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ブックマーク / ascii.jp (145)

  • さくらインターネットがガバクラ事業者に選ばれた理由を深掘りする

    長らく外資系のみだった政府のガバメントクラウドの選定事業者に、さくらインターネットが選定された。大手通信事業者ではなく、なぜさくらインターネットが選ばれたのか? 外資系クラウドとの競合というテーマがナンセンスである理由とは? さくらインターネットを集中的に取材していた立場から深掘りしてみた。 条件付きながら、ガバメントクラウドとして初の国産事業者へ 私がラスベガスで開催されていたAWS re:inventでグローバルクラウドのスケールに圧倒されていた11月末、日のガバメントクラウドの事業者としてさくらインターネットが認定されたというニュースが流れた。「2025年度末までに技術要件を満たす」という条件付きながら、ガバメントクラウドの提供基盤として「さくらのクラウド」が利用できるようになるのだ。従来はAWSMicrosoft Azure、Google Cloud、Oracle Cloud

    さくらインターネットがガバクラ事業者に選ばれた理由を深掘りする
  • デジタル前提の社会に作り替えていく ソフトウェア協会(SAJ)の田中邦裕新会長が語る (1/2)

    一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ)は、さくらインターネットの田中邦裕社長が新会長に就任すると発表した。2022年6月8日に開催する第37回定時総会で正式決定する。2022年5月31日に行なった会見で田中新会長は、「ソフトウェア業界で働く会社や組織、人が発展することで、社会を発展させたい。デジタルを前提にした社会に作り替えることに力を注いでいく」と抱負を述べた。 700もの社・団体が加入する日最大規模のソフトウェア業界団体 SAJは、1982年にソフトバンクグループの孫正義会長が設立した日パソコンソフトウェア協会を母体に、1986年に「日パーソナルコンピュータソフトウェア協会(JPSA、パソ協)」として社団法人化。40年の歴史を持つソフトウェア業界の団体である。 当初はパソコンパッケージソフトウェアを対象にしたソフトウェアの著作権保護、違法コピー撲滅に関する活動などを推進。その後、

    デジタル前提の社会に作り替えていく ソフトウェア協会(SAJ)の田中邦裕新会長が語る (1/2)
  • 人工知能では電力を消費する。そのときに石狩だと半分の使用料になるんです

    どうしてもクラウドというとアマゾンやグーグルといった米国企業を連想してしまう。サイバー空間という領域を日は持てていないのかというと、人工知能やIoTの取り組みを矢継ぎ早に提供して注目されているのが、さくらインターネットだ。同社は、10月5日に発表した「さくらのIoT Platform β」では、“さくらの通信モジュール”というハードウェアの販売にも踏み切っている。 プログラミング+では、同社を含む4社で展開している「KidsVenture」による小学生向けのプログラミング教室のようすを3回にわたってレポートしてきた。さくらインターネット代表取締役社長の田中邦裕氏に、大胆ともいえる同社の戦略やプログラミング教育IT人材について聞いた。ここ5年ほどで大きく変化してきたデジタルの世界と、人材やプログラミング教育のことは共通の事柄の上にあるように感じた。 さくらは“3つ目の立場”の新しいコンピ

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    overtech 2016/11/29
  • 2020年はロボット?さくらの田中社長、小笠原フェローと語る未来戦略 (1/3)

    10月26日に開催されたクラウドコンピューティングEXPOのさくらインターネットブースにおいて、さくらインターネットの田中邦裕社長、小笠原治フェロー、アスキーのオオタニが参加したトークセッションが行なわれ、20周年を控えたさくらの過去を振り返りつつ、2020年のさくらインターネットの未来戦略について語り合った。(以下、敬称略) まもなく20周年!ネットで出会った田中さんと小笠原さん オオタニ:みなさん、こんにちは。アスキーのオオタニです。ここクラウドコンピューティングEXPOのさくらインターネットブースでは、「2020年を見据え、さくらはどこへ向かうのか?」という大仰なタイトルを冠したセッションをやらせていただきます。まずはもうすぐさくらも20年を迎えるということで、田中さんの感想をお願いします。 田中:なにげにさくらも古い会社で、再来月で創業20年目を迎えます(会場拍手)。感想と言われて

