経済界はこのほど、書籍『9割の人間は行動経済学のカモである』を発売した。著者はアサツーディ・ケイ シニアプランニングディテクターの橋本之克氏。価格は1,470円。 人間はこんなにも損をしたがる動物なのか。同書によると、行動経済学とは「売る側に都合の良い『判断や行動』を起こさせる」儲けるための学問、つまり「1割のカモる人間になるための学問」だという。同書は、パズドラの大ヒットから、イチローのメンタル、AKBの社会現象まで、最新事例を元に「ビジネスや日常生活にもツカえる行動経済学の知見」(橋本氏)を紹介。非合理な心を掴み、合理的に顧客を動かす方法を解き明かす。 主な内容は、「第1章 行動経済学は人間を意のままに動かす最強の学問」、「第2章 1割の人間は『プロスペクト理論』を知っている」、「第3章 犯した過ちはすべて『ヒューリスティクス』にある」、「第4章 『フレーミング理論』活用の儲かるビジネ