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ブックマーク / kobe-college.jp (2)

  • 「ぼおっと」過ごせる空間 内田樹 入試部長のひとり言

    津田塾大学の三砂ちづる先生が遊びに来たので、社交館で(というかっこいい名前のラウンジが学にはあるのです)お茶をしました。 三砂先生は数年前、先生がまだブラジルから帰ってきたばかりの頃にお会いしたのが最初です。 お会いしたちょうどその日の朝に、朝日新聞の「人」という欄に三砂先生が紹介されていました。 「女性は子どもを産むことで成熟する」というフェミニストが読んだら卒倒しそうなことを書いていました。 ぼくはその頃「アンチ・フェミニズム」の孤塁(だったんですよ、ほんとに)を守って、「育児は楽しい。家事労働は創造的な仕事だ。他人と迷惑をかけたりかけられたりして暮らす能力は『自立』なんかよりずっと人間的に重要なものだ」と主張しておりました(主な理由は私が父子家庭の"母親"として一人娘を育てたせいですけど)。 若い皆さんにはぴんと来ないかも知れませんけれど、今からほんの数年前には女子大学の中でそんな

    orangewind
    orangewind 2010/02/19
    本当に価値のある事を学んだときは、「ぼおっと」過ごすのが大切で、その空間をきちんと用意するのが大切というお話。
  • ヴォーリズ建築 内田樹 入試部長のひとり言

    みなさん、こんにちは。 しばらく更新できませんでした(秋冬は入学センターは忙しいんですよ)。 ようやくセンター入試も終わったところに、少し前に図書館のニューズレターに寄稿した「ヴォーリズ建築」についてのエッセイが印刷されて戻されてきました。それを再録します。 その前に、どうしてこんなエッセイを書いたのか、その趣旨説明をひとこと。 この学校を志望している高校生のみなさんも、してないみなさんも、「校舎」とは何かについて考えたことって、あまりないと思います。 でもね、校舎って、すごくだいじですよ。 例えば、「大きな声を張り上げないと隣の人とも話ができないような騒音の中」ではもちろん授業なんかできません。 けれども、そこまでひどくなくても、「声が気持ち悪く残響する教室」にいると、授業しているときにどんどんテンションが下がってくるのがわかります。 自分のしゃべった声が少し遅れてリバーブすると、自分が

    orangewind
    orangewind 2010/02/18
    なんかヴォーリズ建築を見てみたい、という欲求に駆られた。これも入試部長としての面目躍如かとか思った。たぶん、この文章読んでこの大学に行きたいという人、出てくると思う。
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