中核VS革マル(上) (講談社文庫) 作者: 立花隆出版社/メーカー: 講談社発売日: 1983/01/10メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 96回この商品を含むブログ (35件) を見る 内容紹介 血で血を洗う殺戮戦争を続ける学生や労働者たち。その覆面の下には、どんな素顔が隠されていたのか。高い理想と正義感から生まれたはずの“革命”運動が、両党派間の内ゲバ殺人に転化していった悲惨な歴史の逆説。いま困難な時代の転換期にあって、先行世代の軌跡を見詰めなおす綿密なドキュメント。 過激派活動家の総数は、68年に2万7000人、過激派活動のピークで5万3500人。昭和50年でも3万5000人と思っていたよりも過激派の数がずっと多い! 『両派が話し合って解決をはかる余地はまったくない。内情を知らない第三者からみると、同じ左翼ではないか、同じ革命をめざす党派ではないか、と思われるかもしれない。