福島第一原子力発電所の事故をきっかけに、国が原発周辺の放射線量を測定するため、関東甲信越などの7つの県に設置したモニタリングポスト670台余りのうち、10%近くのポストでデータが測定できないなどの不具合が起きていたことが、NHKの取材で分かりました。 福島第一原発の事故をきっかけに、国は周辺地域の放射線量の上昇などを把握するため、新潟、茨城、栃木、群馬など7つの県の185の自治体に、合わせて675台のモニタリングポストを新たに設置しました。 ところが、全体の10%近くに当たる65台のポストで、データを測定できないなどの不具合が起きていたことが、NHKが自治体に行った取材で分かりました。 各自治体によりますと、不具合が起きたのは、電源の太陽光パネルに雪が積もったり日照時間が短かったりして十分な電力が確保できなくなったためで、なかには2日間にわたってデータを測定できなくなったり、同じポストで不
堤防が決壊して濁流が流れ込み、広範囲に冠水した福岡県柳川市の水田や住宅地(2012年7月14日、読売ヘリから) 台風や集中豪雨の際、田畑の様子を見に行き、川に転落するなどして死亡・行方不明となる農家の人たちの「見回り事故」が後を絶たないため、農林水産省は、暴風雨時の見回りを自粛するよう呼びかけることを決めた。 これまでは浸水時の排水など、農作物の被害拡大の防止を目的に事実上、見回りを“容認”してきたが、安全面の重視へと方針転換を図る。 同省では2005年9月、西日本を中心に記録的な豪雨をもたらした台風14号の九州上陸を前に、「冠水や浸水等を受けたほ場(田畑)では、速やかな排水に努める」などと、農作物の被害軽減を図るための具体的な方策を都道府県に初めて通知した。以降、台風の接近時などに同様の通知を出している。 通知では、田畑の見回りについて「気象情報を十分に確認し、大雨や強風が収まってから行
「世界に一つだけの新聞」作った! 「こども まわしよみ新聞」小中学生14人参加 いわき総合図書館(福島県いわき市)
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「危機的」石巻・北上川シジミ9割死滅 震災に猛暑追い打ち 殻が開いた死滅状態のシジミに落胆する漁業者 宮城県石巻市の北上川で、特産のシジミ漁が危機に直面している。宮城県内水面水産試験場が26日にシジミの生息実態を調査したところ、9割は死滅状態だった。東日本大震災の影響に、今夏の異常気象が追い打ちを掛けたとみられる。水揚げの落ち込みで休漁を余儀なくされた漁業者は窮状にあえいでいる。 北上川河口部で養殖されるシジミは、殻に光沢があることから「ベッコウシジミ」と呼ばれる。 北上追波漁協などによると、昨年は津波で貝も海に流されるなどしたため、漁獲量が激減した。ことしも6月1日の解禁から8月12日までに約3.5トンと例年同期の1割にとどまり、8月13日から休漁としている。 生息調査は漁協の依頼で実施し、試験場の職員らが4地点でシジミを採取。地点ごとに生存率や水温、塩分濃度、溶存酸素量を計測した
福島県内の大気中の放射性セシウム降下量と濃度が約40日周期で高くなる傾向があることが、福島大の渡辺明教授(気象学)の調査でわかった。 茨城県つくば市で29日に開かれた日本気象学会春季大会で発表された。渡辺教授は「放射性物質がもともと大気中を固まりで動いているのか、大気の運動として放射性物質が固まる仕組みがあるのかなど、現時点ではわからない」としている。 渡辺教授は、福島県が昨年3月から今年4月まで、原子力センター福島支所(福島市方木田)で計測した放射性セシウム降下量のデータについて解析した。 その結果、時間の経過とともに数値自体は下がっているが、東京電力福島第一原発からの風向きなどにかかわらず、平均値より高い数値がほぼ40日ごとに規則的に見られた。特に今年1月以降は傾向が顕著だったという。
風に乗って運ばれる昆虫やクモを気象レーダーで追跡し、夏の豪雨をもたらす積乱雲が生まれる現場を突き止めることに、気象研究所などのグループが成功した。 積乱雲の発生を予測する技術につながる成果。26日から茨城県つくば市で始まった日本気象学会で発表する。 積乱雲は、風が集まった場所で上昇気流ができると発生する。研究グループは昨年8月7日午後、東京西部の上空約500メートルに全長1ミリ程度の昆虫などが滞留しているのを、羽田空港の気象レーダーでとらえた。東京湾からの冷たい海風と陸の暖かい空気がぶつかる場所に、風に流されてきたホソハネコバチやクモが滞留したものとみられ、そこで積乱雲が生まれたのも確認した。昆虫などの体内の水分が、雨滴と同じようにレーダーの電波を反射するらしい。 また、最初にできた積乱雲から、冷気が雨とともに噴き出し、これに乗って昆虫などが移動するのも追跡。冷気が次々と新しい積乱雲を誕生
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