YPGはPKKのシリアでの民兵(米国家情報局の議会への報告) 2018年02月15日 10:45 クルドアメリカの外交政策 確か本15日には米国務長官がトルコを訪問し、YPGに関する両国の対立等、緊張する両国関係の調整にあたることになっていますが、hurryiet net とal qods al arabi net は、13日の米議会への報告で、国家情報長官が、YPGはシリアでのPKKの軍事部門で、シリア内に独立的な地域の設置を目的として居ると語ったと報じています。 長官は、この独立的地域の設立については、ロシア、イラン、トルコの抵抗のあうだろうとして、更に、トルコの対テロ戦争協力は今後とも継続するだろうが、彼らの最大の課題はクルド問題であると語った由。 http://www.hurriyetdailynews.com/us-intel-report-presented-to-congre
<アメリカがクルド人を利用しては見捨てる、という歴史の繰り返しの中でも今回のトランプ大統領の裏切りは特にひどい> 「日本人に生まれてよかったな~」と思う瞬間はありますか? 温泉に浸かってアニメを観ながら、豚骨ラーメンを召し上がるときとか? では、逆に「〇〇人に生まれなくてよかったな~」と思う瞬間は? 僕は、ニュースを見てそう思うことは多い。特に最近だと「クルド人に生まれなくて、本当によかった」とばかり思っている。 多少失礼な言い方だが、けなすつもりは全くない。主にイラン、イラク、トルコ、シリアの国境地帯に住む山岳民族のクルド人は独自の文化、立派な伝統芸能や音楽、文学を持っている。ノーベル平和賞受賞者や世界一の水切りヨーグルトのメーカーの創立者など、世界に貢献している著名なクルド人もいる。もちろん、クルド人に生まれたならば、それを「よかったな~」ときっと思うはずだ。 でも、苦境に置かれている
クルド女性兵の遺体侮辱=トルコ側武装勢力、動画撮影-シリア北部 3日、シリア北部アフリンで、遺体が戻らないまま葬儀に参列するクルド人女性兵士の親族(左)や母親(中央)(AFP=時事) 【アフリン(シリア)AFP=時事】シリア北部での戦闘で死亡したとみられるクルド人女性兵士の遺体を撮影した動画がインターネット上に出回っている。遺体は損傷が激しい。一帯では、トルコが1月20日から越境攻撃を仕掛け、トルコの支援を受けた武装勢力がクルドの部隊と戦闘を繰り広げてきた。動画では、武装勢力の男たちが遺体を踏み付けるなど侮辱行為を加えており、クルド人からは報復を誓う声が噴き出している。 遺体の女性は20代とみられる。シリア北部アフリンでは3日、トルコの攻撃で死亡した兵士や民間人の合同葬が営まれた。女性の母親も参列したが、遺体が戻っていない。母親は「娘だけ埋葬できない。娘の遺体を引き裂いて、葬儀もさせない」
どうもみなさまこんにちは。細々とライターなどやっております、しげるでございます。配信中毒14回。ここではネットフリックスやアマゾンプライムビデオなど、各種配信サービスにて見られるドキュメンタリーを中心に、ちょっと変わった見どころなんかを紹介できればと思っております。みなさま何卒よろしくどうぞ 「配信中毒」バックナンバーはこちらから 今回紹介する配信作品は、ネットフリックスで配信中の『ホワイト・ヘルメット シリアの民間防衛隊』である。内戦が始まって8年ほどが経過するシリアで、比較的早い時期から活動しているボランティア救助隊を追ったドキュメンタリーだ。 爆撃直後の現場に突っ込んでいくシリアの民間救助隊、ホワイト・ヘルメット 米軍の撤退が開始されたタイミングでトルコによる侵攻も始まり、クルド人勢力がシリア政府軍と結びついたことでロシアが何もしてないのに得をするという、なんだかまたしてもよくわから
東シリア問題(米軍の増派?) 2019年10月25日 12:26 アメリカの外交政策シリア 米国のシリア政策はますます混迷?してきた模様です。 確か先にトランプは、今後米軍はイラクに移り、空軍(有志連合)とともに、ISの手から、シリア東部の石油地帯を守つことと、al tanaf 基地を維持して、イスラエルの安全を守ると発言したかと思いますが、al qods al arabi netは2つの記事で、米軍は東部シリアの油田地帯を守るために、米軍を残留させ(または増派)するだろうと報じています。 記事の一つは、wall street journal を引いて、米大統領府は、かってISの主要な資金源であった東部シリアの石油地帯をISの手から守るために、500名の米兵を残留させ、彼らを守るために戦車を増派することを検討中と報じています。 記事は更に、国防総省はシリア政策の選択肢を24日までに準備した
