タグ

ブックマーク / satetsuginokikakuha.hatenablog.com (34)

  • 「蓬莱学園」ファラオゲームが予言した情報社会の悪夢とは?(改題しました) - さて次の企画は

    【電ファミ記事にから来られた方、長いですが、後半に「ファラオゲーム」に関する記述があります】 集英社的に「DEATH NOTE」の正統後継コンテンツって言うと、甲斐谷忍の「LIAR GAME」になるのだろう。 甲斐谷忍に関しては、デビュー作である「ソムリエ」から追っかけている好きな漫画家だけど、異色野球漫画「ONE OUT」あたりで明らかに《サバイブ系》のコミック……決められた枠内のゲームで絶対に勝ち残る知的戦略を争う……を書き始めて、オカシナことになってるなぁと思ってた。 その完成形ともいうのが「LIAR GAME」なんだけど、これは早くも3巻の最終話において、ある種の結論が出ている。 【みんなが正直でいさえすれば全員が救われる。ライアーゲームとはそういうゲームなのだ】 というのを、無垢で間抜けなヒロイン・神崎直が言っちゃってる。この神崎直というのは、他人を馬鹿正直に信じることしかできな

    「蓬莱学園」ファラオゲームが予言した情報社会の悪夢とは?(改題しました) - さて次の企画は
    otsune
    otsune 2012/11/11
  • <span style="font-size:xx-small;">[読書][アニメ][文系文化]</span><span style="font-size:medium;">和月伸宏論(第二講):正しくありたくて不幸の原因と自分探しをしてた90年代「るろうに剣心」&「エヴァ」解題</span> - さて次の企画は

    仕事が忙しくってねー。もー四日も家に帰ってねぇよ! なんで俺はこんなにスタジオにこもらなきゃいけないだ、くそ、書いても書いても和月伸宏論は終わらねー。 国会図書館に行って、90年後半のジャンプ黄金時代後期の検証をしないと、集英社に置ける和月伸宏の立場を説得力を持って説明できないんだけど。うーむ、困った。 だから中編ということではなく、第二講にしてみました。ごめんなさい! [読書][アニメ][文系文化]和月伸宏論(前篇):90年代キーワード「不殺」と「新世紀エヴァンゲリオン」「るろうに剣心」の符合 - さて次の企画は と [読書][アニメ][文系文化]和月伸宏論インターミッション:《月刊》少年エースは、来は週刊化して《週刊》少年エースになるはずだった - さて次の企画はの続きー! ◆誰もが「究極の理由」を追い求め、心理学で自分を「漂白」した90年代 90年代というのを振り返ってみると、それ

    <span style="font-size:xx-small;">[読書][アニメ][文系文化]</span><span style="font-size:medium;">和月伸宏論(第二講):正しくありたくて不幸の原因と自分探しをしてた90年代「るろうに剣心」&「エヴァ」解題</span> - さて次の企画は
    otsune
    otsune 2011/06/22
  • ハリウッドの女性嫌悪を『プレシャス』が解呪した。さて「戦後日本のロボットもの」「戦後の坂本龍馬人気」「士郎正宗の呪い」の解呪法は? - さて次の企画は

    GW期間中に映画を見に行こうと思っていたのだけれども、ティム・バートンの『アリス〜』を見ただけで終わってしまう。いつものティム・バートンらしからぬ捻りのない話で,割と予定調和で終わってしまうので今ひとつ映画を見終えたという満足感に欠けたかな? そう言う意味では、内田樹が褒めていた『プレシャス』を見た方が良かったかも。内田はこの映画を指して下記のように述べている。 これまで作られたすべてのハリウッド映画は、ジョン・フォードからウディ・アレンまで、『私を野球に連れてって』から『十三日の金曜日』まで、質的に「女性嫌悪(misogyny)」映画だった。女性の登場人物たちは男たちの世界にトラブルの種を持ち込み、そのホモソーシャルな秩序を乱し、「罰」として男たちの世界から厄介払いされた(「悪い女」は殺され、「良い女」は一人の男の占有物になる)。女たちにはそういう話型を通じて父権制秩序を補完し強化する

