HOME > ネジの規格と寸法|JIS、インチネジのネジ規格表 > ナットの強度区分ごとの硬度や材質|JISにおける強度区分4,5, 6, 8, 9, 10, 12等表示の定義 ナットの強度区分は、JIS規格において炭素鋼や合金鋼などの鉄鋼製のものと、ステンレス鋼のものの2つの系統の規格があります。したがって、ナットに表示されている強度区分を正しく調べるには、「材質」と「採用されている規格の種類」の双方の情報が必要です。 新旧規格が入り乱れるナットやボルトの強度区分規定 また、ボルトやナットの強度を定めた強度区分の規格は、「附属書品」とよばれる附属書(1985年のJIS改正による)に沿った製品と、「本体規格品」(国際規格であるISOに準拠して定められたJISによる)と呼ばれる製品との2種に分かれ、どの時点の改訂内容を反映したものかによって、実務や図面表記でも新旧の規格が入り乱れた複雑な様相
黒皮はミルスケールともいい、鋼板を熱間加工で作る場合には表面にこれらが出てきます。この正体は、黒錆であり、赤錆とは違って鋼材の表面を腐食から守る働きも持ちますが、鋼材の黒皮には微細なピンホールのような小さな穴があるため、条件によってはその部分に錆が集中して局部腐食がより早く起きる可能性もあります。 熱間加工によってつくられた鋼材は、基本的に「黒皮」や「ミルスケール」と呼ばれる黒錆で表面が覆われています。鋼材によっては、これらを除去した物や冷間加工によって黒皮のないグレードもあります。 熱間圧延したままの鋼板や鋼材である為、価格は安く手に入ります。s45cやSS400といったポピュラーな鋼材でも、黒皮材かミガキ材かを指定して購入することになります。鋼材によっては黒皮材しかないもの、ミガキ材しかないものもあります。 黒皮(ミルスケール)で表面が覆われた鋼材である黒皮材は、表面の精度は高くありま
ヤング率は縦弾性係数(たてだんすうけいすう)ともいい、剛性を見る為のパラメータで、数字が大きいほど変形のしにくい材料ということになります。変形がしにくいとは、例えば、薄い板を曲げる力を加えた時、その板の「たわみ」の大きさが小さいというということと同じ意味です。つまり、ヤング率の大きい材料というのは、剛性が高い材料(変形しにくい、変形量が小さい)ということになります。 但し変形がしにくいことと、材料の持つ「強度」は別の問題になりますので混同しないよう注意が必要です。強度とは、変形のしにくさではなく、どれくらいの力が加わっても元に戻るか(降伏点)、破壊されないか(引張強さ)という観点から見られることになります。「強度」が耐えられる力の大きさを見るのに対し、「剛性」は変形量を見る為のパラメータです。 ヤング率(縦弾性係数)は、材料にある力が加わったときに、どれくらい変形するか、その「変形量」を計
ネジの規格表にはインチネジ、メートルネジ、管用ネジがあり、種類ごとにJISでサイズが決められています。この中にはイソネジの規格も取り込まれている為、これを見ればピッチや長さ、頭の寸法も一目瞭然となります。小数点以下3桁まで定められています。以下に一覧を掲載しています。 ネジ規格の成り立ち 二つのネジの規格 ねじはファスニングにも括られる、機械や工具をはじめモノづくりの多くで欠かすことの出来ない要素ですが、数多くあるピッチと外径の対応関係、組み合わせ方、寸法を間違えると使うことが出来ません。性能面だけでなく、安全のためにも正しいサイズ、寸法のねじを使う必要があります。 ネジの規格は複雑そうに見えますが、これは歴史的にJIS規格を国際的な基準となるISO規格に近づけようとしつつも、ISOにないものはそのまま並存させていることと、規格に使われているねじの名称と、通称のねじの呼び方が異なるものがあ
銅の錆が発生するメカニズム 水気や水分のある場所では、まず銅は水分内の溶存酸素によって酸化第一銅が表面に生成されます。これが赤褐色の銅錆です。次に、酸化第一銅が、酸素や亜硫酸ガス、水とさらに反応することで塩基性硫酸銅(緑青)ができます。亜硫酸ガスがない場合、二酸化炭素や遊離炭酸と反応して、同じく緑青に分類される塩基性炭酸銅が作られます。ほかにも、海水や潮風などの近辺では塩基塩化銅が生成されることがわかっています。 こうしてみるとわかるとおり、同じ緑青であっても、成分は微妙に異なります。 酸化第一銅⇒緑青(塩基性硫酸銅、塩基性炭酸銅、塩基性塩化銅、塩基性硝酸銅、塩基性酢酸銅) 酸化第一銅⇒酸化第二銅⇒緑青(塩基性硫酸銅、塩基性炭酸銅、塩基性塩化銅、塩基性硝酸銅、塩基性酢酸銅) 酸化第一銅⇒硫化第一銅 酸化第一銅⇒塩化第二銅 銅は鉄鋼系素材に比べて価格が高いことや強度面から使われる量は鉄ほどな
熱硬化タイプの中で最高の耐熱性を持つプラスチック ポリイミドの比重は1.43、熱硬化樹脂の中で最も耐熱性に優れたプラスチックで、強固な分子構造を持っており、熱だけでなく、機械的性質や化学的性質も他の樹脂にない値を持っています。超耐熱エンプラと呼ばれることもあります。 デュポン社による製品化されました。熱分解する温度は他のプラスチックの耐熱温度とは大きく異なり、500℃以上となっています。また耐寒性にも優れます。摩擦にも強い性質を持ちます。通常の樹脂材料や汎用エンプラとは性能に大きな違いのある高性能プラスチックで、スーパーエンジニアリングプラスチックに分類されます。他のパラメータも、低い誘電率、優れた伸び特性、熱膨張係数にも優れていることが知られています。薄膜化することもできるため、半導体の分野でも使われます。 ポリイミドの用途としては、フィルム、コーティング剤、保護膜、電気絶縁材料全般、ベ
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