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書評に関するosskのブックマーク (18)

  • グーグル・プロジェクトは失敗するだろう

    昨秋、アマゾンで、まもなくロバート・ダーントンの『The Case for Books』というがでることを知った。でもこれ、なんと訳したらいいのかね。たぶん「という事件(事例)」あたりなのだろうが、そこに「の容器」という意味がかぶさっているのかもしれない。 ダーントンは、18~19世紀フランスの出版業界をフィールドとするアメリカの高名な書物史家で、日でも『革命前後の地下出版』『歴史の白日夢』『の大虐殺』『禁じられたベストセラー』などの翻訳がでている。 ハーヴァード大学図書館の館長でもあり、近年は『ニューヨーク・レヴュー・オブ・ブックス』をおもな舞台に、の電子化にかんする積極的な発言をつづけてきた。おそらくこんどのも、それらの最近のエッセイをあつめたものなのだろう。 私は書物史家としてのかれを信頼している。とくに『の大虐殺』が好き。文章もいい。そこで、すぐ予約注文しておいたら

  • 「はじめに」Webを支える技術 ── HTTP,URI,HTML,そしてREST(WEB+DB PRESS plusシリーズ)|gihyo.jp … 技術評論社

    WEB+DB PRESS plus(ウェブディービープレスプラス)シリーズは, Webアプリケーション開発のためのプログラミング技術情報誌『WEB+DB PRESS』編集部が自信を持ってお届けするシリーズです。 「シンプルさは究極の洗練である。 ── Leonardo da Vinci」 Leonardo da Vinci(レオナルド・ダ・ヴィンチ)のこの言葉を知ったとき,筆者は真っ先にWebのことを思い浮かべました。Webの特徴を一言で言い表すならば,シンプルさに尽きると常々考えていたからです。 筆者がWebを初めて知ったのは1994年の年末です。当時創刊したばかりの『インターネットマガジン』や日語版の『WIRED』といった雑誌で,新技術としてWebが紹介されていたことがきっかけでした。年明けすぐに大学の情報処理センターに行き,ブラウザ(Mosaic)に触れました。世界中のサーバから簡

  • The Future of the Book

  • 天声を克えた人語 - 書評 - 日本語は亡びない : 404 Blog Not Found

    2010年03月08日22:30 カテゴリ書評/画評/品評Culture 天声を克えた人語 - 書評 - 日語は亡びない 筑摩書房松様より献御礼 日語は亡びない 金谷武洋 書に至るまで過去834点あったちくま新書の中で、最も感動した一点。 ここに、「日語が亡びるとき」は完美に論破された。 書が感動的なのは、2009年度小林秀雄賞を受賞した憂国の書を論破したという結果ではない。書の感動は、その過程にあるのだから。結果は引用できても、過程は引用できない。全世界1億4000万の日語話者は、それぞれの読み方で書を味わっていただきたい。 書「日語は亡びない」は、「日語が亡びるとき」が提示した懸念、あるいは仮説に対する、否定的かつ「ポジティブ」な回答である。 目次 はじめに 第一部 日語は亡びない 第一章 水村美苗『日語が亡びるとき』を読む なぜ日語ブームなのか/日

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  • 全小中学校に常備すべし - 書評 - ニセ科学を10倍楽しむ本 : 404 Blog Not Found

    2010年03月10日02:30 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 全小中学校に常備すべし - 書評 - ニセ科学を10倍楽しむ Amazonにて購入。 ニセ科学を10倍楽しむ弘 これ、著者の仕事の中で、最も社会貢献度が高い作品ではないか。「アイの物語」が著者のフィクションベストとすれば、作はノンフィクションのベスト。そして今まで読んだニセ科学対策の中のベストでもある。 そう。対策。なくならない以上は対策するしかないのだ。 書「ニセ科学を10倍楽しむ」は、巷にあふれるニセ科学をどう見抜き、そしてニセ科学信者たちとどうつきあうかを小学生高学年にもわかるよう解説した一冊。 第1章 水は字が読める? 第2章 ゲームをやりすぎると「ゲーム脳」になる? 第3章 有害品、買ってはいけない? 第4章 血液型で性格がわかる? 第5章 動物や雲が地震を予知する? 第6章 2012年

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  • ネットに時間を使いすぎると人生が破壊される。人生を根底から豊かで納得のいくものにしてくれる良書25冊を紹介-分裂勘違い君劇場