トルコの欧州に対する警告(脅迫)(風刺画) 2019年10月12日 18:16 トルコ難民 エルドアン大統領は、欧州がトルコに対して制裁を課したりすればトルコは大量のシリア難民を欧州に送り込むと警告しましたが、これはその風刺画です トルコの国旗の立った2門の大砲のうち、シリアに向けられたものには砲弾が入れられ、欧州(EU)に向けられたものには難民が積み込まれています。 難民を取引材料に使うとは何たる酷い奴と思いますが・・・「ここは中東」でしょうか? https://aawsat.com/home/cartoon/1941831/%D8%A3%D9%85%D8%AC%D8%AF-%D8%B1%D8%B3%D9%85%D9%8A
シリア北東部の軍事拠点から撤収する米軍の車両(2019年10月20日撮影)。(c)Delil SOULEIMAN / AFP 【10月25日 AFP】米国防総省は24日、勢力を盛り返す恐れのあるイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」にシリア北東部の油田が再奪取されるのを防ぐため、駐留部隊を増強する方針を明らかにした。 国防総省当局者は声明で、「ISIS(ISの別称)との戦闘で米国と同盟勢力が手にした最も大きな成果の一つは、ISISにとって欠かせない資金源となっていたシリア東部の油田を掌握したことだ」と述べた。 同当局者は匿名で、「こうした油田が再びISISなどの不安定化をもくろむ勢力の手に落ちるのを防ぐため、米軍はシリア北東部で(クルド人が主体の民兵組織)シリア民主軍(SDF)と協力して布陣の強化に取り組んでいる」「ISISが復活する可能性を完全になくすためには、こうした資金源を断たなけ
シリア・トルコ国境情勢 2019年10月28日 11:56 シリアトルコ シリア・トルコ国境地帯に関する若干の報道とりまとめ、次の通り。 どうも情勢は未だ、かなり混沌としている模様です。 シリア民主軍(クルド勢力中心)はロシアとの合意に基づき(この合意とやらが民主軍とロシアの合意という意味か、トルコ・ロシアの合意という意味か、不明。トルコ・ロシアはプーチンとエルドアンが合意したと報じられているも、ロシアと民主軍の合意というのは報じられてはいないと思う)、国境地帯から35㎞の安全地帯から撤退すると発表した。その後にはシリア政府軍が展開する予定とのことで、民主軍はロシアに対して、政府軍とクルド勢力間の調整を要請した由。また国境線から10㎞地点までの間で、29日からロシア・トルコの合同パトロールが実施される予定の由。しかし、シリア政府軍は、未だクルド勢力の全面的撤収は行われていないとしている。エ
10月27日、トランプ米大統領はエクソンモービルを含む米石油メジャーにシリアで油田操業を担わせる可能性に言及した。写真は油田周辺に停車するトラック。2013年11月11日、シリアのカミシュリで撮影(2019年 ロイター/契約カメラマン) [27日 ロイター] - トランプ米大統領は27日、エクソンモービルを含む米石油メジャーにシリアで油田操業を担わせる可能性に言及した。これについて法律やエネルギー業界の専門家からは違法で非倫理的などという批判の声が上がっている。 トランプ氏はシリアでの米軍特別部隊による軍事作戦に関する記者会見で「エクソンモービルあるいは他の米国の偉大な企業にシリアで適切な形で事業を担わせ、富を拡散させる可能性を念頭に置いている」と表明した。米軍の軍事作戦によって、過激派組織「イスラム国」(IS)の最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者がシリア北部で死亡した。[nL4N27
