河野太郎防衛相は10日の記者会見で、12日から16日まで訪米すると発表した。エスパー米国防長官とワシントンで会談し、北朝鮮の核・ミサイル開発や中東情勢について協議する見通し。ハワイでは防衛省が導入予定の地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の試験施設を視察する。 また、河野氏は10日、茨城県つくば市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターで宇宙状況監視などの取り組みを視察した。終了後、記者会見で「JAXAと連携し、宇宙で何が起きているのか把握できる態勢を作っていきたい」と述べた。 中国やロシアは他国の人工衛星を攻撃する「キラー衛星」の開発に乗り出している。防衛省は宇宙を安全保障上重要な新領域に位置付け、来年度には日本の人工衛星への電磁波妨害を監視・把握する装置取得や、「宇宙作戦隊」の新設などを予定している。
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