    ネットに割り当てる時間配分を間違えなければ、ネットは人生を豊かにし、自分の未来を切り開く力をくれます。 しかし、ネットに多くの時間を使いすぎると、人生を根幹から豊かで納得のいくものにしてくれる良書を読む時間を失い、自らの人生を破壊し、未熟なまま老いてしまう危険があります。 「優れた書籍」と「はてなの人気エントリに上がるような記事」との落差は、ギアナ高地の断崖絶壁どころではありません。 もちろん、分裂勘違い君劇場のような、薄っぺらくて、矛盾だらけで、勘違いしまくってて、長いだけでろくに内容のない記事ばかり掲載するうんこブログは、優れた書籍とは、比較すること自体がもはや犯罪です。 しかし、分裂勘違い君劇場より1000倍優れている梅田望夫氏や小飼弾氏のやブログといえども、図書館や書店に並ぶ良書の前には、やはり、ゴミより幾分マシだという程度の価値しかないのです。 優れた書籍のレベルとは、それほど

    ネットに時間を使いすぎると人生が破壊される。人生を根底から豊かで納得のいくものにしてくれる良書25冊を紹介-分裂勘違い君劇場
  • デフレについての文献リスト : 池田信夫 blog

    2010年02月26日14:28 カテゴリ経済 デフレについての文献リスト 「デフレについてどんなを読めばいいですか?」という質問が来た。最近の政治家や素人のデフレ論議は、10年近く前に経済学者がやった論争を蒸し返している点が多く、池尾さんもいうように既視感が強い。同じ話を繰り返すのは非生産的なので、菅直人氏には無理だろうが、官邸のスタッフや秘書のみなさんには次のぐらいは読んでほしい:Mankiw: Macroeconomics:世界標準のマクロ教科書の最新版で、公務員試験ぐらいの基礎知識があれば読める。ただしdeflationについての言及は3ページしかなく、debt-deflationで信用不安が加速する不安定化効果と、ピグー効果で実質資産が増える安定化効果の両方があると書いている。デフレで経済が崩壊するみたいに騒いでいるのは、一部の日人だけ。 『現代の金融政策』:現役の日銀総

    デフレについての文献リスト : 池田信夫 blog
  • マクニール「世界史」はスゴ本

    800ページで世界史を概観できる名著。 「シヴィライゼーション」という文明のシミュレーションゲームがある。暇つぶしのつもりで始めたのに、暇じゃない時間まで潰されてしまう危険なゲームだ。マクニール「世界史」もそう。それからどうなる?なんでそうなる?に次々と答えてくれる書は中毒性が高く、読むシヴィライゼーションといってもいい。 ゲームのように面白がれないが、ゲームのように熱中して、マクニール「世界史」の最新完訳版を読む。世界で40年以上にわたって読み続けられており、blog/twitter/tumblr でスゴいスゴいと噂には聞いていたが、たしかに素晴らしい。何が良いかっていうと、「眠くならない歴史」であるところ。 話は少しさかのぼる。流行に乗っかって教科書開いたはいいが、あれだね、睡眠導入剤として最適だね、山川世界史。パブロフのなんちゃらのように、開いた途端、急速に眠くなる。「メソポタミア

    マクニール「世界史」はスゴ本
  • 裸がまぶしい「さすらいエマノン」

    コミック版「おもいでエマノン」の続編。「おもいで」のレビューは、最後は、どうか幸せな記憶を「おもいでエマノン」 をどうぞ。 彼女の名前はエマノン ――― 四十億年分の記憶とともに生き続ける女性。見た目はハタチそこそこの娘にすぎない。長い髪、おおきな瞳、彫りの深い貌、そばかすが、日人ぽく見えず、メスティーソのよう。前作では分厚いセーターに包まれた肢体が、今回では惜しげもなく日のもとにさらされている。すんなりと伸びた、まぶしい、うつくしい、彼女のはだかを、たくさん堪能できる。凝視せよ、眼福とはまさにこのこと也。 ストーリー的には小説版「おもいでエマノン」の後半のエピソードに想を得ている(ように見える)が、タイトルは「さすらいエマノン」なのでちょっと困惑する。ひょっとすると、わたしの思い違いかもしれないので、小説版「さすらい」を読む。すると、また違った「エマノン」が浮かび上がってきて面白い。