    2020年はロボット?さくらの田中社長、小笠原フェローと語る未来戦略 (1/3)
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    overtech 2016/11/14
  • おしっこ吸えるクリーナー 元三洋電機チーム開発「Switle」

    ワンちゃんネコちゃんもしくは飼い主がカーペットにうっかりおしっこをしてしまったらどうするか。普通は「あーあー」と言いながらタオルをあてて汚れを吸いこませ、洗濯機を回してどうという面倒な話になるだろう。 いま三洋電機出身者チームが開発を進めている「switle(スイトル)」は、ノズルから水を噴射して液状の汚れを浮きあがらせ、そのまま汚水ごと吸い込んでしまう新しいタイプの掃除用品だ。掃除機では扱えない液状の汚れ、コーヒー、ソース、しょうゆ、ジャム、吐しゃ物なども吸えるという。予定価格は2万1384円、来年4月発売予定。いまクラウドファンディングサイトKibidangoで資金調達を進めており、50個限定の早割は1万4968円から。 スイトルは動力をもたない掃除機用のアタッチメント。キャニスター型掃除機の先に取りつけてスイッチを入れると、独自開発の「逆噴射ターボファンユニット」が掃除機体の吸引力

    おしっこ吸えるクリーナー 元三洋電機チーム開発「Switle」
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    overtech 2016/10/25
    これ、面白い製品だなぁ。
  • モジュールと利用料で1万円切ったさくらのIoT Platform βがスタート (1/3)

    10月5日、さくらインターネットは、CEATEC開催中の幕張メッセにおいて「さくらのIoT Platform β」の発表会を開催した。LTEに加え、920MHz帯・2.4GHz帯のモジュール提供やマイクロソフトとの提携が発表されたほか、定価9960円というアグレッシブな価格も発表された。 さくらのIoT Platformは「データを迎えに行く」IoTサービス さくらのIoT Platformは、IoTの開発を容易にするプラットフォームサービス。データの保管や活用を行なうクラウド側のサービスのみならず、IoTデバイスに搭載可能な通信モジュール、セキュアな閉域網までを一気通貫で提供する。今年の2月にα版が投入され、パートナーとの共創による機能面でのブラッシュアップが図られてきたが、いよいよβにフェーズを移し、量産前提の通信モジュールを提供することになった。 発表会に登壇したさくらインターネット

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    overtech 2016/10/07
  • 発表直前β版もチラ見せ!「さくらのIoT」ユーザーのLT大会 (1/2)

    10月1日、さくらインターネットが「さくらの夕べ IoT特別編!~さくらのIoT Platform αライトニングトーク会~」を開催した。現在提供中のα版ユーザー15名ほどが集まりライトニングトークを繰り広げたほか、さくらからは10月5日に発表するβ版の情報が特別に“チラ見せ”された。

    発表直前β版もチラ見せ!「さくらのIoT」ユーザーのLT大会 (1/2)
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    overtech 2016/10/04
  • 文系女子大生がKidsVentureを訪ねてみた

    子供のプログラミングの現場を知りたい! 4年後の小学校必修化などの影響か、ここ最近、子供のプログラミング教室やセミナーが話題ですよね。とはいえ、実際に子供たちがどのような環境でどのような内容のプログラミングをしているのかを知る人は多くはないと思います。 そこで、電子工作にはじまり、プログラミングやロボット制御にまでチャレンジする、”KidsVenture(キッズベンチャー)”主催のスペシャルセミナーへ行き、取材してきました! 今回から3回にわたり、その詳細をお届けしていきます。 KidsVentureは、さくらインターネット株式会社・ビットスター株式会社・株式会社ナチュラルスタイル・株式会社jig.jpの4社が合同で運営する非営利団体。近年、さまざまな組織や企業が子供向けプログラミング教室に取り組んでいますが、KidsVentureは、文字どおり、実際にこの分野で活躍している"ベンチャー"

    文系女子大生がKidsVentureを訪ねてみた
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    overtech 2016/10/03
  • iPhone 7&iOS 10の新機能や便利なテクニックを活用する技 (2/4)

