EU経済は「戦争同然」の状況、ユーロ圏財務相会合議長が指摘ポルトガルの首都リスボンで記者会見に臨む、マリオ・センテーノ財務相兼ユーロ圏財務相会合議長（2020年3月4日撮影）。(c)AFP/CARLOS COSTA 【3月17日 AFP】ユーロ圏財務相会合（ユーログループ、Eurogroup）のマリオ・センテーノ（Mario Centeno）議長は16日、新型コロナウイルスの感染が拡大する欧州の経済は戦争同然の状況に見舞われており、今後長い闘いが続くという見方を示した。 【関連記事】新型ウイルスで金融危機以来最大の景気後退の恐れ、専門家ら警鐘 ポルトガルの財務相でもあるセンテーノ議長は、同会合のビデオ会議に先立ち「ウイルスがピークに達していないことは分かっている。われわれは自分たちをごまかしてはいけない」と指摘。 「これらは一時的ではあるが、長い闘いの最初の第一歩だ。強制的な封じ込めにより、われわれの経済が戦時中のようになりつつある」と同議長は述
