政府は、「女性が輝く社会」の実現に向けて、来年度予算案に反映させるため、「リケジョ」と呼ばれる理工系の女性の人材育成を後押しするため、国と大学などが連携して新たな組織を立ち上げることなどを盛り込んだ、初めてとなる重点方針の案をまとめました。 それによりますと、「リケジョ」と呼ばれる理工系の女性の人材育成を後押しするため、国と民間企業、大学などの研究機関が連携して新たな組織を立ち上げ、小学生の段階から人材の育成を目指すとしています。 また、大学の中に保育所を設け、関係者向けの保育サービスの充実を図ることや、比較的女性が少ない警察や消防、自衛隊などで女性の人材育成を進めることを盛り込んでいます。 さらに、妊娠や出産を理由にした解雇や降格といったマタニティー・ハラスメントの防止に向けた取り組みを強化するため、来年の通常国会に法律の改正案か新法の提出を検討することも盛り込んでいます。 政府は今月中