1月19日、原油価格が1バレル40ドル台で当面推移すれば、国内物価上昇率がゼロ近辺に低下するものの、15年度の成長率は2%台まで押し上げられる──。こんな姿を多くの民間調査機関が描いている。昨年12月撮影(2015年 ロイター/Eric Gaillard ) [東京 19日 ロイター] - 原油価格が1バレル40ドル台で当面推移すれば、国内物価上昇率がゼロ近辺に低下するものの、15年度の成長率は2%台まで押し上げられる──。こんな姿を多くの民間調査機関が描いている。 ただ、一部では原油安による新興国経済の混乱も指摘され、金融・資本市場の価格変動を通じたリスクを指摘する声もあり、原油安は世界経済にとり両刃の刃となりかねない。 <40ドル台継続なら、CPIはゼロ%近辺に> 米WTI原油先物は、1月中旬にいったん1バレル45ドルを割り込んだ後、足元では48ドル台に反発している。 国際エネルギー機
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