By Clker-Free-Vector-Images 下請けがさらに下請けを雇うという多重下請け構造は建設業界やIT業界だけではなく、殺し屋業界にまで及んでいるようです。中国で暗殺の多重下請けに関与した6名が逮捕されました。 南宁市中院对覃佑辉等人犯故意杀人罪抗诉案终审宣判 https://mp.weixin.qq.com/s/ibIkZBbnZb-menl7Xv4FAQ The five reluctant hitmen of China: group jailed over botched contract killing | World news | The Guardian https://www.theguardian.com/world/2019/oct/22/the-five-reluctant-hitmen-of-china-group-jailed-over-botch
In the summer of 2004, a young jihadist in shackles and chains was walked by his captors slowly into the Camp Bucca prison in southern Iraq. He was nervous as two American soldiers led him through three brightly-lit buildings and then a maze of wire corridors, into an open yard, where men with middle-distance stares, wearing brightly-coloured prison uniforms, stood back warily, watching him. “I kn
内戦下のシリアで先月以降、燃料不足が深刻化し、市民生活を圧迫している。米トランプ政権がシリアへの禁輸に加え、主な燃料調達元だったイランに対する経済制裁も再開したためだ。軍事的優勢を確実にしたアサド政権だが、国内の不満は高まっている。 朝日新聞の電話取材に応じた市民らによると、アサド政権は4月中旬、国土の約6割に上る支配地域を対象に、政府の補助金が入った廉価な石油の販売を制限(車1台につき100リットルまで)し始めた。ただ、状況は今月も改善せず、各地で数百メートルに及ぶ給油待ちの車列ができている。都市部のバスの便数も減り、タクシーの乗車価格は2~3倍に高騰しているという。 北部の商都アレッポで裁縫業を営むアフマドさん(33)はミシンを動かす発電機に入れる燃料がなく、一時休業を余儀なくされた。今月になって工場を再開したが、補助金対象外で6割以上高い石油を購入し、不足分を補っている。「コストは商
シリアで過激派組織IS=イスラミックステートの復活が懸念される中、アメリカがISから油田を守るためシリア東部に新たに部隊を展開させる方針を示したことに対し、アサド政権の後ろ盾となっているロシアの国防省は「油田の占領であり、国家による強盗行為だ」とアメリカを厳しく非難しました。 これに対してロシア国防省は26日、声明を発表し「シリアの資源は、すべてシリアのものだ。アメリカがシリア東部でやっていることは、油田の占領であり、国家による強盗行為だ」と厳しく非難しました。 声明に合わせてロシア国防省は、シリア東部の油田地帯で原油の運搬車両が活動している様子を撮影したとする衛星写真を公開し、「アメリカの民間軍事会社や情報機関の口座に、利益が振り込まれている」と主張しました。 そのうえで「ISの戦闘員など、荒唐無稽な作り話だ」として、アメリカが、ISの脅威を理由にシリア東部にとどまろうとしていると強く反
3月5日、米陸軍は、戦場で爆弾探知などで活躍した軍用犬に対し、帰国後に不適切な扱いがあったことを認め、国防総省監察官の改善勧告に従うと表明した。写真は2007年10月にバグダッドで撮影(2018年 ロイター/Fabrizio Bensch) [5日 ロイター] - 米陸軍は5日、戦場で爆弾探知などで活躍した軍用犬に対し、帰国後に不適切な扱いがあったことを認め、国防総省監察官の改善勧告に従うと表明した。 2日に公表された報告は、アフガニスタンで部隊に従軍して路上爆弾探知の任務に当たっていた複数の作業犬が、帰国後に不適切な扱いを受けたと指摘。一部の犬は、新たな飼い主に引き取られるか、軍または政府機関で再活用されるまでの期限を超え、最長11カ月間犬舎に置かれたという。報告は、この犬たちは放置され、一部は殺害されたとしている。
