不文律としてきました。1965年度に戦後初めて国債を発行した際、当時の福田赳夫蔵相は「公債を軍事目的に活用することは絶対に致しません」と国会で明確に答弁しています。その“禁”を破ったのが、岸田文雄首相です。(『 らぽーる・マガジン らぽーる・マガジン 』原彰宏) 【関連】牛を殺せば助成金…政府に振り回される酪農家たち。過去最悪レベルの「牛乳ショック」で毎日生乳廃棄へ=原彰宏 ※本記事は、『らぽーる・マガジン』 2024年5月13日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。 「防衛費のために借金」という禁じ手を使った岸田首相 防衛費を国債で賄うことなどあってはならない…。 政府は野放図な借金を重ねたことが先の大戦を招いたことから、国債を防衛費に充てないことを 不文律としてきました。 借金で防衛費を賄うということは、ある意味無尽蔵に資金が供給できること