米アマゾンは先月末、AI技術等で顧客と従業員との接触機会を極力減らしたスーパーマーケットをロサンゼルス近郊にオープンした。 この新型スーパーは「アマゾン・フレッシュ」という名称で、その床面積は3000平方メートル以上にも及ぶ大型店舗だ。アマゾンは以前から、主に生鮮食品を配達する「アマゾン・フレッシュ」と呼ばれるサービスを提供してきたが、今回オープンした同名のスーパーも生鮮食品を中心に広範囲の商品を扱っている。 AIショッピング・カートで自動決済 アマゾン・フレッシュの最大の特徴は、AIやイメージ・センサーなど各種技術を使って顧客対応を徹底的に自動化した点だ。入店した顧客は先ず、店舗内の数ヵ所に設置された会話型AIディスプレイ「エコーショー(アレクサ)」と相談して買い物計画を立てる。 たとえば「アレクサ、今日は肉、魚、野菜とパスタを買いたいのだが何処にある?」と訊ねると、アレクサが「それでし