レノボ・ジャパンが新たに投入した「ThinkPad X60 Tablet」(以下、X60 Tablet)は、デジタイザペンと指による入力の両方に対応したタブレットPCだ。同製品はX60/T60/Z60/R60の各シリーズ同様に、高いシステム性能を基盤としたユーザビリティとセキュリティの両立という、3つのコンポーネントからなる“第3世代ThinkPad”に位置付けられている(同社は1999年までのThinkPadを第1世代、2000年から2005年までを第2世代と呼び、それ以降に登場したシリーズを第3世代と規定している)。 この第3世代のタブレットPCによって何が変わるのか? ThinkPad開発において陣頭指揮を振るうレノボ・ジャパン取締役副社長の内藤在正氏に話を聞いた。 第3世代のタブレットPC ――まずはじめに第3世代としてのX60 Tabletの特徴、前モデルであるThinkPad