    耳障りな甲高いシャッター音を消す技 日仕様のスマホがシャッター音やキャプチャー音を強制的に鳴らすのだけは勘弁していただきたい。悪用する人には意味はないだろうし、iPhone 7ならなおさらだ。よほど海外モデルを買おうかと思ったが、FeliCaの記事を書くために、仕方なく国内モデルを購入した。しかし、これがまた従来に輪をかけて音が大きいので閉口した。ディスプレー下のスピーカー部分を手で押さえてもあまり音が小さくならない。 そこでおすすめなのが、「AssistiveTouch」の「消音」機能を利用して、シャッター音を消す技。バグか裏技のようなので、OSのバージョンアップで対処されてしまいそうな感じもあり心配ではある。とは言え、まずは設定方法を紹介しよう。 「設定」の「一般」→「アクセシビリティ」→「AssistiveTouch」→「最上位メニューをカスタマイズ」を開き、アイコンを一つにしたら

    iPhone 7&iOS 10の新機能や便利なテクニックを活用する技 (2/4)
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    overtech 2016/09/23
  • Windows Home Server 2011のサポート切れ前に

    「週刊アスキー 特別編集 冬の超お買物特大号」の発売を記念して、編集部員やゆかりの深いライターに「いま、ほしいもの」を聞く企画。今回は誌にもたびたび原稿を書いていただいている平澤 寿康氏に聞いた。平澤氏のほしいものはこちら。 Windows Home Server 2011のサポートが切れちゃう! 現在筆者宅では、ファイルサーバー兼クライアントPC(ノートPC)バックアップ兼セルフクラウド用途として、自作PCWindows Home Server 2011(WHS 2011)をインストールして運用している。WHS 2011は、マイクロソフトの家庭用サーバーOSとして鳴り物入りで登場し、強力なクライアントPCバックアップ機能やリモートアクセス機能などを備えることから、“ごく一部”のユーザーの間で大いに話題となった。筆者もそのひとりで、初代WHS登場直後から運用を開始し、WHS 2011

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    overtech 2016/08/23
    うちのWindows Home Server機をどうするか問題。うちもWindows Storage Server 2012 R2 Essentialsにしてみようかな。
  • 賃貸物件のカギがスマートロックになると、何が起こる? 開発企業を独占取材

    4月下旬、賃貸不動産大手アパマングループと共同出資でS2i社を設立すると発表した さくらインターネット。 S2i社との取り組みの根幹であるさくらのIoT Platformの初の対応製品が、DMM.make AKIBAに入居するハードウェア・スタートアップ「tsumug」(ツムグ)が開発中の「不動産業者向けスマートロック」であることがわかった。 サービス名は仮称「シェアリングキー」。これまでステルスで活動してきた企業の初公開情報を独占取材でお届けする。 tsumug社は牧田恵里氏が起業したハードウェアスタートアップ。DMM.make AKIBAを開発拠点とし、不動産向けIoTデバイスの開発会社として活動している創業間もないベンチャーだ。 まず前提として注意してもらいたいのは、「シェアリングキー(仮)」はコンセプト・プロトタイプということ。だから、製品化時の外観デザインは変わる可能性が高いし、

    賃貸物件のカギがスマートロックになると、何が起こる? 開発企業を独占取材
  • 賃貸で月額課金型スマートロック!さくらインターネットとシステムソフトが賃貸住宅向けホームIoTの合弁会社設立

    さくらインターネットは4月20日、アパマンショップを運営するアパマンホールディングスのグループ会社、システムソフトと共同出資を行い、ホームIoTに特化した合弁会社「株式会社S2i(エス・ツー・アイ)」を設立することを明らかにした。リリース文によれば2016年5月中の設立を予定している。 さくらインターネットは、今年2月に自社の閉域網を使った「さくらのIoT Platform α」を発表、4月から実証実験環境をテスター向けに提供しはじめるなど、IoTをインフラ側から支える仕組みづくりに積極的な姿勢を見せている。 今回のS2i社の取り組みでは第1弾として、さくらのIoT Platform α対応スマートロックの取り扱いをはじめるとアナウンスしている。ホームIoTと聞くと、製品開発やサービス開発を思い浮かべがちだが、リリース文では対応スマートロックについては「取り扱い」。直接開発するわけではない

    賃貸で月額課金型スマートロック!さくらインターネットとシステムソフトが賃貸住宅向けホームIoTの合弁会社設立
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    overtech 2016/04/20
  • 超お買い得ロードバイク「TCR ADVANCED PRO 1」が納車!

