治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 片山元総務大臣が「ふるさと納税」の問題点について指摘されていました(ココ)。私も同感でして、非常に違和感を持っています。以下は片山元総務大臣の論考の範囲を出ませんけども、私なりに再整理して書いていきたいと思います。 「ふるさと納税」と言うと、自分の好きな所に税を納めていい制度と思っておられる方が多いと思いますが、あれは実は「寄付金制度」です。自分の好きな自治体に寄付をすると、その分だけ居住地の自治体に対する住民税と(国税である)所得税が減免されるという制度です。寄付金制度を通じて、自治体間、及び国と自治体との間でお金を移転させる仕組みということになります。 片山元大臣も書かれているように、年収700万円の方が自分が住んでいない自治体に3