この記事が出た途端、早速日本のメディアは、またぞろシャドウ・ボクシング的な見出しを掲げて、ありもしない危機を煽り出した。 「制服組、増す影響力 揺らぐ『文官統制』 防衛省設置法改正案」(朝日) 「防衛省改革 文民統制を貫けるのか」(毎日) 「防衛省設置法 文官統制の規定廃止 派兵推進の政治家と『軍部』が直結」(赤旗) 「『文官統制』廃止案問題は 制服組暴走の抑止低下」(東京) 政府を批判するのはメディアの役目である。だが、批判するからには、もう少し全般状況を把握し、背景を勉強してからにしてもらいたい。そもそも「文民統制」(シビリアン・コントロール)という言葉はあるが、「文官統制」という言葉はためにするメディアの造語である。
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