Virginia Techの学生が、重力で発電する 重力電灯なるものを 発明したという報道があった。 1Kgのものを1m持ち上げると10Jのエネルギーになるから これを12時間で下降させると0.00023Wの発電ができる。 電力消費が1WのLEDを点灯するには4320Kgが必要で、 これを持ち上げる作業を12時間ごとに繰り返すことになる。 デザイン的には優れているのかもしれないし、毎日おもりを持ち上げるのは人の自由だが、 アホな「発明」を持ち上げるのはやめてほしい。 重力での発電は、 既に水力発電として、 商業的に実用化されています。 重力電灯と似たような感じの発明としては、 慶應義塾大学発のベンチャー企業である 株式会社音力発電の速水浩平さんが考案した 振動発電があげられるでしょう。 もっとも、振動で発電するならば、 スピーカに対するマイクのように、 遥か以前にも存在してましたね。 そう