済の統合度 - 梶ピエールのブログ

    実はこの4月から勤め先が代わることもあって、なんやかんやと慌ただしいのですが、たまには中国経済の動きもまとめておきたいと思います。 さて、先日閉幕した中国の今年の全人代(全国人民代表大会)は、このブログでも紹介してきた「地方融資プラットフォーム」とそれを隠れ蓑にした地方政府の債務拡大について謝財政部長と周人民銀行総裁が直接言及し懸念を表明するなど、開発と資産バブルをめぐる中央と地方の対立が一層鮮明になったという点で興味深かったものの、全体としてはなんとなく盛り上がりに欠けたまま終わってしまった。 その全人代の動きと恐らくあまり関係なく、津上俊哉氏が指摘しているように、最近になってアメリカからの人民元の切り上げを求める発言が相次ぐことで問題はすっかり政治問題化した感がある。が、ここではあくまでも為替の問題を経済問題として考えるべきだ、ということを改めて強調しておきたい。 経済問題としてこの問

    人民元切り上げ問題と米中経済の統合度 - 梶ピエールのブログ
  • これからの「人民元」の話をしよう - 梶ピエールのブログ

    どうでもいいけど、このタイトル、どんな話題でも使えそうでいいなあ。 さて、すっかり「旬」となった感のあるこの話題ですが、私としては3月段階で書いたことをほとんど修正する必要を感じておりません。 人民元切り上げ問題と米中経済の統合度 クルーグマンvs. 中国人エコノミスト(+オレ) 特に、下記の箇所はそのままこれからの中国経済の予測として使えると思います。 もし今、元の増価が期待されているにもかかわらず、政府介入などにより元の実際の増価が抑えられている場合はどうなるか。これは上の式において、の低下に見合うほど、Sが低下しない、という状況に相当する。ここで米中両国のGDPの値が潜在GDPに達しており、一定だとすると、両辺が等しくなるするためにはM/M*、すなわち中国国内におけるマネーサプライが相対的に上昇する必要がある。すなわち、元の増価期待が非常に高まっている(例えば年10%)状態のもとで、

    これからの「人民元」の話をしよう - 梶ピエールのブログ
  • クルーグマンvs. 中国人エコノミスト(+オレ) - 梶ピエールのブログ

    前回のエントリの続きです。 クルーグマンの人民元切り上げ論について、中国人エコノミストの反発が相次いでいる。 例えば『財新網』に掲載された黄益平の記事では、Menzie Chinnによる実証研究などにも言及しながら、確かに以前は購買力平価を基準にして、元は40%ほど過小評価されているというような試算もあったが、数年前ドルベースの購買力平価そのものが40%過大に評価されていることが分かり、修正されたことを考えれば、現在の元が対ドル大幅に過小評価されているという根拠はない、という指摘がなされている。 それはともかく、上の米中の実質金利のグラフ(再掲、無断転載を禁ず)からは、いろいろなことを読み取ることができる。そもそもクルーグマンの言うように元の過小評価がそれほど問題なのであれば、元がドルにペッグしている限りアメリカ経済には強固なデフレ圧力がかかっているはずである。しかし、グラフを見ればここ数

    クルーグマンvs. 中国人エコノミスト(+オレ) - 梶ピエールのブログ
  • アフリカの経済発展と民主主義と中国 - 梶ピエールのブログ

    民主主義がアフリカ経済を殺す 作者: ポール・コリアー,甘糟智子出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2010/01/14メディア: 単行購入: 4人 クリック: 92回この商品を含むブログ (33件) を見る 出版社よりお送りいただきました。これは稲葉さんのお買いもの思案を見て買わなきゃ、と思っていたところなので大変うれしかったです、ありがとうございます。 アフリカい荒らす中国 作者: セルジュ・ミッシェル,ミッシェル・ブーレ,中平信也出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/12/19メディア: 単行 クリック: 21回この商品を含むブログ (13件) を見る このコリアーのは、ぜひ上のと合わせて読まれるべきだろう。これは実にインフォーマティヴでためになる素晴らしいである。ただしその邦題を除いては。『アフリカい荒らす中国』はミスリーディングもいいところの、

    アフリカの経済発展と民主主義と中国 - 梶ピエールのブログ
  • SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト

    サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ

  • Google LLC

  • 解説しよう。 - 梶ピエールのブログ

    二回にわたって紹介した『財経』の記事について私なりに少し説明を加えてみよう。 http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20090625 http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20090627 この記事は地方政府が暴走気味の投資計画をかけ、そのための資金調達に奔走し始めていることに警鐘を鳴らした特集のまとめの文章である。なおこの『財経』という雑誌は2003年当時の上海周辺の土地バブルをめぐる地方政府と不動産会社の癒着を厳しく糾弾したほか、農村における土地収用と「失地農民」の問題や国有企業幹部のMBOを通じた利権の獲得などの問題についてもいち早く取り上げてきた実績があり、この手の批判的な報道については中国国内で最も信頼性の高い媒体といってよい。 危機後の中国の景気回復策とその効果については、中国政治が非民主的で権威主義的であり、意思決定が集権的でスピ

    解説しよう。 - 梶ピエールのブログ
  • セン・イースタリー論争(?)を読む(下) - 梶ピエールのブログ

    前回のエントリで取り上げた、センのNYRの論説に対しするイースタリーの「マオイズムへのノスタルジア」という批判はフェアなものではない。センの主張を評価するには、それが彼の従来からの「貧困」「飢餓」「飢饉」に関する独自の見解(権原アプローチ)に接合される形で展開されている、ということを理解しなければならない。 ただし、NYRの記事だけからは確かにその点はわかりにくい。そこで参考になるのが翻訳も出ている『貧困と飢饉』、およびその巻末に掲載されている1991年の講演「飢餓撲滅のための公共行動」であろう。 貧困と飢饉 作者: アマルティアセン,Amartya Sen,黒崎卓,山崎幸治出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2000/03/22メディア: 単行購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (14件) を見る そこでセンは、飢餓・飢饉を「権原の失敗」として捉えるべきだ、という視

    セン・イースタリー論争(?)を読む(下) - 梶ピエールのブログ
  • China unveils health-care reform guidelines

    China Monday unveiled a blueprint for health-care over the next decade, kicking off a much-anticipated reform to fix the ailing medical system and to ensure fair and affordable health services for all 1.3 billion citizens. The Central Committee of the Communist Party of China and the State Council, or China's Cabinet, jointly endorsed and issued the Guidelines on Deepening the Reform of Health-car

  • セン・イースタリー論争(?)を読む(上) - 梶ピエールのブログ

    ちょっと前に、資主義経済についてのアマルティア・センの論説にウィリアム・イースタリーが噛み付くという出来事があった。どちらもはてな日記に日語訳が存在するので、関心のある方はまずそちらを参照いただきたい。いくつかの論点があるが、私の能力の及ぶ範囲で、とりあえず中国の医療保険制度をめぐる点について論じておきたい。 センの論説(原文 日語訳) イースタリーの批判(原文 日語訳) 問題とされているのは以下のセンの記述。 Before the economic reforms of that year, every Chinese citizen had guaranteed health care provided by the state or the cooperatives, even if at a rather basic level. When China removed it

    セン・イースタリー論争(?)を読む(上) - 梶ピエールのブログ
    optical_frog
    optical_frog 2009/04/15
    ああ,勉強になります.|引用:「彼のセンへの批判―マオイズムへのノスタルジア―は、かなり偏った視点からのものだといわざるを得ない」|経済改革にともない医療費の負担がふつうの市民には重たくなったとの事
  • やはり現れた、ネット文化革命「08憲章」:日経ビジネスオンライン

    (前回から読む) 2008年12月9日、中国の網民(ネット市民)の間に閃光が走った。中国共産党の一党独裁を糾弾し、民主と自由、そして人権尊重等を求める「08憲章」なるものがネット空間に出現したからである。 来なら世界人権宣言が可決された1948年12月10日に合わせて、12月10日に公開されるはずだったが、起草者の主たるメンバーの存在が事前に発覚して当局に逮捕される危険が迫っているとの内部情報を受けて、急遽前日に公開されたとのこと(正式公布日は12月10日となっている)。 そして、彼らの危惧は現実となった。 発起人と目される劉暁波は逮捕され、釈放を求める署名活動はいま、世界中の華僑華人のネット空間を満たしている。公開時には実名入りのネット署名者の数が303人であったものが、12月14日時点では1231人に増えた。逮捕されることを覚悟しても抗議の声をあげる人が増えているのだろう。署名者の中