    ハリウッドの女性嫌悪を『プレシャス』が解呪した。さて「戦後日本のロボットもの」「戦後の坂本龍馬人気」「士郎正宗の呪い」の解呪法は? - さて次の企画は
    otsune
    otsune 2010/05/07
  • 人はいつまでサブカルの事件日を忘れず、コンテンツ内の記念日を祝い続けるのか? - さて次の企画は

    なんか爆弾処理に明け暮れた一週間でしたが、まぁなんとかなった。来週あけには一つ片も付きそうだし。 さてさて、先日、コメント欄に「2009年6月6日は尾上舞さんの20周忌」って書き込みがあったのですが、いやぁ、こういうのを覚えている人は尊敬するなぁ。 そうそう、「蓬莱学園の内戦が起こったのもそろそろですね。あの時はどこで戦っていましたか?」なんてメールも来た。どう返信すればいいんだ。いや律儀に返信したけど。 簡単に解説すると尾上舞ってのは、遊演体の最初のPBM「ネット'88」というゲームでの人間側のヒロイン。まぁクトゥルフ神話と日神話を合わせた第一次クトゥルフブームの時、郵便によって行われたRPGゲームですね。その後、十年ぐらいこのPBMというのも企画が乱立しました。 で、ふと気になったんだけど、なんというか、「機動戦士ガンダム」35周年とか「新世紀エヴァンゲリオン」15周年とか「オネアミ

    人はいつまでサブカルの事件日を忘れず、コンテンツ内の記念日を祝い続けるのか? - さて次の企画は
    otsune
    otsune 2009/11/15
  • 新作小説をtwitterで先行公開する試み――SF作家新城カズマ【15×24】 - さて次の企画は

    「蓬莱学園」シリーズや青春SF小説「サマー/タイム/トラベラー (1) ハヤカワ文庫 JA (745)」で知られる新城カズマさんの新作小説が、twitterで先行公開されるという試みがなされていてちょっと注目。 サマー/タイム/トラベラー (1) ハヤカワ文庫 JA (745) 作者: 新城カズマ,鶴田謙二出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/06/16メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 520回この商品を含むブログ (362件) を見る かなり時間をかけて、三千枚の長篇小説を書かれているというのは、SF業界界隈・ラノベ小説界隈で話題になっていました。 タイトルは【15×24】。なんか最近はこういう数を使ったタイトルがブームなのか?(笑)。 集英社ダッシュ文庫から9月より発売されるそうなのだけれども、その宣伝も兼ねた先行公開として、twitterで最初から逐次掲載されてい

    新作小説をtwitterで先行公開する試み――SF作家新城カズマ【15×24】 - さて次の企画は
    otsune
    otsune 2009/09/02
  • 2009-08-09

    今年の夏のコミックマーケットはコミケに初参加されるいのまたむつみさんのブースのお手伝いをすることになりました。 参加日 16日 配置ホール 西2ホール 配置場所 あ-62a サークル名 モンブランフラッシュ 自分でを作らないもんで気楽なのだが、いのまたさんのコミケ初参加でどんな具合にお客さんがくるのかが結構、不安だったりする〜。みんな来てね〜。ちなみに明日入稿するというをまだ見ていない。 一応、「いのまたさんが、コミケ出られるのだったら、表紙はプラレス三四郎の「桜姫」が良いんじゃないですかとはアドバイスしておいたけれども(苦笑) 多分、そうはならないであろうことは間違いない。 乙木さんも宣伝せい、という指令が下ったので、経過は逐次報告しますね〜。 いのまたむつみオフィシャルブログ「Ichigo Mountain」Powered by Ameba

    2009-08-09
    otsune
    otsune 2009/08/10
  • いのまたむつみ公式ブログにマイケル・ジャクソンとの秘話が! - さて次の企画は

