元 国税局職員さんきゅう倉田です。好きな団体は「経団連」です。 税金を払いたくて払っている方はほとんどいません。納税を支出と捉えるならば、支出は少しでも減らせる方が良いからです。 会社員であれば、給料から強制的に天引きされ、個人事業者であれば、面倒な確定申告をして納付しなければいけません。そうやって、みなさんの納めた税金が、なんのために集められているか知っていますか。 そう聞かれると、道路とか警察とか公務員の給料のためといった、表面的なことが脳裏に浮かびます。みなさんに非はありません。それは、学校教育で重点的に学ぶことがありませんし、知らなくとも不自由しないからです。 でも、今まで知らなかった税金の役割を知れば、「ならば仕方ない。文句を言わずに払おうかな」とほんのちょっぴり減価償却資産の備忘価額くらい気持ちが傾くのではないでしょうか。 今回は、主な税金の役割を4つ紹介します。 1.資源配分