アメリカのシンクタンク、ミルケン研究所の第22回グローバル・セミナーで講演する水野弘道氏。2019年5月1日、カリフォルニア州ビバリーヒルズで。 Mike Blake/Reuters テスラは4月23日、日本の投資家、水野弘道氏を取締役に任命すると発表した。 水野氏は最近まで、日本の年金積立金管理運用の投資責任者を務めていた。 同氏が取締役に就任したことで、テスラの取締役会は1年半にわたる混乱に終止符を打つことになるかもしれない。 テスラ(Tesla)は、日本の投資家、水野弘道氏が取締役会に加わることを4月23日の規制当局への提出書類で公表した。同社の取締役会は18カ月に及ぶ騒動に終止符を打てるかもしれない。 水野氏は最近まで、日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の最高投資責任者を務めていた。同法人の運用規模は160兆円以上で、約8億7400万ドル(約950億円)相当のテスラ株