消費者委員会,スマホゲームの消費者問題についてまとめた報告書を内閣府に提出 編集部:yusuke 消費者委員会は2016年9月20日,スマホゲームにおける利用者の動向やトラブルなどをまとめた「スマホゲームに関する消費者問題についての意見〜注視すべき観点〜」を公開,これを内閣府に提出した。 報告の中では今後注視すべき観点として,「適正な環境」と「射幸性」,そして「未成年者の高額課金」という3点が挙げられている。 順に追っていくと「適正な環境」に関しては,具体的観点がやはり3項目取り上げられている。それぞれを少し詳しく抜き出しておこう。 ■適正な表示 アイテムなどの出現率や,獲得に必要な金額の情報は利用者に提供されることが望ましい。ランダム排出という形式の性質上,適性な基準を具体的に示すのは困難だが,利用者がこれを認識できないことは,消費者保護の観点から問題になり得る。 当然,事業者が恣意的に