5月23日、スウェーデンの首都ストックホルム郊外で起きた暴動は、同国の「移民寛容政策」の負の一面を浮き彫りにした。写真は消火に当たる消防隊員ら(2013年 ロイター/Scanpix) [ストックホルム 23日 ロイター] 過去数年間で最悪となる暴動が連夜発生した、スウェーデンの首都ストックホルム郊外のヒュースビー地区。一見したところ、カラフルな遊具が並ぶ遊び場や草が刈り込まれた公園、低層の集合住宅などが集まる一般的な整備された地区に見える。
【ローマ=末続哲也】イタリアのレッタ新政権が「同国初の黒人閣僚」としてアフリカ系移民の女性眼科医セシル・ケンゲ氏(48)を移民問題担当相に任命したことを巡り、右翼団体などから人種差別的な中傷が相次ぎ、関係当局が捜査に乗り出す事態になっている。 歴史的に長らく移民を海外に送り出してきた同国で、外国からの移民の受け入れをめぐる社会の意識が立ち遅れている実情を浮き彫りにした格好だ。 ケンゲ氏はコンゴ民主共和国出身で、19歳でイタリアに移住。イタリア人男性と結婚し、先の総選挙で中道左派の民主党から下院に初当選していた。 一方、同国の右派系ウェブサイトはケンゲ氏を「コンゴの猿」などと中傷。移民に批判的な中道右派第2政党「北部同盟」のマリオ・ボルゲツィオ欧州議会議員も30日、ラジオ番組で同氏を念頭に「(アフリカは)優れた遺伝子を作れない」と述べた。 新政権は1日、「民族憎悪の扇動」を禁じた法律違反の疑
デイヴィッドの物語 [著]ゾーイ・ウィカム 舞台は、ネルソン・マンデラ釈放後の1991年の南アフリカ共和国である。おそらくこの国ほど文学が国民の〈声〉となることが困難な土地はないだろう。長年にわたって人種隔離(アパルトヘイト)政策で国民が深く分断されてきたからだ。 しかも、白人支配層から差別され抑圧されていた黒人たちの闘争と解放の物語を描けば、それがナショナル・ヒストリーとなって一件落着とはいかない。南アには白人と黒人だけではなく、「カラード」という混血層が存在するからだ。この人々の〈歴史=物語〉を、アパルトヘイト以降の南ア文学は、どのように描けばよいのか? 本書は、「グリクワ」と呼ばれる、先住民とヨーロッパ系移民との混血層出身の主人公デイヴィッドのルーツ探しの物語だとひとまず言える。彼は反アパルトヘイト運動の闘士であり、妻子ある身ながら、活動の中で出会った女性闘士ダルシーが忘れられない。
2010年2月15日〜3月12日の国連人種差別撤廃委員会の報告書の外務省による日本語訳。 1.委員会は、2010年2月24日及び25日に開催された第1988回及び第1989回会合(CERD/C/SR.1988 及びCERD/C/SR.1989)において、日本の第3〜6回報告(CERD/C/JPN/3-6)を審査した。2 0 1 0 年3 月9 日に開催された第2 0 0 4 回及び第2 0 0 5 回会合(CERD/C/SR.2004 及びCERD/C/SR.2005)において、下記の最終見解を採択した。 (略) C.関心事項及び勧告 (略) 13.締約国による説明に留意するとともに、委員会は、締約国の本条約第4条(a)及び(b)への留保について懸念する。また、在日韓国・朝鮮学校(Korean schools)に通う生徒を含むグループに対する不適切で下品な言動、及び、インターネット上での、
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