21世紀の資本で日本でも売れっ子になったトマ・ピケティのひと月ほど前の論文のタイトルが「Brahmin Left vs Merchant Right」。「バラモン左翼対商人右翼」ということですが、この「バラモン左翼」というセリフがとても気に入りました。 http://piketty.pse.ens.fr/files/Piketty2018.pdf Brahmin Left vs Merchant Right: Rising Inequality & the Changing Structure of Political Conflict (Evidence from France, Britain and the US, 1948-2017) 冒頭の要約によると: Using post-electoral surveys from France, Britain and the US,
「海賊版サイトへの出版社の対応に関して、誤った情報の流布が見られる」――集英社は4月19日、Webサイトでこんな声明を発表した。集英社広報部によると、「出版社は海賊版サイトに対して何もしていないといった情報がネット上に散見されるが、これまで10年にわたり、さまざまな対策を行ってきた」とし、誤解を解くために声明を出したという。 漫画・アニメの海賊版サイトについて、政府がISPに自主的なブロッキングを促す方針を決めたことに関連し、「出版社はどこまで海賊版対策を行ったのか」「十分な対策を行わない中で、ブロッキングという法的根拠のない手段を採るのは問題ではないか」などといった意見も出ている。 集英社によると、これまで10年にわたって同社などの出版社は、以下のような対策を採ってきたという。 海賊版サイトへの削除要請、警告書の送付 海賊版サイトをホスティングしているサーバへの削除要請、警告書の送付 海
札幌市が管理する市内の普通河川に、無許可でかけられた橋が約500カ所あることが市の調べで分かった。市は今年度から、つくられた経緯について調べる方針で、状況によって届け出や占用料の支払いを催促していくという。 市によると、2016年3月、市内に土地を所有する男性から家を建てるため、土地の前を流れる市が管理する川に橋を架けたいと、市に問い合わせがあった。市は橋の設置には市の許可と占用料が必要と説明したところ、男性から「近くに無許可の橋がある」との指摘を受けたという。 男性は市民の苦情を受け付ける市役所内のオンブズマン室に申し立てを行い、市河川管理課が調査したところ、市条例で指定した普通河川にかかる橋1660カ所のうち、約500カ所が無許可だったことが分かったという。
在日中国人コミュニティーの情報紙として1995年5月に創刊。最も歴史のある中国語新聞の一つ。中国の国内や日本のニュースから、日中間の様々な話題、在日中国人の生活など幅広い情報を網羅した中国語と日本語、二ヵ国語の総合紙。 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 在日中国人のインフルエンサーの一人、林羊羊さん。112万人のフォロワーを持つ微博の「林萍(Lin Ping)在日本」の管理者だ Photo:©東方新報 今、在日中国人が発信するSNSが中国で大人気だ。手掛けているのは「網紅」と呼ばれるインフルエンサーたち。中には広告も発信し、ビジネス的に成功している人もいる。人気の秘密は、その内容にあった。1995年に日本で創刊された中国語の新聞『東方新報』の取材班が取材した記事を
タオバオが発表したタオバオ達人のランキング。商品を紹介するライブ番組を放送し、売れた商品の手数料をもらうアフィリエイターだ。トップは32歳の女性で、年収は5億円を超えると猟雲網が報じた。 粗悪品が多い中国でECサイトが成長する理由 以前ほどではなくなったとは言え、中国ではいまだに偽ブランド品、粗悪製品、安全ではない食品が流通している。一方で、ECサイトの取引量は年々急成長をしている。粗悪品が多い中でECサイトを利用すると、騙されたりしないのだろうか。 中国人は、ネットで買い物をするときに、知人の評価を参考にする。その究極は、マイクロビジネスと呼ばれるもので、SNSを通じて個人売買をするものだ。日本旅行で爆買いした日本製品などの多くは、このSNSルートで個人売買されていた。 中国のSNSも日本と同じように面識のある知人と連絡を取るのに使われることが多い。この中で、知人が「彼から月餅を買ったけ
