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安保関連法案が衆院平和安全法制特別委員会で可決された。 採決の過程が、与党のみによる単独可決で、いわゆる「強行採決」だったことが批判の的になっている。 新聞各社の社説でも、《戦後の歩み覆す暴挙》(朝日新聞)《「違憲」立法は許さない》(東京新聞)と、さんざんな言われようだ。 まあ、問題だとは思う。 とはいえ、政権与党が単独で議決可能な議席数を確保している以上、最後の手段として自分たちだけで法案を可決することは、言ってみれば彼らの権限でもある。 おすすめできるやり方だとは思わないし、憲政の王道だとはなおのこと思わない。 でも、最低限、違法ではない。 強行採決は、多数決民主主義を支える建前になっている国会審議が膠着状態に陥った場合の最後の手段として、これまでにも度々用いられてきた手法だ。 早い話、野党の側が審議拒否をすることと、与党が強行採決に持ち込むことは、通常の議論が決裂した場合のお約束の大
変な騒動で知ることになったが、 彼女のブログは、安保法制反対派、9条護憲派、反戦平和派、アンチ自民党、週刊金曜日・岩波世界など愛読者、リベラル派、左翼の皆さんこそ読んで欲しい。 おそらくビックリ驚くと思う。 これも、自衛隊の任務の「確実な一つ」であり、 これも、NATOであり、 これも、アメリカと西ヨーロッパの「軍事」なのである。 というか、これが、アメリカと西ヨーロッパ、ということなのだ。 女性自衛官のブログ 自民党が問題視|日テレNEWS24 女性自衛官のブログが自民党で問題視されている。 かつて慰安婦についての報告書を国連・人権委員会に提出したクマラスワミ氏と昼食をともにしたことを、現役の女性自衛官がブログで「光栄なこと」と書いていた。 クマラスワミ氏の報告書は事実と異なる内容を多く含む事などから、7日の自民党国防部会で、複数の議員が「軽率だ」などと批判した。 防衛省は「誤解を招いた
私と共産党の赤嶺議員らが2度にわたって、「安保法制に関する特別委員会」で提出を求めてきた内部文書「イラク復興支援活動行動史」の、黒塗りを除いた「完全版」が防衛省から提出されました。 私たちは、サマワでの活動の実態が垣間見えるこうした生の文書を検証しなければ、自衛隊員をより危険にさらすことになる後方支援などの審議はできない、と訴えてきたのです。中谷防衛大臣は私たちの指摘を受けて、資料の提出を約束しました。私たちが提出された資料をもとに本委員会で検証を行うまでは採決は認められない、と主張する中、強行採決が行われたのです。 「完全版」が届いたのは、強行採決から数時間後でした。 以下、「黒塗り版」と「完全版」の両者をアップします。 (データが大きいため、PDFファイルをいくつかに分けています) ———– ●イラク派遣の成果と教訓をまとめた陸上幕僚監部発行の内部文書(2008年5月) 【黒塗り版】イ
スタンフォード大学のロバート・ホール(Robert E. Hall)とコロンビア大学のリカルド・ライス(Ricardo Reis)が「Maintaining Central-Bank Financial Stability under New-Style Central Banking」というNBER論文を書いている(ungated版)。 以下はその要旨。 Since 2008, the central banks of advanced countries have borrowed trillions of dollars from their commercial banks in the form of interest-paying reserves and invested the proceeds in portfolios of risky assets. We inves
ここで紹介した論文と同様のテーマの表題の論文をRicardo Reisが書いている(原題は「Different types of central bank insolvency and the central role of seignorage」)。 以下はその結論部。 A recent wave of work clarifies that central banks can become insolvent as long as they are independent and do not have full fiscal support. A central bank is insolvent if it tries to run a Ponzi scheme on its reserves, banks no longer want to hold them, they bec
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