<テロ対策として、公共交通機関の持つ監視カメラの映像を警察がリアルタイムで一元監視し、顔認証できるようになっている...... > 前回は民間組織がリードするアメリカの顔認証システムについてご説明したが、今回は日本の警察の顔認証システムの利用についてご紹介したい。 民間事業者の監視カメラを一元管理、顔認証する警視庁のシステム 日本の警察では顔認証システムのことを「3次元顔形状データベース」と表記しており、警視庁は逮捕した全容疑者の顔のデータベース化を進めている(朝日新聞、2016年1月22日)。 この顔認証データベースと民間事業者の監視カメラと連動するための非常時映像伝送システムが用意されており、事業者の持つ監視カメラの映像を警察がリアルタイムで一元監視し、顔認証できるようになっている。事業者とは具体的には公共交通機関(東京メトロ、JR東日本、都営地下鉄)を指す。今後事業者を増やしてゆくも
![日本の警察は世界でも類を見ない巨大な顔認証監視網を持つことになるのか?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/24ef4b9bd346c08b184fec5d04da672ebc56fbf4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.newsweekjapan.jp%2Fichida%2Fassets_c%2F2020%2F09%2FRTS2KHTJ-thumb-720x519-213787.jpg)