永眠から７年——不世出のパンクギタリスト、CHELSEAの功績と人柄を振り返る
岐阜県で40.9℃の日本最高気温を記録した2007年の８月17日、ある一人のギタリストが熱中症で死んだ。CHELSEAと呼ばれたその男は、パンク界では世界中知らない人間がいないほどのギタリストで、パンク界のみならず、ヘヴィメタル界にもその名を轟かせていた。 日本から海外へ影響を与えたギタリストは数多くいると思うが、ことパンク、メタル界においてCHELSEAが与えた影響は、国内外問わず計り知れない。DEATH SIDE/PAINT BOXと言えばピンと来る人は多いだろう。CHELSEAがこの世を去ってから、今年でちょうど７回忌。10年程一緒にバンドをやり、共に生活もしていた筆者が、改めてCHELSEAとはどんな人間だったのかを振り返ってみたいと思う。 ギタリスト兼ドラマーとして、複数のバンドを渡り歩く CHELSEAの高校の先輩には、日本のヘヴィメタルバンドREACTIONのヴォーカルやパン
10年ぶり！ 維新派が大阪で野外劇、演劇ファンに激震が （Lmaga.jp） - Yahoo!ニュース
維新派が10年ぶりに、大阪で野外劇を上演──この知らせを聞いて、関西のみならず日本各地の演劇ファンが色めき立っている。最近の維新派の野外劇は、瀬戸内の島や琵琶湖北部の湖岸など、そう気軽には足を運べない土地での公演が続いていた。だが今回の『透視図』は、久々に大阪・・・しかも市内中心部が会場となる。特に野外の維新派未体験の人にとっては、その異空間に触れる絶好の機会が訪れたと言ってもいいだろう。 維新派の野外劇のすごさは、まずはそのスケールの大きさ。中劇場レベルの舞台機構を備えた劇場を、わずか1カ月足らずで自力で打ち建て、数週間の公演期間が終わると、釘一本残さずに解体して去っていく。こんな芝居作りをしている劇団は、世界中を見渡しても他にないんだそう。その上、劇場と違って制約がほぼ皆無な空間だけあり、飛び出す仕掛けが本当にダイナミック！ 舞台上にあっという間にひとつの街が出現したり、実物大の機関
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