国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)は2002年より、日本国内のウェブサイトを保存しています。更新や削除がされやすいウェブサイトを定期的に収集・保存して未来に伝えます。
米紙ワシントン・ポスト(電子版)は27日、米国防総省が中国の脅威などを念頭に「サイバー司令部」を強化、現在約900人の要員を今後数年間で5倍以上の約4900人に増やす計画だと報じた。 重要コンピューターシステムの防衛に加え、外国の敵対勢力に対する攻撃能力の向上が狙い。国防予算の大幅カットが見込まれる中での増強は、サイバー戦争を現実の脅威と捉える危機感の表れと言えそうだ。 計画では、2010年に始動した同司令部の下に(1)発電所や送電網など経済活動に重要なインフラを守る部隊(2)海外での軍事作戦を支援する戦闘部隊(3)国防総省のネットワークを守る部隊-を創設する。 「守り」主体からの脱却を目指し、通常攻撃の前に相手の指揮命令系統の無力化を図る役割などを想定。地域ごとに担当チームを配し脅威に備えるという。(共同)
(CNN) 独イエナ大学宇宙物理学研究所のラルフ・ノイホイザー氏らはこのほど、8世紀に地球に降り注いだガンマ線は、終末を迎えた星同士の衝突から発生した可能性があるとの論文を英王立天文学会の月刊誌に発表した。 ノイホイザー氏らによると、中性子星やブラックホール、白色わい星など終末を迎えた2つの星が衝突、合体し、ガンマ線が大量に放出される「ガンマ線バースト」と呼ばれる現象が発生。8世紀の地球にガンマ線が降り注いだという。 同氏らが研究を始めたのは、昨年、名古屋大学太陽地球環境研究所の三宅芙沙氏らの研究チームが発表した論文がきっかけだった。 三宅氏らは、西暦775年に形成された屋久杉の年輪から高レベルの炭素14とベリリウム10を測定したと発表。この時期に地球に強い宇宙線が降り注いでいた可能性を指摘した。
スウェーデン・ルンド大学(University of Lund)で撮影されたフンコロガシ(2013年1月25日撮影)。(c)AFP/SCANPIX/DRAGO PRVULOVIC 【1月28日 AFP】フンコロガシは天の川の光を頼りにまっすぐにふんを転がすという研究結果が25日、米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に発表された。 スウェーデン・ルンド大学(Lund University)などの研究者らと共同研究した南アフリカのウィトウォーターズランド大学(University of the Witwatersrand)の生物学研究チームは、地元のプラネタリウムで夜の空を再現し、フンコロガシの行動を観察した。その結果、脳は小さく、視力は弱いフンコロガシが、天の川の星々の光を頼りにまっすぐ進み、ふんを奪い合うライバルのいる場所に円を描いて戻らないように移動しているこ
独ベルリン(Berlin)のクリンゲンベルク(Klingenberg)発電所前で、「CO2」の文字を燃やして二酸化炭素排出に抗議する国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)のメンバー(2008年11月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/THEO HEIMANN 【1月22日 AFP】海中に大量の石を溶かすことによって排出された炭素を吸収し、地球温暖化を止めることができるとの主張には多くの欠陥があるとする研究論文が、22日に学術誌「エンバイロメンタル・リサーチ・レターズ(Environmental Research Letters)」で発表された。 地球温暖化の危機に対する手っ取り早い手段として現在注目を浴びている「ジオエンジニアリング」と呼ばれる手法については、今回の論文のほかにも多くの科学的評価がなされてきた。 ドイツの研究チームは今回、「風化促進」と呼ばれる方法の実現性
避難者に配布のタブレット端末 高齢者敬遠 飯舘村 高橋さん方でタブレット型端末は全く使用されず、インテリアと化している=福島市松川 福島県飯舘村が福島第1原発事故で避難する村民に情報提供の目的で配ったタブレット型通信端末の使用率が伸び悩んでいる。お年寄りが使いこなせずに敬遠しているのが理由で、宝の持ち腐れになっている。 「もらったばかりの時はいろいろ触ったが、操作法が難しく、だんだん手が伸びなくなった」 飯舘村から福島市の仮設住宅に避難する無職高橋初子さん(70)。端末は部屋で鉢植えと並んで収納台の上に置かれ、インテリアと化している。「テレビと携帯電話があれば生活には困らないので今は使っていない」と話す。 端末は2012年7月、県内外に避難した村民への情報提供や村民同士の交流促進を目的に、約1億2000万円をかけて全世帯に計約2300台を配った。インターネットで役場情報を配信したり、
はてなダイアリーが10周年を迎えるのだという。 10年……。もちろん、祝福したい気持ちはあるのだけど、どちらかと言えば、ゾッとしたというのが正直な感想である。 10年間もブログを書き続けるということに、言いようのない恐ろしさを感じてしまうのだ。 「ホットエントリーが、そんなにもうれしかったのかね?」 「そんなにも言葉を書き連ねて、いったい誰に何を伝えたかったというのかね?」 「十年ブログを続けても、まだ書くことが残っているのかね?」 内なる声が、ムスカ大佐の口調で僕を問いつめてくる。 不毛な論争にうつつを抜かしている間に、僕らはあっという間に年をとっていく。 実際、ブログを十年もつづけることは誰にとっても危険なことだ。 更新すればするほどに、ブロガーの文章は悲しみを帯びてゆく。 栄華を極めたようなアルファブロガーであっても、その例外ではない。だって、そうだよ。長い間ブログを書いていれば、楽
【赤田康和、木村尚貴】国立国会図書館の蔵書を電子書籍にして配信する実験が2月1日、始まる。文化庁が呼びかけ、紀伊国屋書店や大日本印刷グループが参加する。同館が蔵書をスキャンして作った画像データを、民間企業が電子書籍に変換して活用する初めての例となる。 大日本印刷側は電子書籍ファイルを作り、紀伊国屋書店が自社の電子書籍ストア上で無料で一般に配信。利用者は電子書籍閲覧ソフトを使い、紙の本のような感覚でページをめくれる。一部の書籍は全文対象の検索もできる予定だ。 実験で配信されるのは、13作品。画面をスクロールすることで本物の絵巻のようにつながった画像を楽しめる「平治物語」や、直筆版と活字版を合わせた芥川竜之介の小説「河童」、著者の死後50年経ち著作権が切れたばかりの柳田国男の「遠野物語」などが予定されている。解説や装丁に著作権のある書籍もあったが、許諾をとった。
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