    やはり現れた、ネット文化革命「08憲章」:日経ビジネスオンライン
  • 【転載歓迎】「08憲章」が中国を変える!――『開放』編集長・金鐘氏(下)

    金鐘氏近影(2007年)                1994年、劉暁波氏(左)と ■格段に進化した「民主化綱領」 ――「08憲章」は事実上現在の中共一党独裁体制を否定し、一方で民主的国家の成立を目指すと宣言したものとみていいか? 「その通り。中国を日のような民主国家にするというものだ。ただ(「08憲章」の文面では)『一党独裁』という言葉は避けているが」 ――「08憲章」は長期的ビジョンとしての提案なのか、それとも切迫感に満ちた「檄文」とみるべきか? 「中国の民主化は長期的な目標。『08憲章』が主張しているものの多くは短期間で実現できるものではない。だが『08憲章』の発表に踏み切ったのは切迫感によるもの。中国社会の人権、法治、両極分化などといった不公正が、社会における様々な対立をエスカレートさせている。『時代遅れした現行の体制はもはや改める他ないことを、災難のような収拾のつかない状況が

    【転載歓迎】「08憲章」が中国を変える!――『開放』編集長・金鐘氏(下)
  • 【転載歓迎】「08憲章」が中国を変える!――『開放』編集長・金鐘氏(上)

    (シリーズ「08憲章」【2】へ) ◆一党独裁に叛旗!全面的民主化求める異例の檄文「08憲章」 中国共産党による一党独裁体制の終結と全面的な民主化を求めた「08憲章」と題する文書が12月10日、中国の学者や作家、弁護士,新聞記者など303名の署名とともにインターネット上で発表された。 知識人らの連署による政策批判や政治犯釈放要求は過去にも行われてきたものの、300名以上が実名を明らかにして公然と一党独裁を批判するのは極めて異例だ。 「08憲章」は著名な反体制評論家・劉暁波氏らが発起人となって起草されたもので、「一党独裁」と明記してはいないものの、 「新中国は名義上は『人民共和国』だったが、実質的には『党の天下』だった」 「執政党が政治,経済,社会の一切を独占し」 「その結果数千万人の生命が失われ、国民も国家も極めて惨憺たる代価を払うことになった」 などと一党独裁体制を真っ向から批判。その一方

    【転載歓迎】「08憲章」が中国を変える!――『開放』編集長・金鐘氏(上)
  • 08憲章=中華連邦共和国憲法要綱 - 思いつくまま

    みどりごを殺す「正義」はありや? パレスチナ占領に反対します--住民を犠牲にして強盗の安全を守る道理がどこにあろう 08憲章 一、まえがき 今年は中国立憲百年、「世界人権宣言」公布60周年、「民主の壁」誕生30周年であり、また中国政府が「市民的及び政治的権利に関する国際規約」に署名して10周年である。長い間の人権災害と困難かつ曲折に満ちた闘いの歴史の後に、目覚めた中国国民は、自由・平等・人権が人類共同の普遍的価値であり、民主・共和・憲政が現代政治の基的制度枠組みであることを日増しにはっきりと認識しつつある。こうした普遍的価値と基政治制度枠組みを取り除いた「現代化」は、人の権利をはく奪し、人間性を腐らせ、人の尊厳を踏みにじる災難である。21世紀の中国がどこに向かうのか。この種の権威主義的統治下の「現代化」か? それとも普遍的価値を認め、主流文明に溶け込み、民主政体を樹立するのか? それ

    08憲章=中華連邦共和国憲法要綱 - 思いつくまま
  • 梶ピエール先生の立腹、あるいは「ケツを舐める」ことについて - shinichiroinaba's blog

    梶谷氏が某誌某特集での「親中」左翼知識人の書き物を「日人による中途半端な体制擁護の論考」と大変に痛烈な一言で切って捨てておられる。某誌を見ているわけではないが、氏のこれまでのたとえば孫歌ならびにそのシンパへの酷評ぶりなどから見ても非常に納得のいくご発言ではある。この感覚は塩川伸明氏が和田春樹氏を批判した際のそれと通ずるものであることは言うまでもない。 それにしてもぼくも世の中には「大人の事情」というものがありうること、現状では例えば「中国をたたいていればそれでよいというものではない」ということ自体はもちろん否定しない。たとえば大屋雄裕氏が「おまえは中共のケツをなめているとは言われてもやむを得ない」とおっしゃる時に、その言葉じりを取る気にはなれない。 しかし、ケツの舐め方にもいろいろあるだろう。仮に大屋氏も某誌もどちらも「中共のケツをなめているとは言われてもやむを得ない」としても、そこには

