在日米軍の空母艦載機の訓練移転先に予定されている馬毛(まげ)島(鹿児島県西之表市)を巡り、政府は島の大半を所有する会社との間で約160億円で買収することで大筋で合意しました。 大騒音で深夜に訓練 問題の根本には空母艦載機の訓練に伴う騒音があります。地上の滑走路を空母の甲板に見立て、着陸してすぐに離陸する訓練(FCLP)です。練度維持のため、定期的に実施する必要があります。 ジェット戦闘機の騒音はただでさえ大きいために問題ですが、通常の離着陸と異なり、着陸と離陸を間を置かず何度も繰り返すため、騒音は非常に大きくなります。10日間ほど続き、しかも夜間訓練があり、深夜にも行われます。 以前は神奈川県の米軍厚木基地などで行われていましたが、騒音が激しいため、飛行差し止めを求める集団訴訟が起きました。 米軍が硫黄島に不満 このため、現在は一般住民のいない小笠原諸島の硫黄島で実施しています。しかし、米
長崎県佐世保市の米海軍佐世保基地に配備予定の強襲揚陸艦「アメリカ」が11月中旬に米サンディエゴを出港し、佐世保に向かっていることが分かった。米海軍研究所が22日までに報じた。米軍の動向を追うリムピース佐世保編集委員の篠崎正人氏は「遅くともクリスマスまでに配備されるのではないか」と分析している。 研究所などによると、アメリカは19日現在、米ハワイに停泊。米海軍の公式ホームページ(HP)では、年内に佐世保基地への配備が決まっていることを明らかにしている。 米海軍などによると、アメリカは最新型で甲板が広く、配備交代となった強襲揚陸艦「ワスプ」より航空機用の格納庫が充実。F35Bの運用が可能となっている。ウェルドックを備えていないため、ドック型輸送揚陸艦「ニューオーリンズ」も佐世保基地に新たに配備される予定。
自衛官の初任給を2020年度から引き上げる改正防衛省職員給与法は15日の参院本会議で、与党などの賛成多数で可決、成立した。任期制の自衛官候補生は月額8600円増の14万2100円、定年まで雇用する一般曹候補生は同9300円増の17万9200円とする。減少傾向にある自衛官の採用を増やす狙いがある。19年度の国家
思いやり予算、4.5倍に 米政権、80億ドル要求―日本側の反発必至 2019年11月16日14時38分 米海兵隊の輸送機オスプレイが駐機する米軍普天間飛行場=2018年2月、沖縄県宜野湾市 【ワシントン時事】トランプ米政権が2021年度以降の在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)について、現状の約4.5倍に当たる年約80億ドル(約8640億円)への増額を要求したことが15日、複数の関係者への取材で分かった。思いやり予算を定める特別協定の更新に向けた日米交渉は来年本格化する見通しだが、大幅な増額を突き付けられた日本側が反発するのは確実だ。 同盟国の防衛負担に不満=日本にも言及-米大統領 トランプ政権は同盟国に「応分の負担」を求め、米軍駐留を受け入れる各国に負担増を要求している。ただ、米軍の海外展開が米国の国益や安全保障戦略に大きく寄与しているのは疑いない。「法外な要求」は同盟国における
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く