電車内などで人の携帯電話の通話が耳に入ると不愉快になる理由について研究が行われたそうだ (Reuters の記事、本家 /. 記事より) 。 コーネル大学の研究によると、片方の会話のみが耳に入る状況では、双方の会話内容が聞こえてしまう場合よりも注意が引き付けられ、また集中させられるという。そのため、会話から気を紛らわすこともできず、また聞かないように自分をコントロールすることもできず、不快感やイライラに繋がるとのことだ。 実験では被験者に動く点を追うなど集中力を要する問題を課したが、会話の片方しか聞こえない場合の方が間違う確率が高かったという。なお、この研究は近々 Psychological Science に掲載予定であるとのことだ。