FC東京の城福浩監督(46)が22日、A代表、五輪代表に選出された選手に対し「指定席があるチームは危険」と、特別扱いしない方針を明言した。この日、FW平山、MF梶山、DF長友が五輪代表のメディカルチェックのため練習を欠席。新チーム始動後初めてA代表候補、五輪代表候補の6人が不在となったが、指揮官は代表組に頼らないチーム作りを掲げた。 W杯アジア予選、北京五輪と代表活動が多くなる今季、城福監督にとっては選手起用の悩みがつきないシーズンとなる。この日はA代表指宿合宿中のMF今野らに加え、五輪代表トリオが不在。始動後初めて主軸となる6人を欠く練習となった。しかし城福監督は「代表組が抜けたときは、残りのメンバーのクオリティーを高くすることができる。そうポジティブにとらえる」と代表不在時の考え方を示した。 2月にはA代表の東アジア選手権、五輪代表の米国遠征と、大事な準備期間に主軸を欠く。しかし裏を返