    裸がまぶしい「さすらいエマノン」
  • #022 社会とは何か システムからプロセスへ [bk1] | Guro’s Diary

    竹沢 尚一郎著 ★★★▲☆ 人々が「社会」というものを意識しだし、それを国家観に結び付けていった系譜。 中世のヨーロッパにあっては、封建主義から啓蒙主義へと発展していった訳だが、そのなかにあって、グーテンベルグの印刷技術が興ったこと契機になっていたのはいうまでもない。それに加えて、書では、「百科全書」の効用も挙げられている。知を包括する試み。それが公共意識を生み出す流れと相まっていたという。 逆に、印刷メディアの歴史や価値をを考える際には、書にあるような「社会観」(すなわち国家観・世界観)の変遷をもあわせて見なければならないだろう。 先日「図書と図書館史」の単位をとったばかりだが、図書館歴史を考える上で、17世紀のこの「百科全書」の位置づけは、なかなか取り上げられていないのではなかろうか。 知の総合目録を確立し、啓蒙主義の扉を開いたことが明らかにされているわけだが、これがデューイの分

  • 明日をどこまで計算できるか?

    「未来予想図」は、ほら、思ったとおりに叶えられてく。 ポイントは、「思ったとおりに」だね。複雑な方程式やモデリングで重厚に着飾っていても、そこには人が理解できる因果や主観が入り混じるストーリーに過ぎないというのが、書の結論。 気象、遺伝、経済――ジャンルはそれぞれ違えども、その質は変わっていないという。世界は一定の法則にしたがって動く機械だと解釈し、その法則は過去を観測することによって因果律を逆算する。いったん法則が抽出できれば、あとはモデル化し、未来の予測に使える――この時計仕掛けのような世界観は、古代の天文学から始まっており、古くは託宣や占星術から、金融工学、カ オス理論、遺伝子診断まで脈々と続いているという。 たとえば気象モデルについて。大気を、巨大な三次元格子である球座標系に分割し、それぞれをコンピュータによって観測・集計する。結果から気象解析を行い、あるモデルを作成する。しか

    明日をどこまで計算できるか?
  • まずは日銀よりはじめよ - 書評 - 日本経済復活 一番かんたんな方法 : 404 Blog Not Found

    2010年02月22日05:30 カテゴリ書評/画評/品評Money まずは日銀よりはじめよ - 書評 - 日経済復活 一番かんたんな方法 光文社新書編集部より献御礼。 日経済復活 一番かんたんな方法 勝間和代 / 宮崎哲弥 / 飯田泰之 書名は「釣り」だが「嘘」でも「誇大広告」でもない。安心して、いや信頼してつられて欲しい 「インフレターゲットのすすめ」は少なくないが、やっとおすすめできる一冊が出来たようだ。 理由は三つある。 書「日経済復活 一番かんたんな方法」は、前述のとおり「インフレターゲットのすすめ」。同様の主張は数多の経済学者たちのblogもしているが、書を薦める三つの理由を述べる前に、まず「なぜそれが一番かんたんな方法」なのかを述べておくことにする。 目次 はじめに 第1章「失い続ける日」の課題--閉塞感を打破するために 【コラム】GDPって何? 第2章

    まずは日銀よりはじめよ - 書評 - 日本経済復活 一番かんたんな方法 : 404 Blog Not Found
  • 会社は見た目が9割? - 書評 - 12歳でもわかる!決算書の読み方 : 404 Blog Not Found

    2012年03月28日11:00 カテゴリ書評/画評/品評Money 会社は見た目が9割? - 書評 - 12歳でもわかる!決算書の読み方 著者より献御礼。 12歳でもわかる!決算書の読み方 岩谷誠治 初出2010.02.23; 「儲けにつながる「会計の公式」の表紙も参照 で、書評しようとしたら、もう磯崎さんにぺんぺん草も生えないほど完璧に書かれているという。 isologue - by 磯崎哲也事務所: 「12歳でもわかる!決算書の読み方」~お金のことを知らずに「社会人」になってしまった人の会計入門~ しかしそれを言えば、「国語算数理科しごと」「借金を返すと儲かるのか?」で書くべきことを全部書いたはずの著者が書を著したことに申し訳がたたないような気がするので、私も書くことにしよう。 書に、何が書いていないかを 404 Blog Not Found:会計リテラシー必要十分 - 書評

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  • 「FREE フリー 無料からお金を生み出す新戦略」クリス・アンダーソン - ガ島通信