    と思ったらほんの一言しか載ってない……。 6月24日に開設されたばかりですね。 ただ折角なので、もうちょっと細かい遣り取りがどんなだった〜とか、元々、マイケルが池袋のリブロを貸し切って、"this this these"と買い物しているときに、ふといのまた先生の画集に目を留めて急に呼び出しがかかった〜とか、そーゆー発端のところから書いてくださいよ、いのまた先生〜。 世界のポップカルチャー史とオタクカルチャー史的の邂逅という超重要な一コマなんだから。 いのまたむつみオフィシャルブログ「Ichigo Mountain」Powered by Ameba

    いのまたむつみ公式ブログにマイケル・ジャクソンとの秘話が! - さて次の企画は
    otsune
    otsune 2009/06/28
  • 2005-12-13

    Yahoo!¥¸¥ª¥·¥Æ¥£¡¼¥º 注釈部分においてだけでも見ておく価値あり。 ついに明かされる「ヨハンセン」の正体。 細野不二彦の「ヤミの乱破」の新展開が面白すぎます。 敗戦後の日で暗躍する元・陸軍中野学校のスパイたちを描くサスペンスが、作「ヤミの乱破」。虚実入り乱れる蘊蓄具合がたまらなく面白かったのだが、前回までに天皇に絡む秘密文書話がひとまず片づいて今回から新展開。 手塚治虫の「新宝島」の話を延々とやっていて、「時代背景描写の一環としては分かるけど新鮮味がないなぁ」とか思っていたら、変なマンガ好きの子供の登場から、この伏線がいきなり生きてきてオチともつながり、今まで桐たちを操っていたヨハンセンの正体に膨らみを持たせる。 これは圧巻。ハッキリ言って必読。 この「変なマンガ好きの子供」も実在の人物なのだが、発売日の今日、あの特徴ある笑い方で面白がって読んでるだろうなぁ。いや事前

    2005-12-13
    otsune
    otsune 2009/02/09
  • 春に続き、秋冬のライトノベル編集者の異動・更迭が激しすぎる件 - さて次の企画は

    去年からライトノベル編集者の異動・更迭があまりに多いので、ちょっとビックリしている。 【分かる人にだけ分かるように書いております】 この春の異動や離職もすごかったけれども、秋を過ぎてからの異動も、ちょっと予想の斜め上を突き進んでいる感じで軽い衝撃を覚えております。 それに病気で倒れる方が多いのも気になるところである。昨年、私の友人のラノベ編集者が相前後して昏倒し、肝を冷やしていたのだけれども、先週は某ラノベ文庫編集部の編集長が、あの若さで鬼籍に入られてしまい、さすがに足元から冷水に飲み込まれるような嫌な感じで吐きそうになった。みんなワーカーホリック過ぎる(俺もだけど)。 なんでこんなに異動が多くなったかというと、単純にラノベの売上が急激に落ちているからなんだよね。 いや、まさに釣瓶落とし それがあちこちでスゴイ軋みを起こしていて、半期毎の人事異動や無茶なメディアミックス(苦笑)という形で表

    春に続き、秋冬のライトノベル編集者の異動・更迭が激しすぎる件 - さて次の企画は
    otsune
    otsune 2008/12/17
  • ポニョ見たけど、師匠も男友達もいない宗介と、オタク的に都合の良い「聖なる女性賛美」が強すぎて駄目でした - さて次の企画は

    「崖の上のポニョ」を見てきましたが、ちょっと愕然としました。 今回は作画に関わる人数も少人数だし、CGを使わないという発表も前々からあったので、画的にツライだろうこと……まぁ絵的なところに良さを見いだすことは出来るけど……は「小品」予定だったから予想していたけれども、さすがにプロットやストーリーで、「ハウル」よりも出来が悪くなるとは予想していなかったので。 主人公の母親の行動がとにかく生理的に耐えられなかった。結構、このあたりは家族で見にいった人でも、一部の母親層からは嫌悪感をもたれるのではないだろうか? 色々とプロットの破綻があったのは、各所で指摘されているので、あまりネットで指摘されていない点を少しかいてみよう。 宗介にポニョが惹かれる理由として、宗介の聡明さ・誠実さがあるのはわかる。 だけれども、宗助の聡明さを表すのを描くのがモールス信号だけってどうなのよ……。母親がキップは良いけ