Rootport🧬 @rootport 子供がYouTuberになりたいと言い出したら、頭ごなしに否定せずにまずは1本動画を作らせてみてあげてほしいな。何かを作るのは普通に教育に良さそうだし、動画編集が意外と大変(※ヒカキンさんはわずか7分の動画を作るのに6時間かけているらしい)だと知れば、考えが変わるかも。 2018-04-15 14:29:13 Rootport🧬 @rootport ヒトは自分が簡単に消費できるものは自分でも簡単に作れると錯覚しがちなんだけど、少しでも動画作成を経験してからヒカキンさんの動画を見ると編集の丁寧さに驚くのだ。カットのタイミングだけを取ってみても、視聴者が飽きずに楽しめるようにめっちゃ細かく調整していると思う。 2018-04-15 14:33:02
世界の名画の複製画の大半を制作しているとされる中国広東省の大芬村。ゴッホを専門にするシャオヨンは、本物を見たいとオランダに行き、芸術の奥深さに衝撃を受ける。 これまで1万枚を超すゴッホの複製画を描いてきたシャオヨンは、自分の自信作がオランダでは土産品として安っぽく扱われている現実を知って落胆。美術館では、自分が知っているつもりだった本物の色使いや美しさに圧倒される。学歴もなく、社会に認められたいと独学で油絵を学んできた絵師は、故郷に戻り、家族や町の風景を描き始めていく・・・ 原題 China’s Van Goghs 制作 Century Image Media/TRUEWORKS (中国・オランダ 2016年) 初回放送 2017年11月24日(金)午前0時00分~ 再放送 2017年12月22日(金)午後5時00分~ 2018年5月10日(木)午前0時00分~ 2018年11月29日(木
ジャパネットたかたの新人MC(語り手)は先輩を手本に、売れたときの話し方の完全コピーから始めるという。髙田明氏いわく「自己評価と他人からの評価が一致している人ほど物まねがうまく、伸びしろも大きい」とか。『髙田明と読む世阿弥』を上梓した髙田氏が世阿弥の物まねの極意を読み解く。 私が「この写真にはどういう意図があるの? メーカーのカタログよりいい写真なの?」と聞くと、社員はみんな「カタログのアングルのほうがいい」と答えました。 なのに、なぜ自前の写真にこだわるのか。どうやら社員は「まねることはよくないこと」「人まねでは成果は出ない」と思っているようでした。 やみくもにオリジナリティーを追求すると空回りする 確かに、いつまでも姿形だけをまねていたら、進歩はありません。 それでもまずは熟練者のまねをしてみる。そして、熟練者がこの写真をどういう意図で撮っているのかを理解し、模倣する。 そこで初めて「
本連載でもお伝えしてきたように、「サイハブ(Sci-hub)」というウェブサイトでは、出版社のサイトでは有料でしか入手できない論文のPDFファイルを、誰でも簡単に無料でダウンロードすることができます。ジャーナル(学術雑誌)の購読料が高騰し、論文を手に入れにくくなったことに業を煮やした研究者アレクサンドラ・エルバキャンが2011年に開設したものです。多くの研究者に重宝されてきた反面、学術出版社などからは訴訟を起こされるなどされてきました。 世界最大の学会で、多くのジャーナルを発行する「米国化学会(ACS: American Chemical Society)」は今年6月、バージニア州の地方裁判所でサイハブを提訴しました。11月3日、バージニア州の地方裁判所はサイハブに対して、著作権侵害と商標違反の損害賠償として480万ドルを同学会に支払うよう命じました。サイバブ側はこの裁判に出廷しませんでし
2017年6月21日、アメリカのニューヨーク地方裁判所は、「サイハブ(Sci-Hub)」や「ライブラリー・ジェネシス(Library Genesis/LibGen)」といった、有料の学術論文を無料で入手できるウェブサイトに対して、著作権侵害による損害賠償として1500万ドルを支払うべきだと裁定しました。 本連載でも伝えた通り、ジャーナル(学術雑誌)の購読費が高騰していることにより、論文を入手しにくくなっていることに対して、多くの研究者が不満を抱いています。その1人であるカザフスタンの大学院生アレクサンドラ・エルバキャンは、2011年、購読費もパスワードも使うことなく学術論文のPDFファイルを簡単に入手できるウェブサイト「サイハブ」を開設しました。 サイハブは多くの研究者に重宝されていますが、当然のことながら学術出版社はこれに激怒しています。なかでも学術出版最大手のエルゼビア社はサイハブを訴
