金融庁、「日本版SOX法」実施基準案を公開──財務報告以外にかかわるIT統制の整備は求めず（2006/11/08） - CIO Online
金融庁、「日本版SOX法」実施基準案を公開──財務報告以外にかかわるIT統制の整備は求めず (2006/11/08) 関連トップページ：ITガバナンス | コンプライアンス | 【特別企画】内部統制とCIOの役割 金融庁は11月8日、先に成立した金融商品取引法（通称：日本版SOX法）によって、2009年3月決算期以降に上場企業に対して義務づけられる財務報告にかかわる内部統制整備の実施基準案を公開した。6日に開催された企業会計審議会の第14回内部統制部会の議論を受けてのもの。同案は、20日に予定されている第15回部会で承認が得られた後、公開草案として一般に公開される見込みだ。 今回公開された実施基準案は、企業が内部統制を実施する際に留意すべき事項を取りまとめた実務上のガイドラインとでも言うべきもので、（1）内部統制の基本的枠組み、（2）財務報告にかかる内部統制の評価及び報告、（3）財
日本版SOX法「実施基準案」がついに登場、IT統制に関して例示：ITpro
金融庁企業会計審議会内部統制部会は11月6日、第14回の部会を開催。「日本版SOX法」が求める内部統制整備の指針（ガイドライン）である「実施基準」草案（以下、実施基準案）の内容が、ようやく明らかになった。 実施基準案は、(1)内部統制の基本的枠組み（30ページ）、(2)財務報告にかかる内部統制の評価および報告（33ページ）、(3)財務報告にかかる内部統制の監査（25ページ）という三つの文書で構成。(1)は、実務上で内部統制を整備するためのガイドライン。(2)は、財務報告にかかる内部統制を整備する際に評価範囲をどう決定するか、経営者が自社の内部統制の整備・運用状況をどう評価するかなどを記述。(3)は、監査法人が内部統制の整備状況を監査する際に利用する基準を示したものだ。ITについては、それぞれの文書で言及している。 (1)の「基本的枠組み」では、ITを利用して内部統制を整備した場合は、「リス
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