    ポニョ見たけど、師匠も男友達もいない宗介と、オタク的に都合の良い「聖なる女性賛美」が強すぎて駄目でした - さて次の企画は
    otsune
    otsune 2008/07/30
  • 2007-06-26

    CIAが冷戦時代に行っていた非合法活動計画書が公開されるとのこと。 日経済新聞 CIAの非合法活動の報告書公開へ 【ワシントン=共同】22日付の米紙ワシントン・ポストは、要人暗殺計画や盗聴など米中央情報局(CIA)が1950―70年代に行った非合法活動に関する報告書が機密解除され、来週公開されると報じた。数百ページの報告書には、カストロ・キューバ国家評議会議長の暗殺計画の詳細などが含まれるとみられる。 同紙によると、報告書には(1)ベトナム反戦運動の闘士として名をはせた女優ジェーン・フォンダさんらを対象にした私信の極秘開封(2)ジャーナリストの電話盗聴、行動監視(3)民間人に対する試験的薬物投与――など、法律で禁じられるCIAの国内情報活動の実態も記されている。 ヘイデンCIA長官は「(非合法活動が)あからさまに書かれているが、それもCIAの歴史だ」と述べ「世界最強の情報機関」の暗部に光

    2007-06-26
    otsune
    otsune 2008/02/03
  • 2007-06-21

    新田五郎(id:nittagoro)さんがコメント欄を閉じてしまった。知人から 「相手は生身の新田五郎なんだぞ!」 と非難を受けた。 「相手は生身の○○なんだぞ!」という懐かしいフレーズにいたく感銘を受けつつも、 id:catfrog以外からこんな非難を受けるいわれはない! という微妙な残尿感のような怒りも渦巻いたり渦巻かなかったり。 あれほど一世を風靡した(?)フレーズも、はてな界では生き残る期間って一年位なんだね。 生身なんだぞ - 怪しい隣人 - 断片部 相手は生身の女の子なんだぞ! - 以下パロディ。 http://plaza.rakuten.co.jp/catfrog/diary/200510300000/ 相手は生身の人間なんだぞ? 以下キャッシュ:非モテoffか、懐かしい http://d.hatena.ne.jp/normal/20051216#1134727249 相手は

    2007-06-21
  • 2007-07-05

    BLUE DRAGON ラルΩグラド」の月内打ち切りが決定したらしい。「ヒカルの碁」「DEARTH NOTE」の二連続ヒットという、ここ近年ではそうそうなかった小畑健の快進撃も一段落してしまった感じだ。 小畑健の「BLUE DRAGON ラルΩグラド」は重すぎる期待を担えるか? - さて次の企画は 連載開始前に個人的に考察していた目標値とは以下の通り。 「BLUE DRAGON ラルΩグラド」の目標値 Xbox 360の知名度をあげること。 ソフト版BLUE DRAGONのPRとしてヒットすること。 週刊少年ジャンプに少年読者を引き戻すこと。 DEATH NOTEで得た高年齢者読者を引き続き維持し単行を売ること。 このようにみた場合、比較的パブとしてみるのであれば、1番目と2番目の目標は達成し得たのではないかと思われる……かなり甘々な評価ですが*1。しかしながら漫画的に見た場合、半年で

    2007-07-05
    otsune
    otsune 2007/07/06
  • さて次の企画は - メタルギア・ソリッドファンから福井晴敏ファン、ジージャンズやボンクラ系まで必読! 伊藤計劃デビュー作『虐殺器官』は将