どんな年にも事件は発生しますが、中でも2017年は、学術界を揺るがす衝撃的な事件がいくつも起きた年でした。訴訟、ボイコット、辞任……。1年を通して、研究者と学術出版界の関係に大きな影響を与える事件が多数発生しました。2017年に学術界を騒がせた注目すべき事件を、前編・後編に分けて振り返ってみます。 ■ 海賊版論文サイト「サイハブ」訴訟 「サイハブ(Sci-Hub)」は、公式出版社のサイト以外から学術論文を無料で閲覧できる、いわゆる「海賊版論文公開サイト」です。2017年6月、サイハブは、大手学術出版社エルゼビアが起こした訴訟に敗訴し、やはり論文を違法に無料で入手できるサイト「ライブラリー・ジェネシス(Library Genesis/LibGen)」などとともに、著作権侵害の損害賠償として1500万ドルの支払いとウェブサイトの閉鎖を、ニューヨーク州地方裁判所に命じられました。 同年11月3日
ここのところ、書店で本や漫画を買っても、がっかりすることが多い。 ジュンク堂とか紀伊国屋とかにふらっと行って雑誌とか本とか漫画とかザーッて買ってくるのが好きなんだけど、最近「これは!この金額の価値アリ!!!」って本にあんまり出会ってない。 なんかさ、本高くない? 昔からこんな値段だったっけ? 紙が高くなったとか印刷代が、とか分かるんだけどさ、その値段の高まりに内容ついていってなくない? 選べば面白い本がある? たしかに、それはそうだと思う 古典を読め? それはベースにあるコンテンツ あなたの審美眼が悪いのでは? ほんとにそうかな? 私がお小遣い月1000円の子どもや学生だったら、この何処かで見たものの焼増しのような漫画を500円も出して買うかな? あと、最近装丁凝ってて800円とか1200円とかするやつ多くない?お金かけてほしいのはそこではないんだけど……。 私が一食500円で昼を済ますサ
交渉決裂ついにここまで…というニュースだった。ドイツ科学機構連合は、論文雑誌を多く発行するエルゼビア社(オランダ)との契約を解消したことが、世界中の研究者に大きな衝撃を与えている。 ドイツ大学学長会議(German Rectors' Conference、HRK)のDEALプロジェクトにおいて、エルゼビア社は全国規模のライセンス契約を提案していたが、ドイツ科学機構連合は10月、この提案を拒否し契約を解消した。理由として、エルゼビア社がオープンアクセス(OA)の原則に準拠しておらず、現在40%の利益率があるのに、さらに価格を上げようとしたことを挙げている。 出典:ドイツ科学機構連合とエルゼビア社の交渉が決裂 当然ではあるが、この結果、ドイツの科学者はエルゼビア社が発行する論文雑誌を読むことができなくなった。 Thousands of German researchers set to los
有料会員のみが閲覧を許される学術論文検索サービスをバイパスして、無料で科学論文をダウンロード可能にする論文検索サービス「Sci-Hub」が、アメリカの地方裁判所から全ドメインの利用差し止め命令を発令されました。この命令により、存在する全てのSci-Hubのドメインおよび将来的に取得するドメインについても利用が妨げられることになります。 Publisher Gets Carte Blanche to Seize New Sci-Hub Domains - TorrentFreak https://torrentfreak.com/publisher-gets-carte-blanche-to-seize-new-sci-hub-domains-180410/ Sci-Hubはこれまで多くの科学コミュニティからの称賛を浴びる一方で、出版社などから大きな批判を浴びてきました。そして、賠償金の支払
お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。 Internet Explorerのアップデートについて 下町ボブスレーのリベンジを図る。東京の下町、江戸川区の町工場の社長たちが純国産アーチェリー弓具の開発に取り組む。プロジェクトリーダーで金属加工を手掛ける西川精機製作所の西川喜久社長(52)は20年東京五輪での採用、その後の一般販売、事業化を目指す。2月の平昌五輪で、下町ボブスレーは2大会連続の不採用に終わった。自国開催の五輪では、今度こそ、日本のものづくりの質の高さをアピールする。【田口潤】 【写真】「下町ボブスレー」プロジェクト きっかけは江戸川区の広報紙だった。10年前、西川精機製作所の西川社長は紙面の片隅に「アーチェリー初心者講習会」の文字を目にする。子
