バスの停留所に着き、旅館街を抜けると姿を現す積善館。 写真の手前に見える赤い橋・慶雲橋が「千と千尋の神隠し」のイメージソースになったと言われています。 積善館は山の斜面に建っていて、慶雲橋から見て本館・山荘・佳松亭の順になっています。 佳松亭の方にも入口があり、こちら側とはまた違う和風モダンな雰囲気で素敵です。 本館は、伝統的な和風建築と大正ロマンとが見事に混在していて、時代錯誤してしまいそうな雰囲気です。 山荘・佳松亭に宿泊している方でも、本館の見学は可能です。 本館入り口の右手には「元禄の間」という資料館があり、昔の帳場を再現して展示してあります。まるで時代劇のセットのようで、見ごたえ十分です。 山荘も国の登録文化財・群馬県近代化遺産に登録されていて、とても風情のある客室となっています。 日本最古の重みを体感したい方には本館、歴史とある程度の快適さを求める方には山荘、贅沢に寛ぎたい方に