■はじめに先日、次のような刑法的に興味深いニュースを目にしました。 オーストリア首都ウィーン(Vienna)のホテルで昨年、SM行為を依頼した男性(45)がロープと靴ひもが首に巻き付いた状態で死亡しているのが見つかった事件で、男性の依頼に応じた売春婦(29)に26日、有罪判決が言い渡された。 被告は男性の身体を意図的に激しく痛めつけ、結果的に死に至らしめたとして有罪とされたものの、減刑に値する状況があったとして、執行猶予付きの禁錮2年が言い渡された。〈以下略〉 出典:依頼されたSM行為で客が死亡、売春婦に有罪判決 オーストリア 何ともいいようのない悲惨な事件(事故)ですが、人の性癖の奥深さを改めて認識させるような事件です。人の性とは、生殖という本能に全面的に支配されたものではなく、まさに意味的な次元、つまり文化の次元での出来事だという思いを強くしました。 記事では、「執行猶予付きの禁錮2年
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