北京五輪が終わると同時に、日本のサッカー界にうれしい激震が走りそうだ。今夜の1次リーグ最終戦、オランダ戦の勝敗に関係なく五輪、ひいては若手育成の首脳陣が総取っ換えになりそうなのだ。新たな監督はズバリ、名古屋グランパスの指揮を執るストイコビッチ。そのバックには師匠であるオシム氏が控える。岡田ジャパンのW杯最終予選の結果によっては日本代表をもピクシー=オシム体制になるという。 必勝を期した北京五輪予選の初戦、アメリカ戦で、これまでさんざん指摘されてきた決定力不足を露呈。反町監督が「勝ち点3を取りに行く試合をする」と悲壮な覚悟で臨んだナイジェリア戦も1-2。日本の1点は、2点のビハインドを許してからの得点。アフリカ勢特有のセーフティーリードしてからの手抜きの1点といってよく、その後、やや本気になったナイジェリアの攻守に、反町ジャパンは成すすべもなく敗れた。 遠藤(ガ大阪)が故障で出場できなくなり