昭和24年〜昭和28年(1949年〜1953年)、湯川秀樹がニューヨークのコロンビア大学客員教授時代に教授室で愛用していた黒板。湯川の帰国後、T.D.Lee教授(1957年ノーベル物理学賞受賞)が黒板を大切に使い続けていた。コロンビア大学と理化学研究所のご厚意で、平成26年(2014年)5月、大阪大学大学院理学研究科物理系総合研究棟(H棟)7階コミュニケーションスペースに移設された。黒板は2枚の石板(slate)により構成される。
第1回ソルベー会議出席者(1911年) ソルベー会議(英語:The Solvay Conferences on Physics、ソルベイ会議)は、ソルベー法で有名なエルネスト・ソルベーとヴァルター・ネルンストが、1911年に初めて開催した一連の物理学に関する会議。1922年からは化学分野の会議も開催されている。 1911年に開かれた会議の主題は、「放射理論と量子」であった。その後、3年に一度程度の割合で会議はベルギーのブリュッセルで開催されている(一部、その他の地域で開催されたものがある)。参加者(招待者)は第1回当初から少人数(十数人から二十人程度)であり、現在の一般的な学術国際会議と比べると、小規模の会議であるが物理学の発展に多大な貢献をしている。 1910年から1962年までの物理学および化学に関するソルベー会議のアーカイブは2023年に世界の記憶に登録された[1]。 第5回ソルベー
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