東芝、シャープ、三菱自動車や神戸製鋼、そして、森友学園の国有地取得をめぐる公文書改竄事件――相次ぐ大企業の不祥事・経営危機や、国家を揺るがす事態の裏側には、ある病巣があった。 ソニーのカンパニープレジデントや、グーグル日本法人元社長を経て独立起業した実業家・辻野晃一郎氏と佐高信氏の新刊『日本再興のカギを握る「ソニーのDNA」』では、組織に従順で挑戦しないものが出世し、「個」を大事にしない日本型大企業や現政権の問題について鋭く斬り込んでいく。 「戦争で儲ける国にしないために」 佐高さんと知り合うきっかけになったのは、『週刊文春』の連載だ。2014年10月から2016年12月までの2年ほど、私は週刊文春にビジネス連載を持っていた。 安保法制はじめ、安倍政権が次々と強引に進める施策と、それにただ迎合するだけの経済界に強い失望と危機感を覚え、警鐘を鳴らす意味で、同誌の2015年10月1日号の連載に
株式会社ホルグ代表取締役社長。2007年、株式会社ネクスト(現・株式会社LIFULL)入社。2012年、同社インドネシア子会社「PT.LIFULL MEDIA INDONESIA」の最高執行責任者(COO)/取締役として日本から一人で出向。子会社の立ち上げを行い、以降4年半の間ジャカルタに駐在。同社在籍中の2016年7月に、地方自治体を応援するウェブメディア「Heroes of Local Government(HOLG.jp)」を個人としてリリース。2016年9月に同社退社後、同年11月に株式会社ホルグを設立。各地で奮闘する公務員に取材、インタビュー記事を掲載するほか、2017年から「地方公務員が本当にすごい! と思う地方公務員アワード」を主催。2019年からは「地方公務員オンラインサロン」を運営。forbesjapan.comオフィシャル・コラムニストとして「地方公務員イノベーター列伝
ニセコが世界的に注目されはじめたのは2000年頃からだ。最初はオーストラリア人から人気に火がつき、その後、SNSなどを通じて評判が広がると、フランスを中心に、イギリス、ドイツ、北欧など、ヨーロッパ各国からもスキーヤーが訪れるようになった。 理由はズバリ、雪質にある。ご存知の方も多いと思うが、ヨーロッパのアルプスなどの雪質は固く締まっており、初心者には荷が重いところが少なくない。それに対し、ニセコはサラサラのパウダースノーで、しかも毎日のように雪が降るから常に新雪。一度これを体験すると、その違いに病みつきになる人が続出するのも頷ける。しかも、ナイター施設なども充実しているのに加えて、温泉や北海道の食と魅力に溢れている。 物価も「世界の高級リゾート水準」 さらに、ここ数年は、香港やシンガポール、マレーシア、台湾などの華僑を中心とした富裕層や、フィリピン、ベトナム、タイなど、雪が降らない国からの
いまや「日本で最も国際的なリゾート」といわれる北海道ニセコ。街は外国人で溢れ、看板や物価も完全に富裕層向けにシフトしている。高級ホテルの建設ラッシュに沸く同地区は、地価の上昇でも3年連続国内トップを記録した。ところが、当然ウハウハだと思われた地元経済の実態は……? 毎年同地をスキーで訪れている金融コンサルタント、マリブジャパン代表の高橋克英さんが、最新事情から「インバウンド」という言葉にすがる日本の未来を読み解く。 日本人客にも「まずは英語で話しかける」ニセコ事情 パウダースノーで世界的に有名な北海道のニセコリゾート。オーストラリア人やフランス人に華僑を中心に、今年も世界中から多くのスキーヤー、スノーボーダ―が同地を訪れ、温泉とともにスノーシーズンを満喫した。 地元の倶知安町が、スイスのサンモリッツと姉妹都市の提携を結んでから54年、いまやニセコは「東洋のサンモリッツ」から「世界のニセコ」
2018年4月21日 12時0分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 「ジロリアン」と呼ばれる熱烈なファンを持つ「」 東京に展開する新橋店が21日に、新小金井街道店が5月27日に閉店する ファンからは「とても悲しい」「ショックすぎ」といった声が上がっている 「」の都内2店舗がこの春、立て続けに閉店する。 「新橋店」(東京都港区)が2018年4月21日に、「新小金井街道店」(東京都小金井市)が5月27日に店をたたむ。 「人員不足」「(店主の)引退」のため首都圏を中心に店舗を展開し、「ジロリアン」と呼ばれる熱烈なファンを持つ「」。 極太麺と巨大チャーシュー、背脂たっぷりの濃厚スープに大量の茹で野菜......と、ボリューム満点のラーメンで人気を集める。「野菜マシマシ(野菜多め)」といった独特の注文方法も有名だ。 今回、2011年開店の「新橋店」と2001年開店の
