世界環境デーの5日、この日を条例で「空気の日」と定めている山形県朝日町で、「空気に感謝する議会」が開かれ、議員や町長らが一斉に両手を上げて深呼吸し、空気への謝意を示した。 町では空気を祭った全国唯一の「空気神社」が1990年に町民発案で設けられた。92年には「空気の日条例」が制定され、毎年この時期に「空気まつり」を開催している。 「議会も協力しよう」と、昨年から6月定例会の名称を「空気に感謝する議会」とし、開会前の深呼吸を始めた。 11日までの会期中、議員12人の机上には町の木であるブナの苗が置かれ、閉会後に植樹される。長岡啓治議長は「きれいな空気は町の誇り。議会から全国、世界に発信したい」と話す。(米沢信義)
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