    伊藤計劃のデビュー作『虐殺器官』を読んだ。 近未来の米軍を舞台にした今までの日小説には無かったといっていいミリタリーアクション小説で、一度読み始めたら読み終わるまでをおけないほどにムチャクチャ面白い。デビュー作からこの作家を追っかけなければならないということはよくあるけれども、これほど惹かれた作品というのはここ2、3年になかったように思う。 そう…アップトゥデイトで世界の有り様を描いた作品としては、 個人的に3年ぐらい前から、ずっと考えていた「ポスト福井晴敏には誰が座るか?」という命題があった。考えている候補は何人もいたのだけれども、ことここに至っては、そこに座する作家として伊藤計劃が最有力候補として入ってきたというのは間違いない。 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) 作者: 伊藤計劃出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/06メディア: 単行購入: 26人

    さて次の企画は - メタルギア・ソリッドファンから福井晴敏ファン、ジージャンズやボンクラ系まで必読! 伊藤計劃デビュー作『虐殺器官』は将
  • 2007-06-18

    雨宮まみ氏が自身のサイトで述べているが、ひぐちアサという漫画家は、『おおきく振りかぶって』しか読んでいない人には判らないけれど、実はかなりダークサイドを持った漫画家である。 おおきく振りかぶって - 雨宮まみの「弟よ!」 特に8巻では、そのダークサイドが壁の向こう側からそっと顔をのぞかせているようであり、乙木としてはココがたまらない。 画像は内容とは全然関係ないが、篠崎愛ってことで。 花井(192P) 「中学で会っていたらオレァ間違いなくイジメ側に入ってたなー 「よかった 出会いが高校で」 仲沢呂佳(216P) 「いよう 負け犬」 仲沢利央 「う……兄ちゃん 帰ってたの」 仲沢呂佳 「洗濯モン とりにきたんだよ 負け犬」 仲沢利央 「ちょっとお」 仲沢呂佳 「なんだよ 負け犬」 仲沢利央 「その呼び方 やめてよォ みんな がんば……っ」 仲沢呂佳 「甘えたこと言ってんじゃないよ? 「そんな

    2007-06-18
  • さて次の企画は - 臆病な男子を拒絶しない篠崎愛は、文化系サークルクラッシャーアイドルとして、ゼロ年代アイドル史に名を残すかもしれない。

    一昨年辺りからOFF会によく顔を出すようになっているのだけれども、そのたび毎に「あの木村カエラとぬいぐるみ論を書いた乙木さん」とか「リア・ディゾンをプッシュしていた乙木さん」とか言われて、なんかまるでアイドル評論家のように紹介されるのがはなはだ不意だったりする(笑)。 でも、藤井美菜とかが理系・知性派アイドルとしてブレイクするかもと書いていたら、今まさに養老猛司とともに朝日新聞の顔になったりしていたりすることを考えると、まぁある種のオタク受けするアイドルに対しては、我ながらそこそこアンテナはあるのかもしれない。夕焼けニャンニャンもまともに1回も見たことなければ、モーニング娘。もほとんど知らないので自分的には変な気がするのだけれども……。アイドル写真集も仕事資料以外で買ったことないんだけどなぁ。 というわけで、先週辺りから気になっているのが、篠崎愛である。 篠崎愛というグラビアアイドルは、

    さて次の企画は - 臆病な男子を拒絶しない篠崎愛は、文化系サークルクラッシャーアイドルとして、ゼロ年代アイドル史に名を残すかもしれない。
    otsune
    otsune 2007/06/15
  • さて次の企画は - 95年エヴァンゲリオン文化圏の終わり――知的な塹壕としての「ゼロ年代の想像力」スタートと、よしながふみ「フラワー・オブ・ライフ」完結について

    日常の忙しさに忙殺されてしまっていて、ブログの更新が滞ってしまった。とはいえ、この07年5月が終わってしまう前にどうしても書かねばならないことがあるのは、繁雑さに目がくらみつつも、大変喜ばしいことだと思う。 それがSFマガジンでスタートした宇野常寛「ゼロ年代の想像力」連載スタートと、よしながふみ「フラワー・オブ・ライフ」の完結だ。 乙木個人としては、この二つと進行中のいくつかの事柄を合わせ見て、 「ようやくエヴァンゲリオンに象徴される、95年文化圏の終わりが来たな」 ということを深く感じてしまう。 群像新人賞評論部門でのあの「セカイ系論文」(いや、未熟だけどな)があったのも、ひょっとしたらこの5月という変転の前哨の一つとして言えてしまうのかもしれない(笑) ま、それはともかくこのエントリでは感想をただ書くというよりは、宇野常寛「ゼロ年代の想像力」とよしながふみ「フラワー・オブ・ライフ」が如

