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ブックマーク / nazology.net (10)

  • 人間は温度を「聞く」ことができると判明、隠れた能力の発見 - ナゾロジー

    そもそも温度は聞けるのか?そもそも温度は聞けるのか? / Credit:Canva夏になると風鈴の涼し気な音が暑さを癒してくれます。 水のせせらぎも涼しさを増す音として一般には認知されています。 一方、暖炉やキャンプファイヤーで燃える木のパチパチという音や、石炭をほおばった旧式のストーブから聞こえるボォボォという炎の音からは、暖かさを感じることでしょう。 このように私たちの熱さや涼しさの印象は、音と無縁ではありません。 また「赤は暖かい色、青は冷たい色」のように異なる色覚が特定の温度帯と結び付く現象も知られています。 さらに視点を動物界全体に移すと、ヘビのように「温度を視る」ことができる種も存在します。 (※ヘビはピット器官を使って赤外線を探知することが可能であり、背景と温度が違う獲物を暗闇の中で捕らえることができます) しかし旧来の脳科学では、視覚は視覚野、聴覚は聴覚皮質、触覚は感覚皮質

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    outstrip 2024/08/21
  • 【AI狂牛病】AIイラストで画像生成AIが学ぶデータ崩壊が起こりつつある - ナゾロジー

    画像生成AIモデルは、膨大なサンプルから学習し、新たな画像を生み出します。 その結果、今やネット上にはAI画像があふれています。 では、AIモデルが、知らず知らずのうちにAI画像を取り入れて学習するようになると、どうなるのでしょうか。 アメリカのライス大学(Rice University)に所属するリチャード・G・バラニューク氏ら研究チームは、生成AIモデルが合成データを学習して新たな合成データを生成するループが生じると、生成される合成データの品質はどんどん劣化していくと報告しました。 研究チームは、こうした状況を狂牛病(ウシにウシの肉骨粉をエサとして与える行為で蔓延した疾患)になぞらえています。 そして現在、静かに「AI狂牛病」が広がっているかもしれません。 この研究は2024年5月オーストリア・ウィーンで開催された深層学習分野の国際会議「ICLR 2024」で発表されていて、論文はプレ

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    outstrip 2024/08/10
  • うつ傾向の強い人ほど「異世界転生」で「生きがい」が得られる! - ナゾロジー

    うつ傾向にある人は「空想癖」によって生きがいを実感できるようです。 私たちは誰でも、現実世界で成功していたり、異世界で大冒険している自分の姿を自由に空想することができます。 こうした日常生活において空想や想像に深く入り込むことを専門用語で「空想傾性(Fantasy Proneness)」といいます。 米テキサスA&M大学(TAMU)はこのほど、うつ症状のある人が空想傾性を持つと、人生における「生きがい」の感覚が得られることを発見しました。 これは健康な人が空想癖を持っても見られなかったとのことです。 研究の詳細は2024年2月27日付で心理学雑誌『Journal of Positive Psychology』に掲載されています。

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    outstrip 2024/06/18
  • 人間の尻尾がなくなった理由!「尻尾がなくなる遺伝子」を発見! - ナゾロジー

    霊長類は大きく2つのグループに分けられます。 それは「尻尾のない類人猿」と「尻尾があるサル」です。 ヒトを含む類人猿の祖先は今から約2500万年前にそれ以外の霊長類から遺伝的に分岐し、サルが持っていた尻尾をなくしました。 しかしこれまで類人猿から尻尾がなくなった遺伝的な原因は特定されていなかったのです。 ところが今回、米ニューヨーク大学ランゴーン医療センター(NYU Langone Health)の研究により、尻尾のない類人猿にはあって、尻尾のあるサルにはないDNA断片がついに発見されました。 このDNAをマウスに挿入すると、生まれてくる子供から尻尾が消失しました。 研究の詳細は2024年2月28日付で科学雑誌『Nature』に掲載されています。

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    outstrip 2024/03/11
  • 「0」を”思う”ときの脳活動は「1」に近い!捕食者への恐怖がゼロの根幹だった? - ナゾロジー

    「何も存在しないこと」が「ある」、それが0です。 英国のユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)で行われた研究によって、ゼロを認識しているときの脳活動は「1」を思っているときの脳活動と最も近いことが判明しました。 また研究では、ゼロという概念に反応する脳活動が、動物にもともと備わっている「存在しないことを知覚する機能(知覚的不在)」に基づいている可能性が示されました。 一般的に、ゼロの概念はインドで「発明されたもの」と考えられていましたが、どうやらゼロを理解するための素質は、人間の脳に先天的にプレインストールされていたようです。 研究者たちは「現在の私たちが持つゼロの概念は、捕者がいる状態「1」といない状態「0」を区別するための機能を、転用した可能性がある」と述べています。 研究内容の詳細は2024年1月30日にプレプリントサーバーである『bioRxiv』にて「無から有を生み出す:

    「0」を”思う”ときの脳活動は「1」に近い!捕食者への恐怖がゼロの根幹だった? - ナゾロジー
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    outstrip 2024/03/11
  • 宇宙が生まれて数週間後に暗黒物質を生む「2度目のビッグバン」が発生してた - ナゾロジー