    みなさん、「いま、私のほしいもの~『週刊アスキー 特別編集 冬の超お買物特大号』発売記念~」という連載を覚えているでしょうか。名前の通り、紙版週アス発売を記念して、編集部員に「いま、ほしいもの」を聞きまくる企画です(関連記事)。 その企画を見ていて全日ギャルゲー研究所、通称「全ギ研」所長のワタクシ、欲が湧いちゃいました。そして今回、発作的に買っちゃいました。 超人気ロードバイクの「TCR ADVANCED PRO 1」をゲット! パーツ総額で考えると50万円オーバーのロードバイクであるジャイアントの「TCR ADVANCED PRO 1」です。なんとお値段は35万円ぽっきり! 付属するチューブレス対応カーボンクリンチャーホイール「SLR 1」の定価が15万円+自転車フレームの単体価格が22万円なので、どう考えても値付けが間違っているとしか思えません。これは買うしかない、という前に買ってし

    超お買い得ロードバイク「TCR ADVANCED PRO 1」が納車!
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    overtech 2016/01/08
    まじか、めちゃ買い得やんか。
  • さくらインターネットがIoT参入を電撃公表!

    さくらインターネットは12月24日、独自のIoTプラットフォーム事業に参入することを初めて実質公表した。 同日開催されたユーザーイベント「さくらの聖夜」にて、8月に再ジョインした小笠原治フェローとDMM.make AKIBAに居を構えるハードウェアスタートアップのCerevo 岩佐CEOとのトークセッションで明らかにされたもの。正式な発表は2月になる予定。 DMM.makeの仕掛け人である小笠原氏が、創業メンバーでもあった古巣のさくらインターネットに再ジョインした背景はこちらの記事の通り。DMM.makeといえばCerevoのホームでもあり、IoTで何らか企んでいるのだろうことは以前から想像できたもの。それが一気に明かされたのがこのユーザーイベントだった。 さくらインターネットのIoT参入は、独自のSIMカード、そしてCerevoとの共同開発による通信モジュールの2つからなるプラットフォー

    さくらインターネットがIoT参入を電撃公表!
  • さくらインターネットがクラウド市場で負け組にならない理由 (1/3)

    Amazon Web ServicesやMicrosoft Azureなど外資系の事業者が圧倒的な存在感を誇るクラウド市場。こうした中、気を吐いているのが、さくらインターネットだ。コミュニティ、人材登用、パートナー施策、R&D、スタートアップ支援など矢継ぎ早に繰り出される施策、そして全体を貫く「熱量」と「寛容さ」について田中邦裕社長に聞いた。(インタビュアー:TECH.ASCII.jp 大谷イビサ 敬称略) われわれ以外の人たちで熱量を昇華させるものが必要だった 大谷:まずはユーザーコミュニティ「さくらクラブ」についてお聞きします。7月に鹿児島で行なわれたキックオフイベントにお邪魔したのですが、さくらインターネットファンの熱意と活気に驚きました。設立の意図についてお聞かせください。 田中:はい。「さくらの夕べ」もそうですが、今まではわれわれが主体でやっている活動がすべてで、ユーザーさん主体

    さくらインターネットがクラウド市場で負け組にならない理由 (1/3)
  • ユーザーの体調を見るJINSの新アイウェア

    ジェイアイエヌ(JINS)は10月14日、新アイウェア「JINS MEME(ミーム)」シリーズを発表した。センサーを内蔵し、ユーザーの身体や目の動きをチェックする機能を備える。11月5日に発売する。 カジュアル(ウェリントンモデル)の「JINS MEME ES」とスポーツサングラスタイプの「JINS MEME MT」の2モデルが用意される。両モデルとも6軸センサー(加速度・ジャイロ)を搭載、身体の動きを検出する。さらにMTには3点式眼電位センサーを搭載し、瞬きや視線移動を検出できる。検出したデータはBluetoothで接続したスマホに転送、アプリによってさまざまな活用を行なう。 スマホアプリとしては公式基アプリとして「JINS MEME App」が提供される。JINS MEME Appでは集中力や落ち着きを示す「アタマ年齢」、身体をしっかり動かしているかどうかを示す「カラダ年齢」を知るこ

