真摯なスピーチは賞賛されたが...... Michael Kappeler/Pool via Reuters <メルケル首相の真摯なスピーチは全世界で賞賛され、一時的に新感染者数が激減したが再び増加し、ヘッセン州財務相が自殺するなど、ドイツでも混乱が続いている......> 3月中旬から下旬にかけては、メルケル首相のスピーチが世界中で評価され、その翌日には首相の感染が疑われ自己隔離(すぐに陰性判断、30日の3度目のテストも陰性だった)、そしてロックダウンと、非常にめまぐるしい10 日間だった。ドイツおよびヨーロッパの対コロナ対策の細かな状況をまとめた。 「ジャーマニー・ファースト」ではない ドイツでは24日より徐々に他国の患者の受け入れが始まっている。軍用機などを用いて、最も深刻な被害を受けている北イタリアのロンバルディア地方からのほか、フランスやスイスなどからも受け入れている。ドイツ国内