    「ロングテール 「売れない商品」を宝の山に変える新戦略」の著者で「ワイアード」誌の編集長、クリス・アンダーソンが書いた話題の、「フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略」を読みました。アマゾンで売り上げ1位、手にしたは既に3刷目だったので、かなりの注目度のようです。 プロローグには「新しいフリーを理解するものが、今日の市場を粉砕し、明日の市場を支配する」、第1章には「20世紀にフリーは強力なマーケティング手法になったが、21世紀にはフリーがまったく新しい経済モデルになるのだ」と書かれています。そして、フリー化した業界、対抗策、協力や活用した事例を紹介しています。 フリー化の波に襲われているメディアについても、アンダーソン自身がメディアの編集長だけあって、第9章:新しいメディアのビジネスモデル、と章立てされているだけでなく、あらゆるところで触れられているので、刺激的でした。 いろいろな事例

    「FREE フリー 無料からお金を生み出す新戦略」クリス・アンダーソン - ガ島通信
  • 最も「リアル」が「見える」一冊 - 書評 - なぜコンピュータの画像はリアルに見えるのか : 404 Blog Not Found

    2010年02月02日21:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 最も「リアル」が「見える」一冊 - 書評 - なぜコンピュータの画像はリアルに見えるのか 出版社より献御礼。掲載が遅くなってしまって大変申し訳ない。 なぜコンピュータの画像はリアルに見えるのか 梅津信幸 書は「コンピューターで画像を扱う」ことに関する一般書としては一番の出来。一般書であるので、書を読んだ途端CGが作れる、ということにはならない。それより幅広く、そして深い教養を与えてくれる一冊であり、コンピューターで画像を扱うという行為そのものへの興味を引き立ててくれるので、どんな専門書よりも前に出会っておきたい一冊でもある。 おかげでCGに関しては完全な「消費者」にすぎないと思っていた私でさえ、画像/動画ファイルをあらためてあれこれといじりまわすようになってしまった。blogの更新頻度低下に一役買った一冊かも

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  • This is THE -e^πi - 書評 - オイラーの贈物 新装版 : 404 Blog Not Found

    2010年01月25日12:45 カテゴリ書評/画評/品評Math This is THE -e^πi - 書評 - オイラーの贈物 新装版 東海大学出版会 田志口様より献御礼。 オイラーの贈物 新装版 吉田武 [東海大学出版会より直接購入] キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━! 待っていた、待っていた、待っていた。 このの復活を。 願わくば、「小飼弾が選ぶ最強の100冊+1」の前に復活してほしかった。入手困難だったので泣く泣く外したのだけど、最強の100冊が10冊になっても来入っていてしかるべき一冊。 なのにAmazonときたら、「このは現在お取り扱いできません」だと? すぐに在庫されると思うのでリンクしておくが、念のために東海大学出版会も併記しておいたので待てない方はそこから注文してほしい。 書「オイラーの贈物」は、 はじめに 唯一の式 -- オイラーの公式: eiθ =

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  • シュトヘル - moroshigeki's blog

    最近ブログの記事がマンガばっかりなのは、ついこの間まで忙しすぎてマンガが読めなかったからである。今、積んでいたマンガを崩しているところ。ということで、Twitterの文字な人たちの間で話題になっていた『シュトヘル』。 シュトヘル1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) 作者: 伊藤悠出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/03/30メディア: コミック購入: 14人 クリック: 667回この商品を含むブログ (105件) を見るシュトヘル 2 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) 作者: 伊藤悠出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/10メディア: コミック購入: 14人 クリック: 134回この商品を含むブログ (66件) を見る 舞台は13世紀、現在の中国の甘粛省あたり、モンゴルに滅ぼされる西夏近辺が舞台。背表紙に書かれているあらすじ

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  • エネルギーも脱一人勝ちで - 書評 - マグネシウム文明論 : 404 Blog Not Found

    2010年12月22日09:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech エネルギーも脱一人勝ちで - 書評 - マグネシウム文明論 共著者の山路様より献御礼。 マグネシウム文明論 矢部孝 / 山路達也 初出2009.12.16; 英語版を追記 まぎれもないスゴ。内容、構成、そしてタイミング。今年出た新書ナンバーワン。 正直私は書の内容を100%信じられるわけではない。しかしその内容の1/10でも実現できれば、世界はずっとよい場所になる。「エネルギーがパケホーダイになる日」が、これでまた近づくのだから。 書「マグネシウム文明論」は、マグネシウムで文明を駆動することが可能であることを主張した一冊。 12月16日『マグネシウム文明論』がPHP新書より発売されます - The Magnesium Civilization 石油の次のエネルギー資源は何か? 太陽電池で日のエネルギーを賄お

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