新型コロナウイルスの感染が広がる中、ANAグループのアバター(=分身)事業専門会社「アバターイン」が手掛ける遠隔操作ロボット「ニューミー」を使用した遠隔お見舞いの実証実験が7日、石川県加賀市医療センターで開始した。すでに別の病院では、医師が「ニューミー」を使った回診や問診の実証実験も行われており、医療現場や介護施設などでの活躍が期待されている。 ◇ ◇ ◇ 「アバターイン」が開発した遠隔操作ロボット「ニューミー」は充電式で3サイズあり、1番大きいLサイズでも高さ約1・5メートル、重さ約15キロとコンパクト。上部に操作側の顔が映るテレビ画面が付き、リアルタイムで会話できる。操作側はサイトに接続し、画面を見ながら、矢印キーでロボットを上下左右に動かすだけと操作は簡単だ。時速約3キロでゆっくり動き、「ラジコン」を動かす感覚だ。 加賀市医療センターが7日から始めた遠隔お見舞い実証実験は、「