    一度あることは二度あるようです。 米国のテキサス大学オースティン校(UT Austin)で行われた研究によって、最初のビッグバンが起きてから1カ月以内に、暗黒物質を生成する2度目のビッグバン「暗黒ビッグバン」が起きた可能性が示されました。 研究では、この暗黒ビッグバンによって通常の物質を構成する粒子の何兆倍も重い暗黒物質が作られ、銀河を巡る星々の動きを影から制御する物理法則の基礎となったと結論しています。 また最初のビッグバンが宇宙背景放射によって証明されたように、暗黒ビッグバンの存在も宇宙の背景に響く重力波を解析することで証明できる可能性があるとしています。 2度目のビッグバン(暗黒ビッグバン)の正体を知ることができれば、宇宙誕生の謎に迫る大きな1歩となるかもしれません。 今回はまず「ビッグバンとはそもそも何なのか?」という疑問を相転移の視点から解説し、続いて暗黒ビッグバン理論が如何に誕

    宇宙が生まれて数週間後に暗黒物質を生む「2度目のビッグバン」が発生してた - ナゾロジー
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    outstrip 2023/11/17
  • 世界中のほぼすべての鳥の種類を判別できるスマホアプリ - ナゾロジー

    鳴き声や姿・生息地域から「あの鳥」を識別できるアプリコーネル大学鳥類学研究所に所属するプロジェクト・マネージャーのジェシー・バリー氏は、Merlinを開発するに至った経緯を次のように説明しています。 「Merlinの最初のアイデアは、『あの鳥はいったい何だろう?』という疑問を素早く簡単に解決することでした」 「あそこで鳴いているのはどんな鳥だろう?」と気になったことがあるはず / Credit:Canva実際、多くの人が同様の疑問を抱いたことがあるはずです。 「姿は見えないけど、いつも聞こえてくるこの鳴き声の正体は何だろう?」 「引っ越してくる前には見たことのなかった、あの可愛らしい鳥の名前は何だろう? この地域に生息している鳥だろうか?」 「以前から気になっていたあの野鳥は、どこに行けば会えるのだろうか? この近くに生息地はあるだろうか?」 それでも、これらの疑問を解決するために、ネット

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    outstrip 2023/06/01
    鳴き声でもいけるのか
  • 梅雨時期になると大量発生するコバエ、実は「新種」だったと判明! - ナゾロジー

    岐阜県や静岡県では毎年、梅雨時期になると、体長2ミリほどのコバエが大量発生し、衛生上の問題となっています。 この現象は1997年頃からすでに20年以上にわたって続いていますが、そのコバエの正体はよくわかっていませんでした。 しかし今回、国立研究開発法人 森林研究・整備機構(森林総研)およびドイツ昆虫学研究所(SDEI)の共同研究により、長年人々を悩ませてきたこのコバエが、実は”科学的に未記載の新種”だったことが判明しました。 研究チームは、正式な学名を「ハイパーラジオン・ブレヴィアンテナ(Hyperlasion breviantenna)」、国内用の和名を「シズオカコヒゲクロバネキノコバエ」として発表しています。 研究の詳細は、2022年7月25日付で科学雑誌『Zootaxa』に掲載されました。

    梅雨時期になると大量発生するコバエ、実は「新種」だったと判明! - ナゾロジー
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    outstrip 2022/09/20
    よくわかってなかったのか
  • ウガンダの熱帯林に「井戸掘り」を伝えた革命的なチンパンジーがいた! - ナゾロジー

    人類は、地下に隠された水資源を汲み上げる方法として「井戸」を発明しましたが、私たち以外にも井戸掘りができる動物は存在します。 英セント・アンドルーズ大学(University of St Andrews)を中心とする国際研究チームはこのほど、東アフリカの熱帯雨林に生息するケナガチンパンジー(Pan troglodytes schweinfurthii)のコロニーにおいて、井戸掘りが習慣化されていることを発見しました。 乾燥地帯に住むチンパンジーでは過去に報告例がありますが、降水量の多い熱帯雨林での井戸掘りは世界で初めてとのこと。 また、この革命的な井戸掘り技術は、数年前に同コロニーに移住してきた1匹のメスによりもたらされたようです。 研究の詳細は、2022年6月6日付で科学雑誌『Primates』に掲載されています。 Forest-Living East African Chimpanze

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    outstrip 2022/07/04
  • クマムシを「量子もつれ」状態にすることに成功! - ナゾロジー

    クマムシが量子的なもつれ状態になったようです。 シンガポールの南洋理工大学で行われた研究によれば、クマムシを極低温の量子ビット回路に組み込んだところ、クマムシにも量子世界に特有の、観察するまでは状態が確定しない「量子もつれ」に移行した、とのこと。 クマムシは絶対零度に近いマイナス272℃から水の沸点を上回る150℃までの温度を生き延び、宇宙空間でも10日間が生存可能と異常な能力が知られていますが、どうやら量子的な能力を獲得することも可能なようです。 研究内容の詳細は12月16日にプレプリントサーバーである『arXiv』にて公開されています。

    クマムシを「量子もつれ」状態にすることに成功! - ナゾロジー
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    outstrip 2021/12/23
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