大阪府と大阪市、堺市が10月31日に開いた湾岸地域の街づくりに関する会議の中で、大阪市の松井一郎市長が堺市の知名度向上のため、「大阪堺」の名称を提案したことについて、松井市長は2日、読売新聞の取材に「駅名が念頭にあった」と話した。 31日の会議で松井市長は、堺市の知名度が訪日外国人らの間で低いことを踏まえ、「ネーミングを含めて考えるのが一番。堺が大阪の隣にある便利な場所というのがなかなか伝わっていない」などと発言した。 松井市長は2日、こうした発言について取材に「阪急は梅田駅を大阪梅田駅に変えた。堺市にある駅もそうしてもいいのではないかと思った。(市名変更の意図は)ない」と説明した。 31日の会議には堺市の永藤英機市長も出席しており、終了後、記者団に「(松井氏の提案は)一つの検討材料」と答えていた。 これについて永藤市長は2日の取材に「市名を変えるのは反対。駅名の変更について事業者に意見を
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