古い話も今の話も、それでもやっぱり、ずっと日本! Truly, honestly, DEEPLY JAPAN! 今週はシリアの展開が非常に興味深かった。 サウジ、パレスチナ支援を約束 で書いた通り、地域の関係国の協力も得てシリアの「アサド・マスト・ゴー」(アサドは出ていけ)」というヒラリーらの取り組みはもはや過去のものとなった。しかしそれを認められないヒラリーをはじめとしたアメリカ勢がわらわらバカなことを書き続けているのが現状。 トランプはロシアのアセット(工作員)だという騒ぎもおさまらず、さらには民主党の2020年の大統領候補の1人であるトゥルシー・ギャバードもロシアのアセット扱いとなっていた。 なんといってもトゥルシーはシリアでのNATO諸国合同侵略戦争がたけなわの時に、アメリカのやっているのは違法な戦争であると言い切った人。2015年から言ってるから筋金入りだね。 シリアでの違法な戦
2019年10月18日 ケイトリン・ジョンストン CatlinJohnstone.com 人類は、NIR School of the Heartの最近のイベントで、他ならぬエレン・デジェネレスの親友で世界的に有名な平和専門家ジョージ・W・ブッシュによる平和に関する重要な講義を拝聴する光栄に浴した。 「平和な中東が彼らの国益だとイランが信じていると私は思わない」とブッシュ演説に関し、オンラインでは唯一のものと思えるワシントン・ポストのジョシュ・ロギンによる短いツイッターによれば、元大統領はこう述べた。 「孤立主義アメリカが世界中を不安定化している」と講演の中で、ロギンによれば現職大統領に対する非難としてブッシュは言った。「我々は孤立主義になっており、それは平和にとって危険だ。」 ネオコン用語にお馴染みではない方々にご説明すると、この「孤立主義」というのは、地球のあらゆる場所で、継続的な軍の拡
[Simon Wren-Lewis, “Brexit is a denial of economics as knowledge,” Mainly Macro, October 22, 2019] とある有名な EU離脱支持者がこんなことを言った――レン=ルイスが腹を立てるだけでも,EU離脱はやる値がなきにしもあらずというものだ.EU離脱がなされそうな見通しを思うと,緊縮のときに覚えたのと同じ恐怖で私の心はいっぱいになる.この2つのつながりは,自明ではない.どちらも,基本的な経済学から見てほぼ誰もが痛手を被る政策に一国全体を巻き込む点で共通している. こんなことは,私のこれまでの生涯で見たことがなかった.かつて,緊縮を――景気後退時に財政の引き締めを――試みようとした唯一の人物は,サッチャーだった.しかも,その政策は2年で撤回された(実施を取りやめたわけではないが,財政の引き締めは巻き戻さ
EU=ヨーロッパ連合の各国は、今月末に迫ったイギリスの離脱期限について、最も長くて来年1月末までの3か月間の延期を認めることで一致しました。これを受けて、イギリスのジョンソン首相は、総選挙を12月に実施するための動議を議会に提出しましたが否決され、今度は法案を提出してあくまで総選挙の実施を求める考えを強調しました。 EUとイギリスがすでに合意した離脱条件の内容をイギリス議会が早く承認すれば、期限を待たずに離脱を認めるということです。 EUの外交筋によりますと、今後、書面での手続きを進め、早ければ29日にも延期が正式に決まるということで、今月末の「合意なき離脱」は避けられる見通しとなりました。 これを受けて、ジョンソン首相は、EUと合意した離脱条件などについて国民の信を問うとして、12月12日に総選挙を実施するための動議を議会に提出しましたが、議員の3分の2の賛成を得られず、否決されました。
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