津田塾大学の三砂ちづる先生が遊びに来たので、社交館で(というかっこいい名前のラウンジが本学にはあるのです)お茶をしました。 三砂先生は数年前、先生がまだブラジルから帰ってきたばかりの頃にお会いしたのが最初です。 お会いしたちょうどその日の朝に、朝日新聞の「人」という欄に三砂先生が紹介されていました。 「女性は子どもを産むことで成熟する」というフェミニストが読んだら卒倒しそうなことを書いていました。 ぼくはその頃「アンチ・フェミニズム」の孤塁(だったんですよ、ほんとに)を守って、「育児は楽しい。家事労働は創造的な仕事だ。他人と迷惑をかけたりかけられたりして暮らす能力は『自立』なんかよりずっと人間的に重要なものだ」と主張しておりました(主な理由は私が父子家庭の"母親"として一人娘を育てたせいですけど)。 若い皆さんにはぴんと来ないかも知れませんけれど、今からほんの数年前には女子大学の中でそんな