不正報酬の疑惑が浮上した国際サッカー連盟(FIFA)のジェローム・バルク元事務局長、ジョセフ・ゼップ・ブラッター前会長、マルクス・カットナー元事務局長代理(2016年6月3日作成)。(c)AFP 【6月4日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)前会長のジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)氏、元事務局長のジェローム・バルク(Jerome Valcke)氏、元事務局長代理のマルクス・カットナー(Markus Kattner)氏が、不正な報酬や契約により数十億円を受け取っていたことが3日、明らかになった。 FIFAの内部調査で3人は、報酬の引き上げと失職した場合に備えて共謀し、過去5年だけで7900万スイスフラン(約86億2000万円)を得ていたことが分かった。FIFAのトップだったブラッター氏、ナンバー2だったバルク氏、財務責任者でもあったカットナー氏は昨年、