米国のニューメキシコ州は2月20日、グーグルが学校向けに提供したChromebookやソフトウェアを通じ、子供らの個人データを不正に収集していたとして告訴した。ニューメキシコ州は既に、グーグルが子供らのプライバシーを侵害したとして法的措置に踏み切っていた。 訴状では、グーグルが学校向けに無料提供したChromebookやGメールやカレンダーなどを利用可能にする学生向けアカウントと通じ、学生のデータを不正に利用したとされた。同社は子供の位置情報やネットの閲覧及び検索履歴、ユーチューブの視聴履歴、連絡先などのデータを不正収集していたという。 州側の主張ではグーグルはこれらのデータを商用目的で利用し、企業が13歳以下の子供の個人データを両親の同意を得ずに利用することを禁ずる、連邦政府の法律「児童オンラインプライバシー保護法」に違反しているという。 ニューメキシコ州検事総長のHector Bald
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