    梶ピエール先生の立腹、あるいは「ケツを舐める」ことについて - shinichiroinaba's blog
    optical_frog
    optical_frog 2008/07/15
    ※言及先も含めて要再読
  • 教師の告白があぶり出した中国社会の「危機意識」:日経ビジネスオンライン

    中国で今、「四川大地震で生徒より先に逃げ出した高校の教師」が話題になっている。しかもこの教師は自らその事実を、ネットで「告白」した。 最初は、なぜ彼がわざわざネットに書いたのか、何が言いたかったのかに関して、深く考察されることもなく、ただ単に卑怯か否か、道徳的に許されるか否か、といった賛否両論の方が表面化していた。しかし彼のこの告白は、徐々にだが、中国を支配するイデオロギーに基づいた道徳観念や、価値観の是非に対する議論のきっかけになりつつある。それはゆっくりと、中国のネットに大きな潮流を形成しつつあるように思われる。 それらの生の声を丹念に拾っていくと、この教師が投げかけた一石には、実は最初から現在の中国の思想統制を痛烈に批判する「メッセージ」が隠されていたことが見えてきた。果たしてこれが中国の新しい潮流を生むきっかけになるのか否か、そして中国の民は何を考えているのかに関して、私なりの分析

    教師の告白があぶり出した中国社会の「危機意識」:日経ビジネスオンライン
  • Fondly remembering a deflationary China

  • 皇甫平:浮雲の目隠しを畏れるな

    「一日一」はわずか2見ただけでおしまい。三日坊主じゃないぞ、一日坊主だ。 聖火リレーがとうとう中国大陸に到着したころから、ウェブサイトを中心にちょっと話題になっている文章がある。元「解放日報」の論説員であり、「人民日報」の副編集長の皇甫平(名は周瑞金)氏が発表した『浮雲の目隠しを畏れるな』(中国語オリジナルはここあるいはここで)。 基的にその立場上、中国政府の見解の立地点を離れていないものの、「中国の立場からのチベット問題、そして北京オリンピック騒ぎの解決」を呼びかける声としては、かなり冷静で客観的な視点の文章だと思う。もちろん、中国人に向けて書かれているので、ちょっとガイジンには分かりにくいし、とくに「チベットは独立すべき」という立場に立つ人なら納得も賛成もできないかもしれないが、「中国の立場」をまず知るには非常に貴重な文章だろう。 ……ので、「一日一」を棚上げして翻訳してみま

    optical_frog
    optical_frog 2008/05/04
    梶ピエール先生経由:翻訳に感謝
  • Microsoft Word - Draft_v12.doc

    optical_frog
    optical_frog 2008/04/28
    マンキューせんせいのブログ経由:「格差と価格:中国はアメリカの貧困層を利しているか?」
  • 書籍紹介:「中国動漫新人類」 - 松浦晋也のL/D

    宇宙開発とビジネスと民主主義(moderntimes) 宇宙開発と社会との関係を分析。 松浦晋也と鹿野 司の“読書ノート”(裳華房) 裳華房メールマガジンでの書評連載。 日経クロステック著者検索 松浦晋也 日経BPの媒体に書いた2003年以降に書いた技術的記事が読めます。全部ではありません。一部は同社のウェブ媒体リニューアルで消えたままになっています。 日経ビジネス電子版・著者ページ 2015年以降に日経ビジネス電子版に書いた記事は、ここから読むことができます。 介護生活敗戦記 2017年に連載した、認知症を発症した母80歳を自宅介護した記録です。現在連載は、NPO法人「となりのかいご」代表の川内潤さんが受け継いでいます。ここから著書「母さん、ごめん。」が生まれました。 松浦晋也の「モビリティビジョン」 2008年から2011年にかけて「Wireless Wire」で行った乗り物に関する連

    書籍紹介:「中国動漫新人類」 - 松浦晋也のL/D
    optical_frog
    optical_frog 2008/04/25
    ][オタク][メディア規制][review]マンガ・アニメの普及で果たした海賊版の役割にとくに興味を引かれます