米首都ワシントンで、新型コロナウイルスに関する記者会見に臨むドナルド・トランプ大統領(2020年3月14日撮影)。(c)JIM WATSON / AFP 【3月16日 AFP】ドイツのバイオ技術企業が開発した新型コロナウイルスへの効果が期待できるワクチンをめぐり、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が独占権を購入したいと提案したとの報道を受け、ハイコ・マース(Heiko Maas)独外相は16日、ワクチン研究に関する利権は非売品だと述べた。 新型コロナウイルスによる死者が6000人を超え、隔離される人が数百万人に上り、世界各地で株価が急落する中、科学者らは先を競ってワクチン開発を急いでいる。 こうした中、独紙ウェルト(Die Welt)は独政府に近い筋の情報として、トランプ氏が独バイオ技術会社キュアバック(CureVac)のワクチン研究を「米国のためにのみ」確保するため、