日米首脳会談で実施が決まった閣僚級の通商協議では、米国側は牛肉と自動車の市場開放を標的にする見通しだ。なぜ、この2品目にこだわるのだろうか。 「日本は牛肉などの分野で一方的な譲歩をすべきだ」。米側で協議を担うライトハイザー米通商代表部代表は昨年の就任時から牛肉を挙げ、日本との交渉に強い意欲を示してきた。背景には、米国内の畜産業界からの強い要請がある。 日本の輸入牛肉市場(2017年)は豪州(シェア50・3%)と米国(同41・7%)の2強が全体の9割あまりを占める。米国産の輸入関税は38・5%だ。これに対し、豪州産は15年に日本との経済連携協定(EPA)が発効したため、現在は26・9~29・3%。米国抜きの11カ国によるTPPが発効すれば、加盟する豪州の牛肉の関税は最終的には9%まで下がる。 トランプ大統領の公約でTP…
[Scott Sumner, “Japan is in the details,” The Money Illusion, April 17, 2018] ずっと前から日本にきてる人たちは、このポストは無視してほかのもっとためになるものを読んでもらった方がよさそうだ――たとえば、ノア・スミスの文章なんかがいいだろう。ともあれ、はじめての日本旅行についてちょっとばかりコメントを書こうと思う。現時点で、日程の6割を消化しているところだ。権威もないただの印象を書き綴った文章だと思ってほしい。 1. とにかく「ノウ」 午前4時に時差ボケ全開で到着したあと、徹夜明けでそのまま能の舞台を靖国神社で鑑賞した.(そう、あの靖国神社だ。) 時差ボケに苦しんでいたところに追い討ちでちっちゃな座り心地の悪い座席に座らされたけれど、そこそこ楽しめた。たぶん、以前ウィリアム・ヴォルマンの Kissing the M
AKB48の加藤玲奈の写真集が3月末に発売され、その過激さが“48グループ最大露出”と話題になっている。ぬいぐるみで胸を隠しているカットをはじめ、美尻や下着姿も惜しみなく披露。近年、アイドル写真集が何かと話題に上り、売り上げも好調だが、同時に露出傾向にあり、過激化の一途を辿っている。その背景にはアイドルグループ自体の拡大を担ってきた“ある層”の影響があるようだ。 “ポストこじはる”、かとれなの初写真集に「アイドルがここまでやっていいの?」 話題を呼んだ”ぬいぐるみブラ”カット AKB48の加藤玲奈は、グループきっての美貌の持ち主にしてオシャレ担当というポジションで“ポストこじはる”との呼び声も高いビジュアルメンバー。そのポテンシャルに女性ファッション誌『sweet』の渡辺佳代子編集長が惚れ込み、同誌が1st写真集『誰かの仕業』(宝島社)の制作を担当したという。 本作は、ロンドン&ハワイでロ
当時、配属されたのは、社内でも花形である警視庁記者クラブ。配属後の「1カ月ルール」というものがあり、1カ月以内に特ダネが取れなければ「飛ばされる」と聞いていた。 担当チームで、女性記者は1人だけ。Aさんは女性記者から引き継ぎを受け、女性記者に引き継いだ。そこにはきっと「見えない女子枠」があったのだ。 Aさんは、事件取材をしたいわけでも、特ダネを取りたいわけでもなかった。テレビ局に入社したのは、ドキュメンタリーを制作したかったから。事件取材で頑張って実績を出せば、次のチャンスがもらえるはずだと信じていた。 実際、独自ネタをとったら、それを元に番組の企画枠を担当させてもらえた。目の前にぶら下げられた小さなごほうびが、Aさんをプライベートがほとんどない取材活動に駆り立てていった。 「もうレース感覚ですね。その日その日の運動会で、1位を取ろうと必死でした」 同時に、もう一人の自分が常にささやいてい
日本のアニメーション文化を黎明期からけん引してきた故・高畑勲さん。1968年に『太陽の王子 ホルスの大冒険』で劇場用長編アニメを初監督以降、『アルプスの少女ハイジ』(1974年)、『母をたずねて三千里』(1976年)などのテレビシリーズを手掛け、その後のスタジオ・ジブリで『火垂るの墓』(1988年)『かぐや姫の物語』(2013年)などを発表。世界のアニメクリエイターたちの指針ともなったリアリズムに徹した演出論、表現描写は、宮崎駿監督の“作家性”に多大な影響を与えたことでも知られる。今回、『ハイジ』などで共に仕事をした経験を持ち、アニメ監督として同時代を生きる「ガンダムの生みの親」である富野由悠季氏に、高畑監督の功績を聞いた。 破綻していた『ハイジ』の制作スケジュール 「高畑さんたちは1ヶ月半の作業を10日でこなした」 高畑さんとのエピソードを語る、『ガンダム』生みの親・富野由悠季監督 富野
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