詐欺事件の発生が止まらない。特に交流サイト(SNS)から始まる投資名目の「SNS型投資詐欺」や恋愛感情を抱かせる「SNS型ロマンス詐欺」が急増。2024年に入って3カ月間の滋賀県内の被害件数は計72件、被害額は約4億1200万円。詐欺被害が過去最悪だった前年同期の6.5倍の件数で、被害額は約4倍にのぼった。新NISAなど個人投資ブームが背景にあり、同県警は「滋賀だけの問題ではなく、日本の縮図」と分析する。 同県警の速報によると、24年1~3月のオレオレ詐欺など特殊詐欺の件数は57件(前年同期70件)、被害額は約1億5400万円(同約4900万円)だった。23年下半期に急増し、特殊詐欺から別の類型の詐欺に位置付けられた「SNS型投資詐欺」と「SNS型ロマンス詐欺」は件数、被害額とも特殊詐欺を上回っていた。 ロマンス詐欺も 被害の中にはにわかに信じられないケースも多い。 23年1月20日、同県
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