    さて次の企画は - 95年エヴァンゲリオン文化圏の終わり――知的な塹壕としての「ゼロ年代の想像力」スタートと、よしながふみ「フラワー・オブ・ライフ」完結について
    otsune
    otsune 2007/06/01
  • 2007-05-20

    なんか時間がないのでmixiで書いていたのをそのまま挙げてみたりして。 ネットで話が流れていたように主人公シモンの兄貴分であるカミナの死亡。 ここまでは00年代のドラマツルギーとして、「エヴァンゲリオンを超えようとしたらこうするだろう」という予想を超えていないので、今後の奮起を期待したいところ。 主人公が二人組で「白い」少年と「黒い」少年。白が生き残る。 師匠と弟子といったような伝統的な上下関係がある。 主人公が完全に失恋したり、三角関係に悩むが絶望しない。 引きこもっていては生き残れないサバイバルな世界。 今、現時点において新しいコンテンツを作ろうと思うのであれば、ここに挙げた四つは色んなところで指摘されているようにクリアしなければならない前提条件だろう。 さてここからどうなるのかというのが、「作家性」であり、「次なるテーマ」みたいな話になるわけだが……。果たして「天元突破グレンラガン」

    2007-05-20
    otsune
    otsune 2007/05/23
    ちゅーか、やたらと不親切なゲームだから無駄にパワーのあるプレイヤーしか遊べなかったという結果論でもあるな。
  • 2007-05-10

    第五十回群像新人文学賞の評論部門の優秀作としてトンデモないのが入賞してしまったので、俺の中のSF業界(笑)に激震が走った*1。群像6月号(講談社)をゲットだ! 小説部門の方は、当選作の「アサッテの人」が抜群に面白い。牧野修さんの電波文の秀逸さに常に敬愛を抱いている私だが、この「アサッテの人」に出てくる叔父の文章も大したものだ。 最初に「ポンパ」とか出てきた時、どうしようかと思ったよ(笑) 群像新人文学賞「アサッテの人」諏訪哲史の内容紹介 子供の頃、吃音癖のあった叔父が失踪した。著者は叔父の残された日記と小説の断片から、叔父が意味ある世界から逸脱した「アサッテ」の世界へと旅立っていってしまった事を知るという前衛小説が生きていた頃は、《ポンパ》《チリパッパ》《ホエミャウ》《タポンチュー》とワケの分からん単語を突然叫ぶ程度であった叔父が、の死後、明晰な思考過程を保ちながら徐々に異世界の人

    2007-05-10
  • 2007-04-08

    徳間デュアル文庫より、古橋秀之氏、待望の新作『冬の巨人』が刊行される。早ウリでゲットしたので、早速レビューを言ってみよう! ■『ゲド戦記』DVDより古橋版ラピュタ『冬の巨人』を買おう 古橋秀之という作家は無視できない。 およそライトノベルというジャンルが第二次ライトノベルブームに至る過程において、古橋秀之という作家が書いた作品群が、いかに多大な影響を与えてきたかと言うことを見逃したというのであれば、多分、その人は目の中に家の梁が入ったとしても見逃す人だろう。 古橋秀之のデビューが業界に与えた衝撃というのは、それぐらい大きくまた筆力を持った作家でもある。 それは何故かというと、古橋秀之の視点を持って世界をリライトし直すと、それがちょっと新しくなるからである。 法政大学金原ゼミでのエピソードだが、秋山瑞人が書いてきたサイバーパンクを、翌週、古橋秀之がギャグにリライトして書いてきて、金原瑞人自体

    2007-04-08
    otsune
    otsune 2007/05/07