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    overtech 2015/10/14
  • 酒がうまい勉強会、最高! 鹿児島さくらハウスがうらやましい (1/5)

    大きなガラス窓の向こう、雨の桜島が見えた。鹿児島に初めてできた、技術系コミュニティーとスタートアップの集合地『さくらハウス』だ。開設準備に忙しい、管理人の永田司さんが笑顔で出迎えてくれた。 「このビルは11階建て。鹿児島でこれだけの眺望は珍しいですよ」 いい景色ですねと伝えると、永田さんは満足そうにうなずいていた。 鹿児島スタートアップを盛り上げたい さくらハウスは9月1日オープン。昼間はコワーキングスペースとして貸し、夜はIT系勉強会やハッカソン(開発系イベント)が開ける。スタートアップ系のゲストを招き、ニコニコ生放送を配信する予定もある。 さくらハウス発案のきっかけは6月開催の『スタートアップハック』。鹿児島県内のスタートアップを集め、盛況に終わったイベントだ。1回だけで終わらせず、鹿児島の起業家たちを継続的に盛りあげる「場所」が欲しいと考えた。 「鹿児島に(地元だけではなく全国、世界

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    overtech 2015/09/08
  • タイプライター風キーボード、Kickstarterで資金募集中

    ハードウェア的にはCherry MXのメカニカルキースイッチ(青軸)を採用したシンプルなUSBキーボードで、丸い形状のキートップはそのままCherry MXキートップと互換がある。機械式タイプライターでは紙送り動作を行うリターンバー、プラテンノブはプログラム可能なマクロキーとして利用できる。

    タイプライター風キーボード、Kickstarterで資金募集中
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    overtech 2014/06/25
  • グローバル化とビッグデータの時代、日本のITはどうなる? (1/3)

    サイボウズ代表取締役社長の青野慶久氏と、さくらインターネット代表取締役社長の田中邦裕氏が日ITを語り尽くす対談記事も、いよいよ最終回。今回はグローバル進出やAWSに対抗する日のクラウドの差別化ポイント、さらにクラウドが実現するイノベーション、ビッグデータやIoTにまで話が飛ぶ。(コーディネーター TECH.ASCII.jp 大谷イビサ) 「米国進出……なんて寝言は寝てから言え」(青野) 大谷:お二方で共通しているのって、グローバルに対する姿勢。多くの国内IT企業は、わりと安易にグローバル進出を口にしますが、さくらも「来年は海外にデータセンター作る」とか言わないし。青野さんは「最初の米国進出は失敗した」と言い切った上で、2014年はグローバルに再挑戦するんですよね。 青野:今年は確かに腰を入れますし、私もグローバル進出についてよく講演を頼まれますが、講演タイトルは「米国進出……なんて

    グローバル化とビッグデータの時代、日本のITはどうなる? (1/3)
  • ネットバブル、受託体質、クラウド……戦い続けた2人の15年 (1/2)

    「社長会はあると思うけど、はいれてない(笑)」(青野) 大谷:お二方とも初めてという訳ではないんですよね。 青野:2年くらい前に、人づてでお会いしたことはあります。 大谷:IT業界の社長会で、会うとかないんですか? 青野:そういう会はあると思うんですけど、今のところ仲間にはいれていません(笑)。 田中:私は受け身なので、呼ばれたら行くみたいな感じです。 大谷:では、かなり久しぶりということですね。私は、お二方との付き合いもそれなりに長いのですが、改めて会社の歴史とか聞いたことないので、そこらへんあたりから行きましょうか。 青野:さくらさんって創業何年になるんですか? 田中:1996年なので、今年17年目です。 青野:えっ? 意外です。僕らより1年早いんですね。 田中:当時、学生ベンチャーが流行っていて、京都の舞鶴で地元のISPさんにサーバーを貸してもらい、スタートしたのが最初です。もともと

    ネットバブル、受託体質、クラウド……戦い続けた2人の15年 (1/2)