映画『マイノリティ・レポート』やアニメ『PSYCHO-PASS』の世界を彷彿とさせる...... REUTERS/Aly Song <犯罪の発生場所や内容、犯人を予測する予測捜査システムの導入がアメリカ、日本で進んでいる。その実態は...... > 前回はアメリカと日本の警察が利用している顔認証システムを中心にご紹介した。どちらも民間組織と協力して顔認証システムによる監視体制を整えつつあった。 今回ご紹介する予測捜査(Predictive Policing)ツールは文字通り犯罪の発生場所や内容、犯人を予測するシステムである。映画の『マイノリティ・リポート』やアニメの『PSYCHO-PASS』を彷彿させるが、やっている警察は本気で効果があると考えているし、民間企業は新しいビジネスとしての可能性を大いに感じている。アメリカではFBIはもちろん各地の警察が導入している。日本の警察でも検討が始まっ
![犯人を予測する予測捜査システムの導入が進む日米 その実態と問題とは](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/613a1fe967f303b66471f0e49f90006ef35960aa/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.newsweekjapan.jp%2Fichida%2Fassets_c%2F2020%2F09%2FRTX73FH2-thumb-720x480-214161.jpg)