都や厚労省の職員から退去についての説明を受ける入所者ら=4日午前、東京都渋谷区の国立オリンピック青少年総合センター(鈴木健児撮影)(写真:産経新聞) 年末年始に住居がない失業者に宿泊場所や食事を提供する東京都の「公設派遣村」で多数の無断外泊者が出た問題で、当初の利用者562人のうち、7日午後8時現在で200人以上の所在が不明になっていることが同日、都の調査で分かった。所在不明者は都が就活費として現金2万円を支給した6日から続出。都は規則違反者は強制退所にするとしたうえで、18日朝をもって派遣村の閉所を決めた。 [フォト]派遣村入所者に「食事が豪華すぎて、今後との落差が怖い」と言わせた食事内容は? 都によると、7日現在の入所者名簿は557人。しかし、同日の夕食の配ぜん数は356人分で、外出したまま戻らない155人と、46人の行方不明者の計201人が施設にいないことを確認。外出者の大半が所